東京エレクトロンデバイス<2760>(東証プライム)は9月11日、米Vantaと、AIを活用したGRC自動化プラットフォーム「Vanta(ヴァンタ)」の国内販売代理店契約を締結し、同日から販売を開始したと発表した。GRCはガバナンス、リスク管理、コンプライアンスを指す。認証取得・維持に伴う業務負担を抑え、企業が取引先にセキュリティ体制の信頼性を示すための対応を支援する。

同サービスはクラウドやSaaSと連携し、監査で必要となる証跡の収集、統制状況の確認、取引先などのリスク管理、セキュリティ質問票への対応を自動化する。ISO 27001(ISMS)やSOC 2などの枠組みに対応し、認証に必要な資料や作業の進捗を可視化する。AIが過去の回答や社内文書を基に質問票への回答を生成するほか、認証状況などの外部公開・共有機能も備える。手作業への依存や専門人材不足、監査対応の負担増に対処する。
東京エレクトロンデバイスは半導体・IT分野を中心に、製品販売と開発などを手がける。ライセンス販売に加え、日本語での問い合わせ対応やクラウド・SaaSとの連携設定など、導入・運用を支援する。認証取得を支援するパートナー企業との連携も進め、準備から取得後の運用までを支える体制を目指す。Vantaは2018年設立で、58カ国に顧客を持ち、1万6000社以上が同社のプラットフォームを利用している。
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