東芝<6502><東1>が高値もみ離脱の様相を強めてきた。2月28日に229円と2月12日の高値430円に肉薄、新展開入りに王手がかかった。証券会社がレーティングを引き上げ、目標株価も560円と高い水準に設定された。そうしたレーティング引き上げを受け、個人投資家の買いがボリュームアップに転じてきており、再び評価替えの動きが活発化しそう。収益変動の大きかったNAND型フラッシュメモリー事業が成長事業から安定事業へと舵を切り、損益が計算できる事業体質に転換したことが見直しの背景。スマートフォンやタブレット端末など高機能型の携帯情報端末向けの需要堅調も加わり、今2013年3月期の営業利益は2600億円(前期2064億円)の確保が見込まれている。
これまでの構造改革に各部門の売り上げ増が加わることが予想される来期以降、業績は本格的な上昇基調をたどる見通し。ディーリング銘柄として新たにラインアップの可能性が強くなってきた。(株式評論家・隆盛)
































