ここ直近IPOが人気化し上昇パフォーマンスには目を見張るものがあるが、上場初日の高値35万5000円を天井に売り込まれていたコシダカ<2157>(JQ)は、まだまだ初動といえそうだ。
昨日に続き本日も窓あけから続伸し、前場段階で上場8日目となる7月6日以来の商い2000株超を集め、2万円ストップ高の16万6000円まで上昇。後場はストップ高に張り付いたまま、大引けは1000株超の買い注文を残し比例配分された。
同社は、カラオケ店チェーン「カラオケ本舗まねきねこ」を全国展開(5月末現在218店舗)。「居抜き出店」という独特のビジネスモデルを携え、成熟産業といわれるカラオケ業界にあって急成長を遂げている。
2月中間期は、売上高が前年同期比35.4%増、営業利益40.5%増、経常利益46.5%増、純利益24.2%増と好調な実績を残しているが、7月4日に発表された第3四半期の進捗率がやや低めであったことから、通期の未達懸念が台頭。公開価格を割り込んだまま一本調子の下落が続き、8月21日には上場後の最安値11万7000円をつけていた。
同社のカラオケボックス事業はもともと、地方郊外型カラオケの繁忙期となる忘年会シーズンを含む第2四半期と、帰省盆休みシーズンを含む第4四半期に大きく収益を上げるパターン。そのために比較的閑散期となる第1・第3四半期に新規出店を集中させ、イニシャルコストの負担等も予め見込んでいる。
7月に発生した新潟県中越沖地震の影響により、同社の柏崎店が9日間の営業休止を余儀なくされたが、すでに発表しているように新潟事業部での被害額は、この時点で営業損失を含め400万円弱と軽微の見通し。
6月、7月もそれぞれ6店舗をオープン。通期の業績集計が待たれるところであるが、株価は前期の実績PERで10.38倍まで低下。日足チャートを見ても、6日移動平均線が25日線を上抜けるゴールデンクロスが目前に接近している。今後も全国300店舗体制を目指して着実な成長が見込まれるだけに、見直し人気に乗り、ひとまず公開価格の26万円を奪回したいところだ。
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2007年09月01日

































