■12日のGDP1次速報に注目、市場エネルギーの回復を待つ
8月第1週は想定外の波乱の展開に陥った。その伏線は薄商い。参院選、決算発表の一巡で、環境面で手掛かり材料難の状況にあったところに、お盆休み入りで市場参加者が減少。長期投資の海外投資家もバカンス入りでスタンスが後退している。そうした中で、短期投資のヘッジファンド勢が先物相場を激しく動かしている。8月第1週は9日のSQに焦点を合わせ、強引な売り崩しの動きを見せていた。今週はお盆入りということもあり、薄商い脱出は難しいかもしれない。かといって、日米ファンダメンタルズの強さが相場を支えており、仕掛け的な売りがあっても、下へ値幅を出すとは考えにくい。
12日に、消費税増税の判断の大きな要素になる4−6月期の実質GDP1次速報値が発表される。民間調査機関の予測によると、消費の好調が続く中で輸出が回復し、設備投資の底打ち感も出るとの見方から、強い数字になるとの見方が多い。消費税増税の道筋が見えることになり、市場の反応が注目される。あと、為替相場の動きが短期の動きの中では注目点になる。市場エネルギーの回復を待ちながら、値固めの展開になりそう。(株式評論家・隆盛)
































