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2007年08月22日

レーザーテック 今期もデジタル家電需要は引き続き伸長

 レーザーテック<6920>(JQ)の前07年6月期連結業績は、売上高158億7400万円(前々期比31.9%増)、経常利益38億9500万円(同27.3%増)、純利益23億7500万円(同26.0%増)と大幅増収増益を達成した。1株当り純利益は203円84銭となった。
 主要顧客である半導体業界では、デジタル製品需要に支えられ積極的な設備投資が行われた。したがって、主要製品に係わる先端リソグラフィに関連する設備投資も堅調に推移した。しかし、FPD業界では、液晶パネルの供給量急増に伴い大幅なパネル価格の下落となり、設備投資の先送りや見直しが行われ、厳しい受注状況が続いた。
 こうした状況の中で、顧客ニーズに合致した新技術・新製品の開発をベースとした成長戦略のもと、納期の短縮、検収期間の短縮に努めた結果、大幅な増収を達成した。製品部門別売上高は、半導体関連装置45億300万円(前々期25.1%増)、FPD関連装置94億3000万円(同38.2%増)、レーザー顕微鏡8億5200万円(同37.7%増)とすべての部門で大幅増収となった。
 今期も半導体業界では、デジタル家電需要が引き続き伸長し、先端リソグラフィに係わる設備投資も堅調な受注が予想されている。また、FPD事業も一部設備投資が再開されていて、徐々に受注回復が見込まれている。
 08年6月期連結業績予想は、売上高163億円(前期比2.7%増)、経常利益42億3000万円(同8.6%増)、純利益26億円(同9.5%増)と最高益更新を見込む。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:01 | IR企業情報