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2026年09月03日

日立、宇宙からインフラ・災害を3次元監視、「構造化電波」の衛星搭載へ原理検証に成功

■大気と地表を同時把握、災害監視・インフラ管理を予防・予知保全へ

 日立製作所<6501>(東証プライム)は9月2日、宇宙からインフラや災害を3次元監視する「構造化電波」について、電波の広がりを抑えて所定方向へ高い指向性で放射する技術を開発し、衛星搭載に向けた原理検証に成功したと発表した。大気情報と地表物体の3次元分布を同時に把握し、全天候・24時間の広域観測で小さな変化を早期に捉える技術の実用化を目指す。

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 構造化電波は、偏波状態や位相、周波数などを制御した観測用電波。今回、円形アレイアンテナで渦状の位相構造を安定して生成し、オフセットパラボラアンテナで反射させる構成を採用した。電磁界シミュレーションではビーム発散角を従来方式の29度から6度へ低減し、電波暗室での実験でも約6度を確認。波面構造を維持したまま高い指向性を実現し、宇宙から地上観測に必要な電波強度を確保する見通しを得た。

 今後は屋外での送受信技術の実証を進め、パートナー企業や大学・研究機関と連携して災害監視や社会インフラ管理への応用を推進する。宇宙ビッグデータと社会インフラ・産業データ、AI解析技術を組み合わせたLumadaソリューションの具体化も進め、災害対応やインフラ管理を事後対応から予防・予知保全へ転換する考えだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:02 | IR企業情報