株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2008年05月19日

UBIC 今期は売上倍増、利益は3倍増を見込む

UBICホームページ UBIC<2158>(東マ)は、15日に前08年3月期連結業績を発表した。売上高8億1000万円、経常利益1億600万円、純利益6200万円であった。今期より連結業績となる。
 同社は、日本で初めてのコンピュータフォレンジック専業企業。06年12月に、米国で連邦民事訴訟規則が改正され、電子データによる証拠開示が義務付けられたことから、米国に進出している日本企業にとっては、同社はなくてはならない頼りになる企業となっている。米国での顧客開拓のために昨年12月8日に子会社を設立したことで、米国の大手法律事務所から日本企業の大型案件の獲得に成功している。しかも日本においてもコンピュータを使った犯罪の頻発と共にディスカバリ(証拠開示)支援サービスの需要が拡大しており、同社の役割が一層重要なものとなってきている。
 事業セグメント別売上高は、コンピュータフォレンジックサービス事業6億6600万円、フォレンジックツール販売事業1億2100万円、フォレンジックトレーニング事業1800万円、その他コンピュータフォレンジックに係るコンサルティング収入300万円であった。
 今期連結業績予想は、売上高17億4600万円(前期比2.16倍)、経常利益3億4200万円(同3.21倍)、純利益2億200万円(同3.24倍)と売上倍増、利益は3倍増を見込む。
 併せて公表された3ヵ年の中期経営計画(09年3月期〜11年3月期)では、ディスカバリ事業の更なる拡大のための社内体制の強化、フォレンジック調査及びディスカバリ事業における新規事業の確立、米国に次ぐ海外拠点展開として中国の市場獲得を戦略的課題に挙げている。数値目標としては、最終年の11年3月期に連結売上高73億円、経常利益14億8000万円、純利益8億円を目指す計画。
 また、16日には、システム運用操作画面やアプリケーションの操作画面を動画で克明に記録し、不正や誤りを追跡・分析するトレーサビリティシステムESS RECを開発しているエンカレッジ・テクノロジ(本社:東京都中央区)との協業についても発表している。

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 22:36 | IR企業情報