協和発酵工業<4151>(東1)が、20円高の1222円の買い気配となっている。売り買い差し引き290万株を超える買いものとなっている。キリンホールディングス<2503>(東1)が協和発酵を買収する方向で同社と交渉に入ったことが明らかになったとの日本経済新聞社の報道が買い手掛かり。キリンは協和発酵を傘下に入れて医薬品やバイオ関連の事業を強化し、ビール事業の伸び悩みを補う。少子高齢化や医療費抑制で市場が低迷する食品・医薬品業界でM&A(合併・買収)が一段と加速してきた。キリンは買収後、協和発酵の上場を維持し、経営の独立性を尊重する。そのうえでグループの医薬品事業子会社、キリンファーマを協和発酵に合併させる方針。2社合計の医薬品事業売上高は約2000億円となり、国内10位の塩野義製薬とほぼ同程度になる。キリンは友好的な形で協和発酵の株式の50%超の取得を目指し、TOB(株式公開買い付け)も選択肢に入れている。協和発酵の18日終値から算出した時価総額は4798億円。仮にTOBで一般的な30%のプレミアムを乗せた場合、買収総額は3000億円を超えると同紙では報じている。
●参考まで過去の記事
・2007年09月20日 協和発酵工業は野村ホールディングスと農林中央金庫の提携で注目に
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2007年10月19日

































