(決算速報)
■産業機械が収益牽引、次期は売上高51.3%増・営業利益26.4%増を計画
北川精機<6327>(東証スタンダード)は8月18日、2026年6月期連結決算を発表した。売上高は前期比6.1%増の66億7百万円、営業利益は52.2%増の9億49百万円、経常利益は72.0%増の10億31百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は90.1%増の7億50百万円となった。2027年6月期も増収増益を見込み、売上高100億円、営業利益12億円を計画する。同時に2026年6月期の期末配当を従来予想から3円増額して23円とし、次期は25円を予想した。
■主力の産業機械が伸長、売上高営業利益率14.4%に上昇
主力の産業機械事業では、銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置や搬送機械の売上が順調に推移し、売上高は前期比7.1%増の65億5百万円、営業利益は53.2%増の9億47百万円となった。連結の売上高営業利益率は前期の10.0%から14.4%へ上昇し、収益性が改善した。一方、主要製品は案件ごとの個別仕様に基づいて設計・製造するため、大型案件ほど売上計上まで長期間を要し、四半期ごとの売上高が変動しやすい事業特性がある。
■27年6月期は売上高100億円、営業利益12億円へ
2027年6月期は売上高を前期比51.3%増の100億円、営業利益を26.4%増の12億円、経常利益を14.3%増の11億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を8.0%増の8億10百万円と予想する。第2四半期累計では売上高56億円、営業利益6億80百万円、経常利益6億60百万円、純利益4億50百万円を見込む。
中期経営計画「KITAGAWA 2030」では、2030年6月期に売上高100億円、営業利益15億円、営業利益率15%以上、ROE12%以上を目標としている。2027年6月期の売上高予想100億円は中計最終年度の売上目標と同水準となる。今後は売上規模の拡大に加え、営業利益15億円、営業利益率15%以上の中計目標に向け、収益性をどこまで高められるかが焦点となる。
■期末配当を23円に増額、次期は25円予想
株主還元も拡充する。2026年6月期の期末配当は、6月19日時点の予想20円から3円増額して23円とする。前期実績12円から11円の増配となり、配当総額は1億87百万円。2027年6月期はさらに2円増配し、年間25円を予想する。財務体質の強化や成長投資に必要な内部留保を確保しながら安定的な配当を維持し、必要に応じて自己株式取得も機動的に実施する方針である。
■投資単位引下げを継続検討、株式流動性向上へ
同日、投資単位の引下げに関する考え方も開示した。幅広い投資家の市場参加や株式流動性の向上に資する有効な施策と位置付け、株価水準、出来高、株主構成、費用対効果などを総合的に勘案し、継続的に検討する。2026年6月30日時点の投資単位が50万円以上となったことを受けた開示で、今後の投資単位引下げに向けた対応も注目される。
■株価は3935円、決算発表を前に高値圏から調整
18日の株価は前日比50円安(1.25%安)の3935円で引けた。始値4110円、高値4110円、安値3700円と日中の値幅は大きく、出来高は162万7300株だった。7月2日の年初来高値9480円からは約58%下の水準にある一方、8月10日終値3210円からは約23%上昇している。2027年6月期は売上高51.3%増、営業利益26.4%増を見込む。最新会社予想を基準にした予想PERは約39.7倍で、今後は大型案件の売上計上や収益性向上など、業績拡大計画の実現度が株価評価の焦点となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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2026年08月19日
北川精機、26年6月期純利益90.1%増、期末配当23円に増額、27年6月期売上高100億円予想
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20
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