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2026年09月07日

【主なニュース&材料】業績上方修正・AI物流・自動運転・M&A・自己株取得・月次好調――成長戦略と収益改善に注目

■ナトコ・カナモト大幅増益、生成AI・物流DX・自動運転、M&Aと月次売上も相次ぐ

・(決算速報)ナトコ<4627>(東証スタンダード):2026年10月期第3四半期累計は売上高10.3%増、経常利益82.9%増。工作機械・電気機器向け塗料受注や再生品需要が寄与した。通期経常利益予想を15億5000万円から22億3000万円へ43.9%上方修正、純利益も46.0%増額した。

・(決算速報)カナモト<9678>(東証プライム):2026年10月期第3四半期累計は営業利益31.6%増、純利益39.1%増。国土強靱化、物流施設・データセンター投資を背景に建機レンタル需要が堅調だった。高崎事務器を完全子会社化し、関東で現場ファシリティ領域も強化する。

・(上方修正)トミタ電機<6898>(東証スタンダード):2027年1月期上期の経常利益予想を2300万円から7000万円へ約3倍に引き上げ、前年同期の赤字から黒字転換する見通し。半導体製造装置・FA向け需要回復、中国EV向け需要、原価率改善や経費削減が寄与する。

・(上方修正)総合商研<7850>(東証スタンダード):2026年7月期の経常利益予想を3億5000万円から4億5200万円へ29.1%上方修正し、一転増益を見込む。デジタル関連の企画提案、高採算の追加受注、経費管理が寄与し、営業利益予想は従来比50%増額した。

・(銘柄分析)ネオジャパン<3921>(東証プライム):27年1月期は主力のdesknet’s NEOクラウドサービスが牽引し増収増益予想。第1四半期が計画を上回り、ストック売上の積み上げから通期上振れ期待も高まる。株価は6月安値圏から下値を切り上げ、戻りを試す展開が期待される。

・(銘柄分析)ジェイテック<2479>(東証スタンダード・名証メイン):27年3月期は大幅増益予想。製造業の開発・設計部門でテクノロジスト需要が堅調で、700名体制の早期実現へ採用・教育を強化する。株価は年初来高値を更新し長期ボックス圏から上放れ、週足でもゴールデンクロス接近が注目される。

・(銘柄分析)ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム):27年3月期は原材料価格高止まりを考慮し小幅減益予想だが、9月からの価格改定効果を踏まえれば保守的との見方。主力事業の収益拡大が期待される。株価は8月安値圏から反発し、高配当利回りやPBR1倍割れも評価材料となる。

・(銘柄分析)アステナホールディングス<8095>(東証プライム):26年11月期はHBC・食品事業を中心に増収を見込み、全段階利益で過去最高益を目指す。中間期の高い進捗率から通期上振れ期待もある。株価は年初来高値を更新し、低PER、高配当利回り、PBR1倍割れも評価材料となっている。

・(銘柄分析)アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード):DX分野で専門人材育成と高単価案件獲得を進め、コンテンツ分野では生成AIを活用した教育コンテンツを強化。27年3月期は営業・経常赤字予想だが、期後半の稼働率・単価改善による収益改善に期待。株価は年初来高値に接近している。

・(銘柄分析)協立情報通信<3670>(東証スタンダード・名証メイン):27年3月期はソリューション、モバイル両事業が堅調で小幅増収増益を予想。10月1日付で東証スタンダードは上場廃止となるが、名証メインで取引を継続する。株価は5月安値圏から緩やかに下値を切り上げ、高配当利回りも評価材料となる。

・新東工業<6339>(東証プライム):グループのメイキコウがAIとカメラで混載荷物を自動認識・回収する「RRS」を開発。2種類の真空グリッパを自動で使い分け、最大30kgの重量物にも対応する。物流現場のアンローディング作業を自動化し、人手不足対応と作業負担軽減を狙う。

・エフアンドエム<4771>(東証スタンダード):人事労務クラウド「オフィスステーション」に年末調整向けAIチャットボットとAI−OCRを10月追加。AI−OCRは生命保険料控除証明書などを正答率95%で読み取り、正誤判定まで自動化し、問い合わせや差し戻し業務の削減を狙う。

・日本情報クリエイト<4054>(東証グロース):不動産会社向けAI−OCRストレージ「AI Kamigakari」を正式リリース。契約書などを自動解析・分類し、要約ファイルも生成する。「賃貸革命」へのデータ取り込みにも対応し、電子帳簿保存法対応を見据えた書類管理効率化を支援する。

・ティアフォー<593A>(東証グロース):サウジアラビアで進める日本発オープンソース自動運転バス実証が経産省補助事業に採択。補助対象経費申請額は60億円、補助率は3分の2を予定する。「Autoware」を現地環境へ適応させ、2029年から走行領域を拡大した実証を計画する。

・NISSHA<7915>(東証プライム):5月に買収したベトナム医療機器子会社USMで、買収前の役職員による不適切な会計処理が判明。保有株式60%を全て譲渡する。NISSHAの関与はないとしており、2026年12月期への損益影響は現在精査している。

・フィル・カンパニー<3267>(東証スタンダード):木造住宅の設計・施工を手掛けるロビンスジャパンを取得総額約3億3800万円で完全子会社化する。木造建築ノウハウを「プレミアムガレージハウス」に活用し、提供エリア拡大、新商品開発、相互送客などの相乗効果を狙う。

・環境フレンドリーホールディングス<3777>(東証グロース):苫小牧AIデータセンター第�T期10MWを巡るVerdaとのMOUが満了。非独占で最終契約に向けた協議を継続する一方、第�U期を含む最大50MWについて他の需要家候補とも交渉可能となった。事業計画に変更はない。

・フォーサイド<2330>(東証スタンダード):Webサイト構築やAWSクラウド基盤を手掛けるマカルーデジタルを総額7900万円で完全子会社化へ。デジタルコンテンツやAI関連事業との連携で、Web開発・運用ノウハウや継続収益基盤を取り込み、グループのデジタル戦略を強化する。

・小森コーポレーション<6349>(東証プライム):自己株式を最大120万株、総額24億480万円を上限に取得する。自己株式を除く発行済み株式の2.3%に相当し、9月7日にToSTNeT−3で買い付け。資本構成の最適化と資本効率改善、中長期的な企業価値向上を目的とする。

・前田工繊<7821>(東証プライム):自動車用吸音表皮材で国内トップクラスのシェアを持つ名古屋油化を完全子会社化。自社の熱可塑性樹脂技術と名古屋油化の熱硬化性樹脂・不織布加工技術を融合し、自動車関連の事業基盤拡充と新製品開発、安定収益基盤の強化を進める。

・ワッツ<2735>(東証スタンダード):2026年8月度の100円ショップ直営既存店売上高は前年比6.9%増、全店は6.8%増、全社は7.0%増。通期でも既存店売上高は4.4%増となった。期末の100円ショップ店舗数は1932店舗で、年間を通じ前年実績を上回った。

・すかいらーくホールディングス<3197>(東証プライム):8月既存店売上高は前年比4.6%増。客数が0.4%増、客単価が4.2%上昇し、全店売上高も7.2%増となった。月中に新規出店7店、改装11店、業態転換4店を実施し、月末のグループ店舗数は3210店舗となった。

・クスリのアオキホールディングス<3549>(東証スタンダード):8月既存店売上高は前年比0.7%増。客数は1.6%減少したが、客単価が2.3%上昇して増収を確保した。全店売上高は10.7%増と高い伸びを示し、8月20日時点の店舗数は1154店舗となった。

・日本マクドナルドホールディングス<2702>(東証スタンダード):8月既存店売上高は前年比3.5%増で、客数1.3%増、客単価2.2%上昇と双方が伸長。全店売上高は5.8%増となった。ポケモン30周年商品や「サムライマック」期間限定商品など複数の販促施策を展開した。

・薬王堂ホールディングス<7679>(東証プライム):8月既存店売上高は前年比1.9%増。客数は0.4%減だったが客単価が2.3%上昇した。全店売上高は7.5%増、全店客数も5.7%増。青森蓬田店を新規出店し、8月末の店舗数は468店舗、今期出店数は13店舗となった。

・ブックオフグループホールディングス<9278>(東証プライム):8月の国内BOOKOFF直営既存店売上高は前年比7.8%増、全店は8.6%増。トレーディングカード・ホビー、書籍、ソフトメディア、アパレルが伸長した。国内BOOKOFFは724店舗、チェーン全体では838店舗となった。

・東邦レマック<7422>(東証スタンダード):8月全社売上高は前年比4.8%増の2億7800万円。シューズ事業は1.8%増で、婦人靴が31.1%増と大幅伸長した。不動産事業も98.7%増。月末棚卸資産は前年同月比34.2%減となり、在庫水準も大きく圧縮した。

・カルラ<2789>(東証スタンダード):8月の主力「まるまつ」既存店売上高は前年比1.3%増。客数は3.5%減少したものの、客単価が5.0%上昇して補った。一方、全社売上高は0.3%減。月末店舗数は109店舗で、主力ブランドの既存店は前年を上回った。

・INGS<245A>(東証グロース):8月既存店売上高はラーメン事業が前年比1.3%増、レストラン事業が5.8%増。全店売上高はそれぞれ21.5%増、16.9%増と大幅に伸びた。8月末の直営店舗数はラーメン46店舗、レストラン37店舗となり、出店拡大も成長を押し上げた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25 | 株式投資ニュース