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2026年08月17日

加賀電子、米国にEMS新会社設立、北米市場で顧客開拓を加速

■10月1日業務開始、メキシコ生産と連携しUSMCAの関税メリット活用

 加賀電子<8154>(東証プライム)は8月17日、グローバルEMS戦略のさらなる推進に向け、米国に新会社「KAGA EMS AMERICA,INC.」を設立したと発表した。今後、急速な需要拡大が見込まれる米国市場で新規顧客開拓や営業・マーケティング支援を担い、北米でのEMS事業拡大を加速する。新会社は7月30日設立、10月1日に業務を開始する。

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 新会社は、メキシコの連結子会社TAXAN MEXICO S.A.DE C.V.(TMX)が80%、香港のKAGA(H.K.)ELECTRONICS LIMITED(KGHK)が20%を出資する。所在地は米イリノイ州シャンバーグ、資本金は100万米ドル(約1.5億円、1米ドル=150円換算)。北米EMS市場における新規顧客開拓と営業・マーケティング支援を事業内容とする。

■「脱中国」「北米回帰」を追い風にメキシコ生産との連携強化

 TMXは2017年の設立以来、米国向け車載関連製品を中心に生産し、米国向け空調機器用基板実装の新規顧客獲得を受けて2024年に大型設備投資を実施、現在では同社EMS生産拠点として最大級の規模を持つ。KGHKも深圳工場を基盤に日系・欧米系企業へ基板実装や完成品組立を提供しており、米国向けの新規顧客開拓を進め、TMXとの連携による事業機会創出に取り組んでいる。

 米中関税問題を契機に、米国向け生産では「脱中国」と「北米回帰」の動きが加速している。加賀電子は、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の関税メリットを生かせるTMXのメキシコ生産を戦略的に活用する方針。自動車産業が集積するイリノイ州に設けた新会社の地の利も生かし、営業活動を強化することで、米国市場におけるEMS事業の本格拡大を目指す。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | IR企業情報