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2026年09月07日

旭コンクリート工業、通期経常利益を17.1%上方修正、中間期経常利益は前年同期比約4.1倍

(上方修正速報)

■高採算品の構成比上昇と選別受注、生産効率向上が利益押し上げ

 旭コンクリート工業<5268>(東証スタンダード)は9月7日13時、2027年3月期第2四半期(中間期)および通期の業績予想を上方修正した。中間期は売上高34億円を据え置く一方、営業利益を2億7000万円から4億1000万円、経常利益を3億2000万円から4億9000万円、中間純利益を2億1000万円から3億2000万円へ引き上げた。経常利益は従来予想を53.1%上回り、前年同期の1億1900万円に対して約4.1倍となる見通しである。

■通期経常利益8億2000万円へ、前期比21.3%増益

 通期は売上高78億円を据え置き、営業利益を6億2000万円から7億円、経常利益を7億円から8億2000万円、当期純利益を4億7000万円から5億4000万円へ増額した。従来予想からの修正率はそれぞれ12.9%、17.1%、14.9%。前期実績との比較では経常利益が21.3%増、当期純利益が18.7%増となり、1株当たり当期純利益も35円69銭から41円へ引き上げられた。

■高採算品と生産効率向上が寄与、売上一部前倒しも

 上方修正の背景には、第1四半期に下半期を見込んでいた受注製品の売上の一部を前倒しで計上したことに加え、採算性の高い製品の売上構成比が上昇したことがある。採算性を重視した選別受注や生産効率向上の効果も利益を押し上げた。通期売上高は従来予想を据え置いており、会社側は期初予想に織り込んだ受注案件の売上が概ね計画通りに推移すると見込む。今後は前倒し計上の影響も踏まえ、下期の利益推移が焦点となる。

■株価は発表後に一時945円、上方修正への反応鮮明

 株価は13時の発表後に上げ幅を広げ、13時3分には945円まで上昇した。14時19分時点では前営業日比19円高の910円。年初来高値1168円に対しては約22%下の水準にある。新たな会社予想1株利益41円を910円で換算した予想PERは約22.2倍、実績PBRは0.94倍となる。中間期の大幅増益見通しと通期上方修正が示されたことで、今後は高採算品の構成比上昇や生産効率改善が持続するかが株価評価の焦点となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:33 | 決算発表記事情報