東京地下鉄(東京メトロ)<9023>(東証プライム)、シャープ<6753>(東証プライム)、レスター<3156>(東証プライム)は9月3日、千代田線北千住駅で混雑平準化を目的とした実証を9月9日から開始すると発表した。東京メトロが提供する号車ごとのリアルタイム混雑状況と、シャープのプロジェクション技術「Omject」を組み合わせ、比較的空いている号車方向への移動を促す案内を駅コンコースの床面に投影する。

北千住駅では2024年12月から、「列車混雑計測システム」で算出した号車ごとの混雑状況をディスプレイに表示している。今回、床面投影を加え、投影タイミングを変えながら利用者の行動変化を検証する。事前調査では、床面投影を行わない状態で分岐点にカメラを設置し、画像解析による人数カウントで人流を定量的に把握する。
実証期間は9月9日から数か月間を予定。東京地下鉄は混雑データ提供や導線検討、シャープは人流制御システム構築と表示コンテンツ作成、レスターは計測機器を提供する。撮影データはリアルタイムで人数情報に変換し、保存せず外部送信もしない。3社は混雑状況を分かりやすく伝える手法を検証し、地下鉄の快適性向上につなげる。
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