■欧州Isar Aerospaceを採用、JAXAの大型デブリ除去実証へ
アストロスケールホールディングス<186A>(東証グロース)は9月1日、日本連結子会社のアストロスケールが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズU「ADRAS−J2」ミッションについて、欧州の宇宙企業Isar Aerospace SEと打上げ契約を締結したと発表した。打上げ予定時期は2028年4月期(日本政府2027年度)。契約締結は8月28日に子会社取締役会で決議し、JAXAから開示許諾を得たため公表した。
同社グループは、スペースデブリの除去、衛星の寿命延長、故障機や物体の観測・点検などの軌道上サービスを展開する。ADRAS−J2は、2024年に実施した「ADRAS−J」の後続ミッションで、対象となる大型デブリは日本のロケット上段で全長約11メートル、直径約4メートル、重量約3トン。対象物へ接近し、捕獲したうえで軌道離脱させ、実際の大型デブリ除去を実証する計画である。
Isar Aerospaceは、小型・中型衛星や衛星コンステレーション向けの打上げサービスを提供する欧州企業で、打上げ機の設計、製造、試験のほぼすべてを社内で一貫して行う。今回の契約は2027年4月期通期の連結業績予想の前提に含まれており、業績予想への影響はない。ADRAS−J2の契約金額総額120億円(税抜き)にも変更はないとしている。
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2026年09月02日

































