JVCケンウッド<6632>(東証プライム)は8月18日、シンガポールのINNOFUSION SEMICONDUCTOR PTE. LTD.(IFS社)と業務提携契約を締結し、撮像機器向けサイバーセキュリティ対応SoCを共同開発したと発表した。同SoCを搭載した国内自動車メーカー2社向けドライブレコーダーのOEM製品は市場投入を開始済みで、今後は年間100万台規模への拡大を見込む。

ドライブレコーダーではネットワーク接続や車載システムとの連携が進み、不正アクセスへの対策需要が高まっている。共同開発したSoCは自動車のサイバーセキュリティ国際規格「ISO/SAE 21434」に準拠。必要機能をあらかじめチップに組み込むことで、製品ごとの開発負荷を抑えながら効率的な対応を可能にする。
JVCケンウッドが35年以上培った撮像技術を実装し、継続的なアップデートや車両ライフサイクル全体での長期利用を想定した設計とした。ドライブレコーダーに加え、ネットワークカメラなど幅広い撮像機器への展開や映像の改ざん検知機能の付加も可能で、同社は撮像機器分野の共通プラットフォームとして今後の製品開発に活用する。
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