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2026年08月17日

中外製薬、テセントリクの結腸がん術後補助療法で適応拡大申請

■承認なら国内初の免疫チェックポイント阻害剤、海外第V相試験で有効性示す

 中外製薬<4519>(東証プライム)は8月14日、抗悪性腫瘍剤・抗PD−L1ヒト化モノクローナル抗体「テセントリク」について、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI−High)を有する結腸がんの術後補助療法として、成人および小児を対象に厚生労働省へ適応拡大を申請した。承認されれば、同適応では国内初の免疫チェックポイント阻害剤となる見込み。

 申請は、根治切除後の病理学的StageVでDNAミスマッチ修復機能欠損(dMMR)を有する結腸がん患者を対象とした海外第V相医師主導治験「ATOMIC試験」の結果に基づく。標準的な術後補助化学療法mFOLFOX6にテセントリクを併用した群の3年無病生存率は86.3%で、mFOLFOX6単独群の76.2%を上回った。再発または死亡リスクは50%低減し、統計学的に有意な延長を示した。

 安全性では、主な有害事象として肝機能障害43.9%、皮膚障害33.8%、甲状腺機能低下症18.8%などが確認されたが、既知の安全性プロファイルと同様で、新たなシグナルは認められなかった。国内では大腸がんのdMMR症例は6〜7%とされ、StageVでは術後補助化学療法後も約30%に再発が認められており、新たな治療選択肢への期待が高まる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:43 | IR企業情報