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2026年09月09日

【主なニュース&材料】業績上方修正・生成AI・データセンター・再エネ・交通DX――成長投資と収益改善進む

■蓄電所・AI推論基盤・宇宙太陽電池・決済連携・株主優待、1Q黒字転換や月次増収も相次ぐ

・三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東証プライム):傘下の三井住友銀行と三井住友カードがPayPayアカウントとSMBC IDの連携を開始。銀行・Vpassアプリで残高を確認可能にした。ソフトバンク<9434>(東証プライム)との包括提携の一環で、今後Oliveに「PayPayモード」を追加する予定。

・Appier Group<4180>(東証プライム):エージェント型AIの信頼性向上に関する研究2本を発表。主要LLM28種では「正解なし」の問題で正答率が30〜50%低下した一方、DPOで識別精度が約30ポイント改善。推論言語が安全性や文化理解にも影響することを確認し、3製品ラインへの応用を進める。

・(決算速報)グリーンエナジー&カンパニー<1436>(東証グロース):27年4月期1Qは売上高69.9%増、営業利益5億1000万円、経常・最終損益も黒字転換。系統用蓄電所が売上の4割強を占め、粗利率も改善した。通期経常利益を13億円から15億5000万円へ19.2%上方修正し、前期比50.5%増益を見込む。

・(決算速報)セルソース<4880>(東証スタンダード):26年10月期の営業損益予想を2億2100万円の赤字から8200万円の黒字へ3億300万円上方修正。経常損益も7600万円の黒字へ引き上げた。加工受託の上振れや販管費削減が寄与し、3Q累計営業利益は1億7900万円、売上総利益率は58.9%へ改善。

・(決算速報)ナ・デックス<7435>(東証スタンダード):27年4月期1Qは売上高23.4%増、営業・経常・最終損益がそろって黒字転換。北米売上高は215.2%増、スマートエナジー事業売上は約9倍の18億2400万円に急拡大した。通期予想を据え置き、年間40円配当、上限2億円の自己株取得など資本効率改善も推進する。

・(決算速報)アスカネット<2438>(東証グロース):27年4月期1Qはフォトブック事業が牽引して増収となった一方、人件費・原材料価格の上昇や東京支社移転に伴う二重家賃などで営業損失が拡大。ただ、下期の構成比が高い収益構造を踏まえ、通期の2桁営業増益予想を据え置き、空中ディスプレイなど成長施策を進める。

・(銘柄分析)イノベーションホールディングス<3484>(東証スタンダード):居抜き店舗の転貸借を主力とするストック型ビジネスで、旺盛な出店需要を背景に物件仕入れを継続。27年3月期は大型物件売却の反動や家賃保証事業の先行投資で減益予想だが、転貸借物件数の増加と店舗家賃保証の全国展開による中期的な収益拡大を目指す。

・(銘柄分析)And Doホールディングス<3457>(東証プライム):不動産×金融サービスの高収益化へ事業ポートフォリオを再構築。27年6月期は関係会社株式売却益の反動で純利益は減益予想だが、営業・経常利益は大幅増益を見込む。不動産売買とリバースモーゲージ保証を中心とする金融事業を成長ドライバーに収益回復を目指す。

・ソフトフロントホールディングス<2321>(東証グロース):生成AI推論基盤「Token Factory」を2027年1月に稼働予定。国内データセンターに自社推論基盤を構築し、法人向けにトークン処理能力を提供する。設備投資は8億円から9億2000万円へ増額し、27年3月期第4四半期からの売上計上を見込む。

・JR東日本<9020>(東証プライム):2026年度末に6つのSuica利用エリアを統合し、エリアをまたぐタッチ&ゴーを可能にする。2030年度からタブレット端末とGPSを活用する「どこでも改札」を順次導入し、2030年代初めに管内全駅でSuica利用を可能にする計画。2030年代中頃には「スマホ改札」も目指す。

・出光興産<5019>(東証プライム):米国に同社初の宇宙用CIGS太陽電池開発ラボを開設。カリフォルニア大学サンタバーバラ校の「OASIS」を拠点に、衛星メーカーのニーズを試作・評価へ迅速に反映する。国内では2027年をめどに量産技術開発用ベンチプラントを立ち上げ、早期事業化と将来の本格量産を視野に入れる。

・ピクスタ<3416>(東証グロース):保有するオーディオストック<621A>(東証グロース)株28万株を1株975円で全株売却し、2億7300万円の投資有価証券売却益を計上する見込み。オーディオストックは9月16日に東証グロースへ新規上場予定で、ピクスタは上場日に売却を実行する計画。

・アライドアーキテクツ<6081>(東証グロース):AIエージェント経済コンペ「ASCON」にメインスポンサーとして参画。競技結果を暗号資産のオンチェーン運用による「α戦略」の利回り向上と安全性評価に活用する。資産AX事業は26年12月期2Qに月次年率換算13%超の運用利回りを記録し、セグメント損益も黒字転換した。

・UNIVA・Oakホールディングス<3113>(東証スタンダード):子会社ノースエナジーが北海道の大手新電力事業者から高圧太陽光発電設備4基を総額5億6500万円で受注。低圧中心から高圧発電所へのシフトを進める中での大型案件となる。27年3月期再エネ事業売上高予想13億4900万円の達成に寄与し、業績予想には織り込み済み。

・サイバーソリューションズ<436A>(東証グロース):生成AIでメールの文脈を解析し、誤送信や情報漏洩リスクを検知する「AiSE Guard」の提供を開始。本文だけでなく添付ファイル、画像内テキスト、ZIPも解析し、判定理由やリスクスコアを表示する。Microsoft 365やGoogle Workspaceなどに対応。

・NSD<9759>(東証プライム):2026年8月の連結売上高速報は105億1000万円で前年同月比8.2%増。4〜8月累計も510億2500万円と前年同期比9.7%増となり、単月・累計とも前年水準を上回った。システム開発、ITコンサルティング、インフラ構築、ソリューションサービスなどを幅広く展開する。

・マミーマートホールディングス<9823>(東証スタンダード):8月の既存店売上高は前年比2.4%増、客数0.5%増、客単価2.0%増。既存店売上高の伸び率は7月の1.8%増から拡大し、客数も0.1%減からプラスへ転じた。全店では売上高17.0%増、客数12.2%増、客単価4.3%増と高い伸びとなった。

・ダイダン<1980>(東証プライム):ONESTRUCTIONとNVIDIA Omniverseライブラリを活用したデータセンター向けデジタルツイン構築で協業。液冷・空冷ハイブリッド施設の熱、気流、PUEをリアルタイムで可視化・評価する。将来は設計だけでなく施工計画、施工管理、運用改善にも活用を広げる。

・デジタルグリッド<350A>(東証グロース):同社初の低圧系統用蓄電所が福島県で受電を開始。今後、ふくしまエナジーが施工する100カ所を独自EMSで一元制御し、需給調整市場などで運用する。従来の高圧系統用蓄電池向けアグリゲーションサービスを低圧へ広げ、より幅広い蓄電池の市場活用を支援する。

・JR九州<9142>(東証プライム・福証):タッチ決済乗車サービス「クレカ乗車」を9月18日から福北ゆたか線、香椎線、若松線へ拡大し、対象を計92駅とする。Visa、Mastercard、JCB、銀聯など7ブランドに対応。カードやスマートフォンをかざして利用でき、福岡都市圏や訪日客の移動利便性向上を図る。

・フィックスターズ<3687>(東証プライム):NTTPCコミュニケーションズ、ゲットワークスと「水冷GPUコンテナDC−PKG」の提供を開始。機密データを外部へ持ち出さず生成AIを利用できるオンプレミス型基盤で、設計から運用まで一括提供する。GPUサーバー1台のスモール構成は初期3億円、月額75万円から。

・粧美堂<7819>(東証スタンダード):しずく型と山平型のブラシを両端に備えた2WAY仕様「Wリップブラシ」を発表。グラデーション、リップライン調整、コンシーラーによる輪郭補正など1本で幅広く対応し、価格は990円。全国のバラエティストアなどで展開する。原資料では発売日が9月8日と9月4日の2表記となっている。

・ログリー<6579>(東証グロース):メディアジーンとネイティブ広告・レコメンド分野で提携。「LOGLY Ads Context」を「ルーミー」「ギズモード・ジャパン」に導入した。Cookieに依存せず文脈を解析する技術で広告体験と媒体収益、回遊性向上を図り、今後は主要媒体へ順次拡大する。

・(株式市場を読む)協立情報通信<3670>(東証スタンダード・名証メイン)など東証上場廃止予定10銘柄のうち5社は地方市場で上場を継続。協立情報通信は9月8日時点で予想PER6.29倍、PBR0.89倍、配当利回り3.72%。流動性低下には注意が必要だが、需給一巡後は業績、財務、配当を軸とする再評価余地に焦点が移る。

・綿半ホールディングス<3199>(東証プライム):2027年3月期の株主優待品を18点から20点へ拡充し、「鍋セット」やマスコット「わたりん」のぬいぐるみなどを追加。100株以上で1点、300株以上で2点、1000株以上で3点を選択できる。9月末の全株主向けには昼神温泉「ユルイの宿 恵山」の宿泊特典も新設した。

・ほくほくフィナンシャルグループ<8377>(東証プライム):丸杉、SustechとバーチャルPPAを活用する3社連携を開始。丸杉拠点の太陽光発電を自家消費し、余剰電力の環境価値をほくほくFGが長期調達する。バーチャルPPAは20年間、年間対象電力量1159MWh、年間CO2削減効果約490トンを見込む。

・ファンデリー<3137>(東証スタンダード):管理栄養士によるWebメディア「しっかり栄養、パワーアップ食」第85回を9月9日に掲載。日本調剤の管理栄養士・二ノ口奏音子氏が、フレイルやサルコペニアの予防に役立つ毎日の食事のポイントを紹介する。管理栄養士の専門知識を通じて健康的な食生活を支援する。

・エレコム<6750>(東証プライム):最新規格「HDMI2.2」に対応し、国内メーカーとして初認証を取得した「Ultra96 HDMIケーブル」を11月中旬に発売予定。最大16K/60Hz、8K/240Hz、4K/480Hz、伝送速度96Gbpsに対応し、ゲーム機やテレビ、ディスプレイなど幅広い機器で利用できる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 株式投資ニュース