【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック
2026年09月03日

【VIVANT考察】第17話「非情な通告」の意味は?――リュウは敵か味方か、野崎の“失敗”とテント再浮上を読む

vivan_X1.jpg

■第16話で判明した5年前の真実、堺雅人が乃木・F・リュウの一人三役

 TBSホールディングス<9401>(東証プライム)グループのTBSテレビが日曜劇場枠で放送する「VIVANT」が、再びSNSを中心に考察を呼んでいる。2023年の第1シーズンでは、自衛隊の秘密部隊「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)と国際テロ組織「テント」を軸に物語を展開。2026年の第2シーズンでは、新組織「シンシー」を巡る諜報戦へと舞台を広げている。

 8月30日放送の第16話では、野崎守(阿部寛)が5年前に北京で潜入捜査を行い、リュウ・ミンシュエンを協力者としていた過去が明らかになった。野崎には死亡したと伝えられていたリュウは生存しており、シンシー側につながる人物として再登場した。

 さらにリュウを演じるのは堺雅人で、乃木、別人格「F」と合わせ一人三役となった。第1シーズンで野崎が乃木を見て、かつて可愛がっていた後輩を思い起こす場面も、リュウの登場によって3年越しで意味を持つことになった。

■「π」暗号も明らかに、細部の伏線が新たな推理を誘発

 第16話では、円周率「π」と送金額を組み合わせ、拘束された別班員の所在地につながる情報を導き出す仕掛けも描かれた。細部まで伏線を張る同作らしい展開で、SNSでは放送後、新たな推理や裏読みが相次いでいる。

■リュウは本当に野崎を裏切ったのか、敵役を演じる可能性も

 考察の焦点の一つが、リュウは本当に野崎の敵なのかという点だ。SNSや考察系メディアでは、長年公安の最前線で活動してきた野崎が、敵地で容易に行動を読まれるような動きを繰り返したことを不自然とみる見方がある。

 そこから、野崎はあえてシンシー側に自らの行動を察知させたのではないかとの説が浮上している。さらに、リュウも野崎の意図を理解したうえで敵を演じている可能性も指摘されている。いずれも本編では確定していないが、事実なら現在見えている敵味方の構図そのものが覆る。

■野崎の“失敗”は別班員救出の布石か、移送を誘う作戦との見方

 野崎が情報漏洩を意図的に起こしたとすれば、狙いは黒須(松坂桃李)ら拘束中の別班員を移動させることとも考えられる。警備の固い施設を直接攻略するより、移送中の方が奪還の機会を作りやすい。失敗に見える行動そのものが救出作戦の一部だったという推測だ。ただし、これを裏付ける公式情報は現段階ではない。

■核融合と「テント」の接点に注目、フローライトやベキ再登場説も

 もう一つの謎が核融合研究者エリシャ・ママドフとテントの関係だ。物語が再びテントへ接近したことで、第1シーズンで重要だったバルカの「フローライト」が関係するのではないか、あるいはエリシャが求めているものは資源ではなくノゴーン・ベキ(役所広司)に関係する何かではないかとの考察も出ている。

 ただし、フローライトと核融合の直接的な関係や、エリシャとベキの具体的なつながりは本編では確認されておらず、現段階では推測の域を出ない。

■第17話公式予告で乃木に「非情な通告」、別班奪還作戦は危機へ

 9月6日放送予定の第17話について、公式予告では野崎の潜入がシンシーに発覚し、暗号化した情報も解読され、別班奪還作戦が危機に陥ること、さらに乃木に「非情な通告」が下されることが示されている。

 その内容は明らかになっていないが、予想としては、任務を優先して黒須らの救出を断念するよう命じる展開が考えられる。その場合、乃木は組織の命令に従うのか、仲間を救うため独自に動くのかという選択を迫られる。

■第17話で覆るのは「リュウ」「野崎」「テント」の三つの前提か

 第17話で注目したいのは、「リュウは敵」「野崎は失敗した」「テントの物語は終わった」という三つの前提である。このうち一つ、あるいはすべてが覆れば、第2シーズン後半の勢力図は一気に変わる。

 敵と味方、成功と失敗を何度も反転させてきた「VIVANT」だけに、第17話でも現在見えている構図そのものをひっくり返す展開が待っている可能性がありそうだ。

→【総合版】最新の株式・IRニュース一覧をチェック >


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 話題