ニッポ電機<6657>(JQ)は、12日に前08年3月期連結業績を発表した。売上高95億5800万円(前々期比3.4%減)、経常利益8億3600万円(同19.5%減)、純利益4億5000万円(同32.2%減)と減収減益となった。同社は照明機器のメーカーで、特に建築化照明に使用されるシームレスラインランプが人気で業績を伸ばしてきている。しかし、最大の顧客である百貨店を中心とした流通業界では、店内改装の時期を繰延たり、改装を小規模化する動きが出た。建築化照明は、改正建築基準法の影響により、当初見込んでいた店舗の建築に遅れが生じた。また、前年にあった化粧品什器用の大型案件がなくなったが、チェーン店などを中心に細やかな営業を行ったことで、順調に受注に結びつけることが出来た。一方、紫外線部門ではハードディスク基盤装置向けの高出力ランプの売上が好調であったが、食品関連向けの売上が落ち込んだことから全体では低調であった。
セグメント別売上高を見ると店舗照明部門62億6900万円(同7.3%減)、建築化照明28億700万円(同7.8%増)、紫外線部門4億8100万円(同8.6%減)であった。
今期は、引き続き百貨店の店内改装の仕様を見直す動きに伴う改装時期の繰延、改正建築基準法に影響による地域開発プロジェクトや専門店の商業施設出店計画の遅延等の影響がしばらくは継続すると見ている。そのような環境の中で、店舗照明市場を中心に用途別営業展開を強化し、商業施設の指名獲得や顧客のニーズに対応した蛍光ランプ、照明器具を数多く提供できる生産体制の効率化により、需要への対応を図っていく方針。
今期の連結業績予想は、売上高105億円(前期比9.8%増)、経常利益11億円(同31.5%増)、純利益6億6000万円(同46.6%増)と増収大幅増益を見込んでいる。
また、08年3月期末配当に関しては、07年3月期末の2円50銭の記念配を普通配に組入れ17円50銭とすることを発表した。従って、実質増配となる。
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