船場<6540>(東証スタンダード)は8月12日、グローバル基準でのオフィス新設・移転・改装を対象に、経営や組織の課題を整理し、計画・設計・施工・効果検証まで同じ判断軸で一貫支援する「ワークプレイスデザインKPIメソッド」を開発したと発表した。オフィスへの投資対効果を高めるため、実現すべき要素の優先順位を明確にする。

同メソッドは「KPIサーベイ」「KPI設定」「KPI設計テーマ」の3段階で構成する。サーベイで人・組織・空間の現状と課題傾向を可視化し、6領域40項目のKPIから優先課題を抽出。その結果を独自のフィルターで「KPI設計テーマ」に変換し、関係者間の共通言語として、必要な接点や動線、機能、運用方針など具体的な設計条件へ落とし込む。
背景には、働き方の多様化や人材流動性の高まりに伴い、オフィスが単なる執務空間から、人材育成・獲得や組織力向上に関わる経営上の投資対象へ変化していることがある。船場は商業施設やワークプレイスなどの調査・企画からデザイン、設計、施工、メンテナンスまで手掛けており、2025年には企業価値と資産価値を高めるオフィスづくりを推進するCVX戦略室を新設した。今後は同メソッドを活用し、検討初期から完成後の効果検証まで一貫した提案を展開する。
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