コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)は9月14日、グループ会社のコスモ石油マーケティングが、愛知県と名古屋市を通じて航空自衛隊「ブルーインパルス」に国産SAF(持続可能な航空燃料)を供給したと発表した。SAFを搭載したブルーインパルスは9月19日、愛知県内上空で展示飛行を行う予定。グループによる供給は3回目で、飛行が実施されれば国産SAFを使うブルーインパルスの展示飛行として初めてとなる。

供給したSAFは、国産廃食用油を原料に国内で初めて大規模生産されたもの。国際的な持続可能性認証「ISCC CORSIA認証」と「ISCC EU認証」を取得している。コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYが、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内にある製造装置で生産し、2025年度から航空会社などへの供給を始めている。
同取り組みは、航空分野の脱炭素化に加え、国内資源の有効活用と循環型社会の実現に向けた機運醸成を狙う。コスモエネルギーグループは「2050年カーボンネットゼロ」を掲げ、SAFのサプライチェーン構築や、サービスステーションでの廃食用油の市民回収実証を進めている。展示飛行は天候などにより中止となる場合がある。
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