GMOホスティング&セキュリティ<3788>(東マ)の07年12月期連結業績は、売上高67億4200万円(前々期比17.4%増)、経常利益8億1200万円(同43.5%減)、純利益3億7100万円(同56.2%減)と2ケタ増収ながら、今後の事業拡大路線には必要な先行投資としての設備投資と認証局グローバルサインののれん代の消却費が嵩んだことで、減益となった。セグメント別売上を見ると、ホスティング事業57億4200万円(同11.8%増)、セキュリティ事業9億7400万円(同66.8%増)と核である2事業の売上は順調に拡大している。
ホスティング事業の市場規模は、06年の800億円弱から08年には1000億円を超え、10年には1500億円に近づくと予想されている。従って、国内のマーケットの潜在成長性も高いことから、同社の顧客件数は順調に増加し、高価格帯の商材が増加している。3年前の単価に比較すると1000円上昇し顧客単価は月額3500円となっている。今期は、中・大企業向けのマネージドホスティングサービス(月額50万円から100万円)、中・小企業をターゲットとするWindowsコラボレーションホスティングサービス(月額1万円)、個別にソフトウェア運用が必要なVSP/専用ホスティングサービス(月額1万円から5万円)と高付加価値商品の販売を強化し、積極的に展開していく方針。
セキュリティ事業は、富士キメラ総研の調査によると市場規模は、年率27%増で成長していて、06年の100億円から08年には200億円近くまで成長し、10年には300億円を超えると予測されている。そのような環境の中で、前々期にグローバルサインという認証局を取得していることから、以前の認証局発行証明書の仕入れ販売を行っていた代理店とは違い今後の事業展開においても非常に優位に立っている。また、2月に中国法人を設立したことで、主要拠点の展開は完了している。
今期連結業績予想は、売上高80億6200万円(前期比19.6%増)、経常利益10億8300万円(同33.4%増)、純利益5億3000万円(同43.0%増)と2ケタ増収大幅増益を見込む。
事業展開の上で、ネットの設備投資は企業にとって必要不可欠なことから、市場規模は年々成長している。従ってこの市場で一足先に先行投資し、認証局を取得した同社の急成長が予想される。
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