昭和情報機器<6922>(JQ)は21日、07年12月期中間決算を発表した。主力の漢字プリンタ・システムが好調だったほか、広告制作プリンタも伸長し、売上高67億6900万円(前年同期比4.9%増)となった。また、販売費及び一般管理費の圧縮等に努め、経常利益1億6400万円(同62.0%増)、純利益4000万円(同4.6倍)と大幅増益を達成した。
通期については、売上高141億円(前期比10.2%増)、経常利益5億7000万円(同6.4倍)、純利益2億4100万円(前期は2億5800万円の損失)と3期ぶりに最終黒字転換を見込む。漢字プリンタの出荷が下期も引き続き好調を維持する見通しで、ユーザー向けの消耗品の販売も順調に伸びると予想。利益面では、引き続きたな卸資産の圧縮に努めることから粗利益率低下の要因は残るものの、販売費及び一般管理費の削減効果によりカバーする。なお、12月期末配当は10円の復配を予定している。
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2007年08月22日