【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック
2026年08月18日

三井金属、マレーシアに銅箔新拠点、VSP月産5,000t体制も視野

■2031年以降に新工場、VSP月産1,200t・MicroThin月産400万uを新設

 三井金属<5706>(東証プライム)は8月17日、2030年以降の銅箔生産能力増強の展望を発表した。AI・半導体市場の継続的な急成長を見据え、マレーシア工場の近傍に新たな土地を取得し、2031年以降に高周波基板用電解銅箔「VSP」とキャリア付極薄銅箔「MicroThin」の新生産拠点を設立する計画である。

 新拠点の生産能力はVSPが月産1,200t、MicroThinが月産400万u。既存能力と合わせ、VSPは月産2,600t、MicroThinは月産1,200万uの体制を構築する。VSPについては、さらなる市場拡大に応じ、取得予定地を活用して月産5,000tまで増強できる生産体制も視野に入れる。

 VSPは高周波数帯でプリント基板の伝送損失を低減し、サーバーやルーター、スイッチなどに採用されている。足元ではAIインフラ向け「HVLP5」グレードが量産段階に入り、ビッグテック各社で採用が進む。MicroThinも半導体パッケージ基板や光モジュール、スマートフォン用マザーボードなどで使用され、データセンターやAIサーバー関連を中心に需要拡大を見込む。

→【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック >


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29 | IR企業情報