【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック
2026年09月02日

NTTファシリティーズ・日本郵船など4社、港湾立地型洋上DC構想を策定、社会実装を加速

■浮体型DCを岸壁に横づけ、都市部近郊から地方まで幅広い立地に対応

 NTT<9432>(東証プライム)グループ傘下のTTファシリティーズ、日本郵船<9101>(東証プライム)豊田通商<8015>(東証プライム)の完全子会社ユーラスエナジーホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の完全子会社三菱UFJ銀行は9月1日、洋上浮体型データセンター(洋上DC)の実現に向け、新たな「港湾立地型洋上DC」コンセプトを策定した。浮体型DCを港湾エリアの岸壁に横づけして運用する構想で、洋上DCの社会実装を加速する。

nttf1.jpg

 世界的なデータセンター需要の急増に伴い、建設用地や電力の不足、建設リードタイムの長期化が深刻化している。4社はこれまで、洋上風力発電など大規模な再生可能エネルギーを活用しやすく、規模や独立性を確保しやすい沖合立地型洋上DCを理想形の一つとして検討してきた。一方、アクセス性や大容量通信、電源構成などの課題を踏まえ、用途や立地条件に応じた新たな形態として港湾立地型を打ち出した。

■都市部近郊から地方まで展開、既存インフラとの接続性を確保

 港湾立地型洋上DCは、都市部近郊から地方部まで幅広い立地に対応できるほか、既存インフラとの接続性を確保しやすく、自家発電を含む沿岸資源の活用も想定する。外洋での運用を目指す沖合立地型とは異なる特徴を持たせ、洋上DCの実現可能性を高める。

 日本郵船はプロジェクト全体を統括し、NTTファシリティーズは洋上DCの設計・構築・安定運用を技術検証する。ユーラスエナジーホールディングスは洋上風力発電の電力活用によるカーボンニュートラル化を推進し、三菱UFJ銀行は金融知見やネットワークを生かした事業共創と金融支援を検討する。4社は港湾立地型の実現を通じて社会実装を進め、将来の沖合立地型洋上DCの実現につなげる。

→【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック >


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | IR企業情報