[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (03/01)【株式評論家の視点】モミ合い放れの東芝、有力証券がレーティング650円へ引上げ
記事一覧 (02/28)【株式評論家の視点】不動テトラは大陽線で動きが一変、受注急増し業績も向上路線へ
記事一覧 (02/28)【株式評論家の視点】再浮上のオリエントコーポ、業容変化を見直す、来期も増益
記事一覧 (02/28)【株式評論家の視点】モミ合い続くPALTEK、PBR0.6倍でそろそろ見直し場面
記事一覧 (02/28)【株式評論家の視点】株価急動意の林兼産業、農業関連で個人投資家好み
記事一覧 (02/27)【株式評論家の視点】逆行高のソニーはゲーム事業のテコ入れに注目、相場牽引に期待
記事一覧 (02/27)【株式評論家の視点】富士通に見直しの眼、構造改革本格化による業績好転を前向き評価
記事一覧 (02/27)【株式評論家の視点】高値更新で勢い増すフィールズ、新タイトル寄与で来期期待
記事一覧 (02/26)【株式評論家の視点】株価50円のユニチカに商い、幕間つなぎか本格相場か
記事一覧 (02/26)【株式評論家の視点】全般安を逆行高のヤマタネは農業関連のホープ、動き軽快
記事一覧 (02/26)【株式評論家の視点】ビューティガレージは目先筋の売り一巡を待って切り返し相場へ
記事一覧 (02/26)【株式評論家の視点】アドバンスト・メディアは音声認識ソフトの拡大で来期黒字転換も
記事一覧 (02/26)【株式評論家の視点】コマツは来期の増益転換を見据え、出直り色を強める方向に
記事一覧 (02/25)【株式評論家の視点】急騰のベクターは懸念材料織り込みみ業績向上への布石を評価する
記事一覧 (02/25)【株式評論家の視点】07年以来の200円接近のエンシュウ、工作機、輸送機器の両輪好調
記事一覧 (02/25)【株式評論家の視点】ビーマップはスマホ拡大の恩恵享受、収益向上へ採算管理にも注力
記事一覧 (02/25)【株式評論家の視点】ダイフクに評価機運が高揚、中国、メキシコなど海外も戦力化
記事一覧 (02/24)【株式評論家の視点】外国人投資家、個人投資家の手合わせが進む、高値更新へ挑戦
記事一覧 (02/22)【株式評論家の視点】サニックスは新規売りが堆積、上昇相場継続への舞台作りが進む
記事一覧 (02/22)【株式評論家の視点】インスペックはAOI、AVIなど、ずれ込んでいた受注が成約
2013年03月01日

【株式評論家の視点】モミ合い放れの東芝、有力証券がレーティング650円へ引上げ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 東芝<6502><東1>が高値もみ離脱の様相を強めてきた。2月28日に229円と2月12日の高値430円に肉薄、新展開入りに王手がかかった。証券会社がレーティングを引き上げ、目標株価も560円と高い水準に設定された。そうしたレーティング引き上げを受け、個人投資家の買いがボリュームアップに転じてきており、再び評価替えの動きが活発化しそう。

 収益変動の大きかったNAND型フラッシュメモリー事業が成長事業から安定事業へと舵を切り、損益が計算できる事業体質に転換したことが見直しの背景。スマートフォンやタブレット端末など高機能型の携帯情報端末向けの需要堅調も加わり、今2013年3月期の営業利益は2600億円(前期2064億円)の確保が見込まれている。

 これまでの構造改革に各部門の売り上げ増が加わることが予想される来期以降、業績は本格的な上昇基調をたどる見通し。ディーリング銘柄として新たにラインアップの可能性が強くなってきた。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:42 | 株式評論家の視点
2013年02月28日

【株式評論家の視点】不動テトラは大陽線で動きが一変、受注急増し業績も向上路線へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 不動テトラ<1813>(東1)が底値圏で大陽線を引き、底入れ反転相場入りの様相を色濃くしてきた。為替相場が円高への波乱の動きとなり輸出関連株の人気が後退する中、復興関連株に人気が向き、商いのこなせる同社にひとまず突破口人気が回ってきた。商いも1月8日の高値224円形成時に近い水準にまで復活しており、出直り相場への期待が強まってきた。

 ここへきて補正予算が成立したことも改めて先行きへの期待を刺激する要素だ。今2013年3月期の第3四半期の累計決算は営業損失2億1700万円(前年同期11億200万円の損失)と、損失幅縮小にとどまった。

 しかし、震災復興関連事業や全国的な防災・減災事業に取り組んだ結果、受注高は392億円と、前年同期比36%増を達成している。業績も足元第3四半期から急激な上昇カーブを描き始めている。業績向上路線への評価はまだ道半ばと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:07 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】再浮上のオリエントコーポ、業容変化を見直す、来期も増益

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 オリエントコーポレーション<8585>(東1)が再浮上の兆しを強めてきた。1月7日の高値439円から1月17日の安値305円への第一波の下げ、そして1月29日の戻り高値360円から2月15日の264円までの2段下げを演じ、典型的な底入れパターンを形成。その後、底値を固めきって戻りに転じてきたもの。

 今2013年3月期は営業利益221億円と前期比6.6倍の増益が見込まれるなど業績好転が顕著で、これが高値形成の原動力となった。今期については、債権の良質化で貸倒関係費の減少が続いていることなどが増益の背景。

 しかし、キャッシングからカード事業主力へと業容の変化が急ピッチで進んでおり、こうした効果が表面化するのは、むしろ来期以降である。アナリアスと筋では来期の1株利益35円を想定しており、PERは9倍台に低下する。実態評価の動きが強まっていきそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:04 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】モミ合い続くPALTEK、PBR0.6倍でそろそろ見直し場面

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 PALTEK<7587>(JQS)は2月25日に420円まで買われ、昨年10月25日の418円を更新し、4ヶ月におよぶ高値もみ合い離れへ向けての一歩を印した。これまでのもみ合いで蓄えられたエネルギーを放射しつつ、上値慕いの動きを強めていくことが予想される。

 前12月期の3億1700万円の営業損失から今2013年12月期は営業利益1億5000万円と、業績は大幅に改善する。オフィスインフラの一部返却や人件費の見直し等の構造改革を行ったことが前期営業損失に陥った要因である。

 今期はそうした一時的なマイナス部分が解消されるうえ、経営資源の集中と効率化を目指し、注力する商材を見極めて売上げ増を図る。買収したソフトウエア設計会社の業績が通期で寄与。半導体販売も通信機器や医療機器向けが堅調に転じる見通しだ。PBRはわずか0.6倍に止まり、出遅れ感は鮮明だ。業績向上をベースとした新たな評価ポイントを探る動きに転じることになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価急動意の林兼産業、農業関連で個人投資家好み

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 林兼産業<2286>(東1)が急伸してきた。環太平洋経済連携協定(TPP)へ向け国内農業振興策が活発化するとの見方から、その恩恵に思惑人気が高まっている。プリマハム <2281>など、同業他社も広く買われているが、オンライン証券の手口を見ると、食肉加工メーカーでは同社がダントツの人気を集めている

 営業利益が5億9000万円から3億円に引き下げられるなど、今2013年3月期の業績について2月13日に減額修正を発表、2月15日に70円まで売り込まれ、目先筋の売りが一巡している需給の好転も軽快な上げにつながっている

 100万株に満たない出来高が続いていたが、26日1110万株、27日には6703万株と、最近の商いの盛り上がりはすごい。2月27日には110円と2011年3月の高値104円を払い、2010年6月以来の水準と居どころを変えてきた。今の所まだ売込みが細いが、今後は需給動向が最大の注目点になりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | 株式評論家の視点
2013年02月27日

【株式評論家の視点】逆行高のソニーはゲーム事業のテコ入れに注目、相場牽引に期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ソニー<6758>(東1)は主力株安の中で21円高と買われ、注目される局面を迎えている。2月18日に「PSVita」の値下げを行うとともに、新たに2月20日に「PS4」を発表するなど、ゲーム事業のテコ入れ策が相次いで発表された。「PSVita」は値下げによる販売増加、対応ソフトの充実などで、今後の収益アップが想定される状況だ。

 また、新型ゲーム機「PS4」は、クラウド技術を採用し、ソーシャルネットワーキング機能を搭載することで友人とプレイ画面を共有したり受け渡しをすることができるなど、プレイヤーの遊び方に新たな広がりを提供するものと予想されている。

 円安転換を機とする増額修正期待で2月7日には1551円の高値を示現し、現在はその調整局面だが、業績の本格回復への必須条件であった成長ドライバーとしてゲーム部門が急浮上したと言え、今後そうした評価替え相場が訪れる可能性が想定され、全般相場の牽引役としても期待される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:15 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】富士通に見直しの眼、構造改革本格化による業績好転を前向き評価

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 富士通<6702>(東1)には再び見直しの目が向けられることになりそう。半導体事業やデジタルAV向けビジネスの苦戦で、今2013年3月期の営業利益は減額修正され、1000億円(前期1053億円)と、前期比横ばいにとどまる見通し。

 株価的にはこうした部分を織り込んで反騰に転じたが、それも買い一巡感の台頭で2月8日の高値446円から調整局面を迎えている。しかし、会社側が半導体事業の再編や欧州ビジネスの再構築を中心にした構造改革に取り組むことを表明。2016年3月期に営業利益2000億円(前3月期実績1053億円)以上に引き上げることが明らかになっており、今後はそうした評価が株価に織り込まれていく可能性が強い。

 株価は2月22日の385円を目先底に出直りの兆しを強めており、出来高の増加とあいまって見直し人気が次第にスケールアップに向かいつつあることがうかがえる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:44 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】高値更新で勢い増すフィールズ、新タイトル寄与で来期期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 フィールズ<2767>(JQS)が人気を盛り返してきた。2月1日の高値1275円からの調整は2月15日の1160円で終了、急ピッチの戻りを見せ、高値更新から新展開へ躍動してきている。

 今2013年3月期の業績については2月1日に減額修正され、営業利益は140億円から90億円(85億2700万円)に引き下げられた。好業績期待が大きかった分失望人気も強かったようで、一時短期急落場面に見舞われた。

 減額の要因は昨年12月に販売開始した「バイオハザード5」は過去の実績をはるかに上回る引き合いとなったが、製品が追いつかなかったため。従ってそうした一時的な要因が解消される来期の業績については、急回復予想でアナリストの見解は一致している。強気な見方ではこれまでのピークである2008年3月期のピーク利益131億5800万円を更新するとの見方も出ている。今回の人気相場の天井はかなり高いと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:30 | 株式評論家の視点
2013年02月26日

【株式評論家の視点】株価50円のユニチカに商い、幕間つなぎか本格相場か

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ユニチカ<3103>(東1)に個人投資家の参戦が目立ち始めており、人気再燃の兆しが出てきた。1月11日の56円、2月6日の66円でダブルトップを形成し、以後は定石どおりの整理局面入り。しかし、2月15日の48円をボトムに戻り波動に転換、株価の出直りにつれ、エネルギーの回復も急ピッチで進んできた。調整完了からのもみ合い離れへの挑戦が有力視さになってきた。

 今2013年3月期の業績は営業利益が90億円から60億円に減額され、株価はそれを前提に形成されてきたが、主力のフィルム、樹脂、不織布などで新規開発製品を投入し販売数量が回復に向かっている模様で、アナリスト筋は上振れての着地が有力と見ている。さらに来期は大幅増益が想定されており、株価が根本的な見直し相場に発展していくことになりそう。

 前編相場安で幕間つなぎとの見方がある一方、ダブルトップ56円をクリアーすると、一段上の相場に発展の可能性も指摘されている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:30 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】全般安を逆行高のヤマタネは農業関連のホープ、動き軽快

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ヤマタネ<9305>(東1)が一気に新高値に切り返し、上昇第2ラウンド入りのパターンに入ってきた。25日の売買高は1437万株と、前営業日22日の165万株からいきなりの急増となっており、特定筋流入の兆候が歴然としている。

 三菱倉庫<9301>(東1)など、倉庫株全体が含み資産関連株として新展開に弾みを加えており、出遅れが目立つポジションにいた同社に出遅れ人気の買いがスケールアップしてきている。さらに、安倍首相が農業を成長産業と位置付ける方針を示したことも、改めて同社の存在をアピールする材料として考慮されているようだ。

 今2013年3月期は営業利益39億円と前期比7%の増益が見込まれ、業績が好調なうえ、PBRは0.8倍と割安水準とどまっている。中低位株が大きく水準を切り上げている環境下、実態の裏づけを持つ銘柄として、人気はこれから加速する方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ビューティガレージは目先筋の売り一巡を待って切り返し相場へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ビューティガレージ<3180>(東マ)は反転相場のきっかけを待つ足取りだ。2月14日に新規公開されたばかりだが、当日は公開価格2300円に対し、初値は4160円の好スタートを切った。さらに翌日は5200円と一段高に買われ、人気爆発の上場となった。ただ、そうした人気の反動で足元は売り物先行の流れになっているが、売り一巡後は戻り足に弾みを加えていく可能性が強い。

 同社は理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどのビューティーサロンを主要顧客に、理美容・エステ機器や業務用化粧品などを販売している。そうした商品は従来は営業マン経由で販売されていたが、同社は中間流通を排除した理美容商材のインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を提供、収益向上が続いている。

 登録会員事業数は15万人を有しており、シャンプー剤や化粧品など消耗品の販売を強化することで既存顧客のリピート率を上げ、持続的な高収益態勢を築いていく方針。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:16 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アドバンスト・メディアは音声認識ソフトの拡大で来期黒字転換も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アドバンスト・メディア<3773>(東マ)は2月15日のボトム4万9400円から2月21日には5万8000円まで買い進まれたが、今一つ伸びきれず、再び調整局面に入っている。ただ、これは1月29日の高値6万6000円からの整理局面におけるダメ押し形成場面と判断でき、株価の本格反騰が近いパターンだ。

 同社は音声認識ソフトの開発を行っているが、昨年12月にKDDI(au)と共同でスマホを使った音声認識サービスを始めており、その拡販が進んでいる。ただ、人件費負担などの費用がかさみ、今2013年3月期は営業損失1億5500万円(前期2億9000万円の損失)と低調な見通しだ。

 株価は中期的には昨年10月31日からの調整トレンドにあるが、その要因は足元の業績低迷。しかし、音声認識ソフトの拡大により、来期は黒字確保が有力視されており、株価の戻り波動への転換を導いていく材料になりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】コマツは来期の増益転換を見据え、出直り色を強める方向に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 コマツ<6301>(東1)に個人投資家の押し目買い人気が強まってきている。今2013年3月期の減額修正を飲み込んで2月6日に2507円の高値を示現し調整に入っている局面。

 建設・鉱山機械の世界最大手である米キャタピラーの2012年12月―2013年1月の世界機械販売が4%減となったことを受け、目先筋の売りが広がり押し目を広げたが、そこですかさず買い物がボリュームアップしてきた。まだ外部環境に振り回されるあたり、戻りは本格的な段階には至っていないが、次第に出直りは力強さを増す方向が予想される。

 中南米やオセアニアで鉱山機械が好調に推移したものの、インドネシアの石炭鉱山向けの需要が急減。中国の建設機械需要の低迷も長期化し、今期の営業利益は2220億円(前期2496億円)へ減額修正された。しかし、来期は日本や北米が底堅く推移するほか、中国の需要の底打ちがされることなどから増益転換が想定されている。来期の好業績をしっかい見据えたかたちで、出直り相場の色合いを強くしていく方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 株式評論家の視点
2013年02月25日

【株式評論家の視点】急騰のベクターは懸念材料織り込みみ業績向上への布石を評価する

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ベクター<2656>(JQS)が急騰に転じてきた。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>(JQS)をはじめ、ゲーム関連株の人気盛り返しを受け、見直しの目が向けられてきた格好。

 同社はサーバへの不正アクセス事案の発生に伴い、その対応、再発防止に要する費用が膨らむ懸念材料を抱えていた。それが業績及び株価に悪影響を及ぼしていたため、同業他社に比べより出遅れ感の強い存在として映っているようだ。昨年7月からクレジットカードの取扱の再開、各種プロモーションの自粛解除など漸次正常化の道を歩み、今2013年3月期の第4四半期で不正アクセスにからむ費用は一巡する見通しだ。

 パソコンのオンラインゲームでは新作タイトルを積極的に運営しているほか、スマホ関連は自社タイトル中心にこだわらず、タイトルの海外調達を視野に入れた事業展開を図る方針だ。懸案事項の織り込みを終えた株価は、業績向上への布石など業績面を前向きに評価する相場に転換してきたと言える。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】07年以来の200円接近のエンシュウ、工作機、輸送機器の両輪好調

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 エンシュウ<6218>(東1)の人気が衰えず、再び新展開に躍り出てきた。2月12日には188円の高値を示現したが、この水準は、2007年11月の201円以来になる。6年ぶりの水準への居どころ変えとあって、本格的な上昇相場に踏み入れてきた感触だ。

 今2013年3月期の第3四半期累計決算で営業利益は10億3200万円と、前年同期比97%増益を確保。つれて、今3月期の見通しについて、営業利益は従来の16億5000万円から18億円、前期比45%増益へ上方修正された。同社のこれまでのピーク利益は2006年3月期の19億4600万円。株価の6年ぶりの水準到達も、その背後に好業績があったからこそということ。

 工作機械関連事業部門が中国を始めとしたアジア地域への売上げが増加、オートバイのピストンなどの輸送機器関連事業部門も原価低減が進み増益を確保している。両部門とも来期も好調が予想され、ピーク利益更新も視野に入ってきそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ビーマップはスマホ拡大の恩恵享受、収益向上へ採算管理にも注力

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ビーマップ<4316>(JQG)は今2013年3月期業績の上方修正を手掛かりに2月6日に6万2700円の高値まで駆け上がった。その後整理に若干日柄を費やしていたが、2月19日の3万9900円で底入れの動きとなり、出直り相場へスタートのニュアンスが強くなってきた。

 今2013年3月期の業績見通しについて、経常利益は従来の2000万円から4000万円(前期6800万円の損失)へ増額修正された。スマートフォンの普及に伴い通信事業者・流通事業者等の設備投資が活発化、無線LAN関連の受注環境が好転している。

 スマートフォンの普及によりWiFiの整備が進む好環境の一方で、現状の事業規模においても一定の利益を確保できるよう、損益分岐点を見極め、それに見合った案件管理・進捗管理を実施しており、体質は強化されている。今期の黒字化を受け、来期以降も安定した収益を確保できる、見通しだ。長い視点をプラスしての出直りとあって、高値更新への期待がかかるところだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ダイフクに評価機運が高揚、中国、メキシコなど海外も戦力化

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ダイフク<6383>(東1)が早くも盛り返し、再び新展開に入ってきた。今2013年3月期の第3四半期累計決算の好調、今期通期の増額修正発表を受け、2月18日に647円の高値を示現し一呼吸入れていたが、22日には654円と早くも再度高値を更新する力強い動きを見せている。

 18日の高値ではまだ実態再評価は不十分との見方が強いことが背景にある。決算発表とともに明らかになった中期計画の見通しなどを踏まえ、証券会社が強気のレーティングを継続し、目標株価を550円から840円に大幅に引き上げ、見直し人気の流入に拍車をかけたようだ。

  同社は立体自動倉庫やコンベヤなど、搬送・保管に用いられるマテリアルハンドリングシステム・機器のメーカーで、世界でもトップクラスのシェアを持つ。自動車関連業界向けの好調で今期の営業利益は60億円から63億円(前期42億1700万円)に引き上げられた。中国でのクリーンルームの増勢をにらみ現地法人を設立、メキシコでも自動車生産ライン向けの現地法人を設立、来期は増益幅がさらに広がることが予想されている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:24 | 株式評論家の視点
2013年02月24日

【株式評論家の視点】外国人投資家、個人投資家の手合わせが進む、高値更新へ挑戦

<相場展望>(25日〜3月1日

株式評論家の視点 日々の相場をウォッチしていると、本当に相場が強いことを実感する。特に2月3週(18〜22日)の週末24日は圧巻の動きだった。前日の米国株式相場が下落、円相場も強含むなど外部環境の悪化を映し、前場に日経平均先物は1万1170円まで売り込まれた。しかし、後場に入り先物に買いが入ると一気の戻りに転じ、引けは1万1410円の高値引けとなった。

 押し目を待つ投資家が下値があるとすかさず買いに入ってくるため、調整らしい調整が入らない。2月第2週(2月12日─2月15日)の投資主体別売買では海外投資家が1828億円の買い越しとなり、14週連続の買い越しへ記録を伸ばした。個人も2週連続の買い越しで、特に信用は9週連続買い越しに動いている。反対に、投信は9週連続の売り越しだし、信託銀行に至っては昨年の10月第4週以来、一貫した売り越し姿勢。売り一巡後は買い戻しに動かざるを得ないと思われ、機関投資家としての運用姿勢は非難されて然るべきではないだろうか。

 前週末23日はニューヨーク株式高を受け日経平均先物は1万1500円で帰ってきた。2月第4週(2月25〜3月1日)は高値クリアーへ挑戦の週になりそう。日米欧7カ国緊急声明や20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議後に政治家の発言が慎重になったことで、為替の動きには注目していく必要がありそう(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:39 | 株式評論家の視点
2013年02月22日

【株式評論家の視点】サニックスは新規売りが堆積、上昇相場継続への舞台作りが進む

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 サニックス<4651>(東1)が強調展開を続けている。次世代住宅スマートハウスの需要が2020年には2倍との予測が伝えられたことを手掛かりに20日に急騰した。続く翌日、21日も小幅高を続け、上昇相場の延長線上で動いている。

 いきなりの急騰を受け買い方の利食いが進む一方で、新規売りが急増、日証金では20日から株不足に転じてきた。21日の相場でも新規売り大幅増、買い返済増の動きが続き、需給はさらに好転。上値指向の相場への舞台作りが着実に進展しているニュアンスだ。

 再生可能エネルギー固定価格買取制度を受けて太陽光発電システムが当初計画を上回り、プラスチックを燃料として再生利用したリサイクルエネルギー発電も大幅増収を記録。今2013年3月期の営業利益は従来の20億円から26億円(前期4億900万円)に上方修正されるなど、実態も株価をフォローしている状況だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】インスペックはAOI、AVIなど、ずれ込んでいた受注が成約

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 インスペック<6656>(東マ)が上値慕いの様相を強めてきた。今2013年4月期の業績が減額修正されるなど、業績は足踏み状態が続いていたが、ようやく実態好転の気配を強めてきた。

 今期の10月中間決算の売上げは1億3300万円に止まったが、1月末現在の今期受注高は4億1400万円に達するなど受注の好調が目立ってきた。今期後半に入った昨年11月の月次受注は1億7300万円を確保、12月も1億2500万円、今年1月は2400万円に低下したが、中間期までと比べ明らかに受注は好転の気配を強めてきた。中間決算での受注ずれ込みが後半に入り成約に結びつき始めている模様だ。

 半導体の配線上の欠陥の有無を検査するパターン検査装置(AOI)、メッキやレジスト(保護膜)を塗布した後の最終段階で、目視検査に代わり外観上の欠陥を検査する自動最終外観検査装置(AVI)ともに、海外での需要増が想定されている。これらが戦力化した時、業績は大きく好転することが予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:26 | 株式評論家の視点