■最高益・増配・自社株買いからAI活用、医療DX、新規サービスまで幅広く注目
・(注目決算)INPEX<1605>(東証プライム):2026年12月期中間利益は前年同期比17.7%増の2631億円。通期利益予想を5100億円へ引き上げ過去最高を見込む。年間配当を112円へ増額し、5000万株・1400億円を上限とする自己株式取得も決定した。
・(注目決算)セイコーグループ<8050>(東証プライム):2027年3月期第1四半期経常利益は94.3%増の164億円。通期予想を340億円から415億円へ上方修正し、4期連続の最高益予想を上乗せ。グローバルブランドの伸長を背景に、年間配当も105円へ増額した。
・(注目決算)大同信号<6743>(東証スタンダード):2027年3月期第1四半期経常利益は前年同期比75.8%増の7億2600万円。通期計画19億円に対する進捗率は38.2%となった。売上高営業利益率も前年同期の4.7%から9.3%へ上昇し、収益性が大きく改善した。
・(注目決算)内外テック<3374>(東証スタンダード):2027年3月期第1四半期経常利益は7.2倍の5億9000万円。生成AI関連投資を追い風に売上高も59.9%増。通期経常利益を25億4000万円へ73.9%上方修正し、4期ぶり最高益を見込む。配当も144円へ増額した。
・(注目決算)三菱瓦斯化学<4182>(東証プライム):2027年3月期第1四半期は売上高25.7%増、営業利益約2.5倍、経常利益約2.1倍。メタノール市況上昇や円安、電子材料の販売拡大が寄与し、通期営業利益を710億円、経常利益を790億円、純利益を550億円へ上方修正した。
・(注目決算)大阪ソーダ<4046>(東証プライム):2027年3月期第1四半期経常利益は58.7%増の70億5000万円。通期予想を204億円から221億円へ上方修正し、2期連続最高益予想を上乗せ。アリルエーテル類やヘルスケア関連製品が寄与し、年間配当も30円へ増額した。
・(注目決算)ノリタケ<5331>(東証プライム):2027年3月期第1四半期経常利益は63.2%増の54億600万円。通期経常利益を150億円から165億円へ上方修正し、従来の減益予想から一転して2期連続最高益を見込む。年間配当も100円から120円へ増額した。
・(決算速報)京写<6837>(東証スタンダード):2027年3月期第1四半期は、受注増加と販売価格適正化効果を背景に増収・大幅増益。通期の大幅増益予想は据え置いたが、第1四半期の進捗率は高水準。同社は積極的な事業展開を進め、収益拡大基調が続くとしている。
・(決算速報)ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード):2027年3月期第1四半期は大幅増収となり損失幅が縮小。主力の直動機器需要が産業用機械関連を中心に回復した。通期の黒字転換予想を据え置き、減価償却負担の減少や半導体製造装置、ロボット向け需要拡大も収益回復要因として期待される。
・(決算速報)ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム):2027年3月期第1四半期の売上高は、前期の価格改定効果で過去最高。営業利益は総菜関連事業の売上減少や包装資材価格上昇で小幅減となった。通期予想は据え置き、原材料価格の高止まりを織り込んだ慎重な利益計画としている。
・(決算速報)Jトラスト<8508>(東証スタンダード):2026年12月期中間期は増収・大幅増益で、営業利益は計画を26億円、56%上回った。日本金融が好調で韓国金融、不動産も改善。自己株式取得に加え、韓国・東南アジア金融事業などを対象とするスピンオフの検討開始も発表した。
・(決算速報)冨士ダイス<6167>(東証プライム):2027年3月期第1四半期は大幅増収増益。タングステンなど原料価格高騰に対する価格転嫁が進み、製造原価への影響も想定を下回った。中間期・通期の利益予想を上方修正する一方、下期は原材料価格の不透明感を考慮し慎重に見積もった。
・(決算速報)オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース):2026年12月期中間期は売上高が前年同期比1662.4%増の5億300万円となり、損失幅も大幅縮小。食道がん向け「OBP−301」の製造販売承認に伴うマイルストーン収入が寄与し、研究開発中心から製品販売を含む事業モデルへの転換が進む。
・JR東海<9022>(東証プライム):Gaudi Clinicalと、東海道新幹線の荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を活用した再生医療の細胞・細胞加工物輸送を8月17日から開始。首都圏中心だった供給エリアを名古屋・大阪へ広げ、速達性や定時性を生かした安定供給体制を構築する。
・ヤマダホールディングス<9831>(東証プライム):ツクイと予防型リフォームブランド「YELLONE HEART」を共同開発。理学療法士監修の浴室リフォームで、またぎ込み高さ39cmの浴槽、断熱設備、利用者の身長に合わせた手すり配置などを採用し、高齢者の転倒やヒートショック防止を支援する。
・メドレー<4480>(東証プライム):クラウド診療支援システム「CLINICS」に「AI文書アシスト」を追加。患者情報や診療記録からAIが診療情報提供書の下書きを自動作成する。今後は一般診断書、療養計画書、訪問看護指示書などにも対象を広げ、医療従事者の事務負担軽減を図る。
・SHIFT<3697>(東証プライム):防衛装備庁からAI装備品等の技術的審査支援を受託し、6月12日からプロジェクトを開始。ソフトウェア品質保証や第三者検証、AI品質評価、セキュリティ、防衛分野の知見を生かし、研究開発における品質評価環境整備と技術的妥当性の審査を支援する。
・博報堂DYホールディングス<2433>(東証プライム):「グローバル次世代モビリティ研究」を始動し、日本、中国、米国など8か国3200人を調査。移動手段では安全性を重視する回答が67.7%で最多となり、「人間主導・AI補助」も61.9%。生活者視点から次世代モビリティの社会実装を探る。
・アニコム ホールディングス<8715>(東証プライム)・アリアケジャパン<2815>(東証プライム):アニコムグループの健康データとアリアケジャパンが約60年培った食の技術を融合し、ペットフードを共同開発。第一弾「7Days Food ピューレ」を2026年10月に発売予定で、おいしさと健康の両立を目指す。
・かんぽ生命保険<7181>(東証プライム):セールスフォース・ジャパンと国内企業初となるSalesforceのAI包括契約を締結。営業やコールセンターなどでAIエージェントの活用を拡大し、「Data 360」「MuleSoft」で全社データをつなぐ基盤を整備、業務・サービス改革を加速する。
・(決算速報)三洋貿易<3176>(東証プライム):2026年9月期第3四半期累計は売上高8.8%増、営業利益18.5%増、純利益18.3%増と増収増益。通期予想も上方修正し、売上高1380億円、営業利益75億円、当期純利益60億円を見込む。販売価格の見直しや海外グループ会社の連結化などが業績拡大に寄与した。
・(注目決算)リクルートホールディングス<6098>(東証プライム):2027年3月期第1四半期の最終利益は前年同期比67.5%増の2026億円。通期予想を6230億円から7550億円へ21.2%上方修正し、前期比51.9%増を見込む。4期連続最高益予想をさらに上乗せし、HRテクノロジー事業を中心とする収益力向上が業績を押し上げる。
・(注目決算)堀場製作所<6856>(東証プライム):2026年12月期上期の経常利益は前年同期比39.5%増の314億円。通期予想を685億円から710億円へ引き上げ、6期連続の最高益予想を上乗せした。年間配当予想も490円から790円へ300円増額。先端材料・半導体分野の事業拡大と大幅増配による株主還元強化が注目される。
・(注目決算)ゼンショーホールディングス<7550>(東証プライム):第1四半期は売上高16.8%増の3248億円、経常利益52.6%増の237億円、純利益89.2%増の151億円。上期経常利益予想を398億円から500億円、通期を840億円から946億円へ上方修正した。国内外の外食事業の成長を背景に収益拡大が続く見通し。
・(注目決算)日本電子材料<6855>(東証スタンダード):第1四半期経常利益が前年同期比2.3倍の31億9200万円に急拡大。メモリー向けプローブカードの販売増や国内工場の高稼働が寄与した。通期経常利益予想を73億円から93億円へ27.4%引き上げ、年間配当も80円から100円へ増額。生成AIを背景とした先端半導体需要が追い風となる。
・(注目決算)レスター<3156>(東証プライム):2027年3月期の経常利益予想を45%上方修正し、最高益予想をさらに引き上げた。年間配当予想も10円増額。半導体・電子部品商社として、AIやデータセンター向けを含む需要を取り込んでおり、業績上振れと株主還元強化が同時に進む決算となった。
・(注目決算)テルモ<4543>(東証プライム):第1四半期の売上収益は前年同期比19.9%増の3118億円、最終利益は68.3%増の704億円。米州を中心に販売が伸び、主要利益項目が四半期最高を更新した。通期最終利益予想も1653億円から1931億円へ16.8%引き上げ、前期比42.1%増を見込む。
・(注目決算)松田産業<7456>(東証プライム):第1四半期の経常利益は前年同期比2.8倍の109億円。通期予想を246億円から296億円へ20.3%上方修正し、最高益予想を上乗せした。年間配当も110円から120円へ増額。電子デバイス向けを中心とする貴金属関連事業が伸び、貴金属リサイクル関連としてのテーマ性も備える。
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2026年08月10日
【主なニュース&材料】好決算・上方修正・AI・再生医療・防衛・予防型住宅――成長材料相次ぐ
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:46
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