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2026年08月13日

【どう見るこの株】プレステージ・インターナショナル、40周年記念優待で5連騰、総合利回り8.9%、好業績・自己株取得も支援

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■総還元性向70%以上を目標、優待再導入・記念優待・自己株取得で株主還元を強化

 プレステージ・インターナショナル(PI)<4290>(東証プライム)は、前日12日に2円高の705円と小幅ながら5営業日続伸して引けた。同社は今年7月28日、創業40周年を記念する株主優待制度の実施を発表。再導入した既存の株主優待制度や今2027年3月期の連続増配と合わせた総合利回りが8.93%に高まることから、インカムゲインを狙う買いが続いている。記念優待と同時発表した今3月期第1四半期(2026年4〜6月期、1Q)業績が2桁増益で着地したほか、自己株式取得を実施していることも支援材料となっている。

■40周年記念でQUOカード3000円、年間配当28円と合わせ総合利回り8.93%

 同社は今年10月に創業40周年を迎えることを記念し、株主優待を追加実施する。同社株を100株以上保有する株主を対象に、9月末を基準日としてQUOカード3000円分を贈呈する。これとは別に、2020年3月末で廃止した株主優待制度を今年5月に再導入すると発表しており、3月末を基準日として100株以上保有する株主にQUOカード500円分を贈呈する。

 今3月期の年間配当は28円(前期実績26円)と連続増配を予定する。12日終値705円ベースの年間配当利回りは3.97%で、2つの株主優待を合算した総合利回りは8.93%となる。

 このほか、中期経営計画で総還元性向70%以上を目標に掲げる株主還元策の一環として、自己株式取得も実施している。取得上限は160万株(発行済み株式総数の1.28%)、取得総額は10億円、取得期間は今年8月3日から10月30日までとしている。

■1Qは営業利益17.4%増、オートモティブ・プロパティ事業が伸長

 今期1Q業績は、売上高181億7300万円(前年同期比8.7%増)、営業利益22億7100万円(同17.4%増)、経常利益23億5200万円(同16.9%増)、純利益11億7300万円(同15.9%増)と増収2桁増益で着地した。

 損害保険会社や自動車メーカー向けにロードサービスを提供するオートモティブ事業では、クライアント企業に対する委託料改定や新規事業開始の効果が寄与した。分譲・賃貸マンションや戸建ての修繕、コインパーキングのメンテナンスを提供するプロパティ事業では、対象賃貸戸数の増加やクライアント企業との委託料交渉がまとまったことなどが業績を押し上げた。

 今3月期通期業績は期初予想を据え置き、売上高760億円(前期比7.2%増)、営業利益96億円(同8.2%増)、経常利益99億3000万円(同16.1%増)、純利益59億2000万円(同横ばい)を見込む。純利益は前期に達成した過去最高水準を維持する予想となっている。

■PER14倍台、総合利回り8.93%、年初来高値762円奪回を意識

 株価は、今期業績の続伸・連続増配予想に株主優待制度の再導入が加わり、710円高値まで買われた。その後は反動安で年初来安値623円まで調整し、600円台前半での下値固めが長引いたが、40周年記念優待、自己株式取得、今期1Q好決算の合わせ技で739円までリバウンドし、足元では700円台を固める展開となっている。

 株価指標はPER14.8倍、総合利回り8.93%と値ごろ感がある。9月末の記念優待の権利取りも意識され、まず直近高値739円を上抜ければ、今年1月につけた年初来高値762円の奪回が次の焦点となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | どう見るこの株