
同社では現在、3ヵ年の中期計画「STEP−08」を推進中。09年にグループ受注高330億円を目指しているが、今中間期は目標達成のための計画値を上回り順調に推移している模様。
年々公共投資が縮減する一方で、05年4月に「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が施行されたことに伴い、価格競争から技術競争への転換が進展したことで、同社にとってはむしろ追い風となっている。
大幅に増加するプロポーザル方式(技術力による選定方式)による発注に対応するため、技術者の増員や、東日本・西日本ブロック内での更なる機動力強化のための組織体制の強化と人員の効率的配置を進めてきた。また、新規市場の開拓に向けては、国際部門の充実を図っている。
通期の連結業績予想は、売上高300億円(前期比3.5%増)、経常利益15億7000万円(同14.9%増)、純利益8億4000万円(同20.3%増)、1株利益59.36円を見込む。
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