[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (02/22)【株式評論家の視点】フランスベッドHD株価に動意、高齢者施設の新設増など追い風
記事一覧 (02/22)【株式評論家の視点】イトーキに好業績見直しの機運、信用売り残が増加し好取組も支援
記事一覧 (02/21)【株式評論家の視点】昭和電工は大底確認の足取り、押し目買い人気で出直り波動に転換
記事一覧 (02/21)【株式評論家の視点】明光ネットワークジャパン今期も最高益、総合力の強さ光る
記事一覧 (02/21)【株式評論家の視点】アールシーコアは「下ヒゲ」で底入れ、感性重視の戦略で好成長
記事一覧 (02/21)【株式評論家の視点】NECは企業のIT投資回復で今期増額有力、見直し波動は継続中
記事一覧 (02/20)【株式評論家の視点】モブキャストはスマホのスポーツゲームに強み、韓国での展開が注目点
記事一覧 (02/20)【株式評論家の視点】グリーはコンプガチャ問題の根本的な解決が人気復活への前提要因
記事一覧 (02/20)【株式評論家の視点】インフォコムは中期計画の達成に期待感が強い、重点分野の拡大を図る
記事一覧 (02/20)【株式評論家の視点】enishはソーシャルゲームの急成長が株価を強力に押し上げる
記事一覧 (02/20)【株式評論家の視点】高注目の井関農機、農業重視政策に第3四半期好調も
記事一覧 (02/19)【株式評論家の視点】ゲームカード・ジョイコは割安が顕著、反転相場を探る
記事一覧 (02/19)【株式評論家の視点】底打ちの値動きみせる三井住友建設、商い活発が魅力に
記事一覧 (02/19)【株式評論家の視点】FPGは大型組成背景に今期2ケタ増益、株価下値切り上げ
記事一覧 (02/19)【株式評論家の視点】下値サイン点滅のワイヤレスゲート、スマホ拡大で会員数大幅増
記事一覧 (02/19)【株式評論家の視点】東洋紡は新たなディーリング銘柄入り、来期は大幅増益へ
記事一覧 (02/18)【株式評論家の視点】調整のディー・エヌ・エー、アナリスト評価高く押し目注目に
記事一覧 (02/18)【株式評論家の視点】アドバンテスト・メディアは音声認識分野の拡大が急ピッチで進む
記事一覧 (02/18)【株式評論家の視点】チムニーは今期も連続増益見通し、株価の割安さが顕著
記事一覧 (02/18)【株式評論家の視点】コロプラは今期も好スタート、スマホ拡大映し株価も成長路線
2013年02月22日

【株式評論家の視点】フランスベッドHD株価に動意、高齢者施設の新設増など追い風

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 フランスベッドホールディングス<7840>(東1)が盛り返しの勢いを強めてきた。好業績見直しの流れに乗り、1月25日に225円の高値を示現した。しかし、結局長い上ヒゲを引くに止まり、見直しの流れは定着することなく、その後は整理局面に転換せざるを得なかった。

 2月15日に184円の安値に売り込まれたが、ここでは長い下ヒゲを引き、底入れパターンを発信、以後押し目買い人気が強まり、株価も戻りを鮮明にしてきた。国内で老人ホームなど高齢者施設の新設が相次ぐなど、追い風に乗っており、中期的な成長評価の動きが次第に本格化することが予想される。

 営業拠点2箇所(愛知県尾張市、東京都町田市)を新設し、福祉用具レンタルの売上げが伸び、電動アシスト三輪自転車などのリハテックブランド商品の拡販を図り、シルバービジネスが好調。今2013年2月22日3月期の第3四半期累計決算は営業利益14億4400万円と、前年同期比29.3%の大幅増益を達成。今期通期でも営業利益23億2000万円と、前期比42.7%の大幅増益が見込まれている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:12 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】イトーキに好業績見直しの機運、信用売り残が増加し好取組も支援

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 イトーキ<7972>(東1)が出直り色を強め、昨年6月26日の高値で大関門となっている544円に挑戦の動きに転じてきた。PBRは0.7倍に過ぎないし、PER8.7倍、かつ配当利回りも2.5%と、投資指標的には、ここから大きな訂正高波動が訪れても不思議ではない。

 前2012年12月期は営業利益34億4100万円と、前々期比4倍の大幅増益となり、ハードルが上がったその上で今2013年12月期も営業利益40億円と前期比16%の増益を見込んでいる。首都圏を中心に新築大型ビルの竣工が増加する追い風の中、新築ビルへの移転需要が増え、それに伴う二次、三次需要も取り込んだ。顧客の課題解決を図る提案型営業を強化したことも奏功した

 昨年年11月にオープンしたショールーム「イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(シンカ)」を活用し、顧客に対する提案型営業に拍車がかかる見通しだ。2011年4月に子会社化したダルトン<7432>(東マ)との協業が順調に進展し、会社全体としてパワーアップしている点がアピールしていく点だろう(株式評論家・隆盛)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:39 | 株式評論家の視点
2013年02月21日

【株式評論家の視点】昭和電工は大底確認の足取り、押し目買い人気で出直り波動に転換

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 昭和電工<4004>(東1)が大底打ちの気配を強めてきた。1月15日の149円、2月7日の150円で典型的な天井打ちパターンであるダブルトップを形成、その後は調整場面に入っていた。

 しかし、2月15日に高値から17%押しの125円の安値を付けると、一気に押し目買い人気が膨らんだ。当日の売買高は2月7日の高値時のボリュームに匹敵するもので、投資家の先高感の強さが証明された格好だ。その後も高水準の商いをこなしながら着実な戻り足を見せている。

 今2013年12月期は営業利益350億円と、前期比24%増の見通しが明らかになった。その発表でひとまず相場に一区切りついたとの見方が出ていた。しかし、グローバル展開の加速と国内事業の収益改善に取組むことにより、今期は業績向上へのステップを踏み出した段階で、本当に業績が良くなるのは来期以降だ。出直りトレンド継続のパターンになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】明光ネットワークジャパン今期も最高益、総合力の強さ光る

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 明光ネットワークジャパン<4668>(東1)は新展開を視野に置いた強い動きを続けている。1月9日に1090円の昨年来高値を更新し、その後一呼吸入れ2月7日に1080円まで買い直された。高値クリアーがならなかったことで、チャート的にはダブル天井形成パターン。定石としては以後整理色を鮮明にするはずなのだが、押し目買い人気の強さから2月15日の1003円をボトムに、株価を押し戻す動きが強化されてきている。

 少子化により学習塾業界は厳しい環境に置かれているが、そうした中で今2013年8月期も営業利益38億4600万円と、前期比8.6%増益が見込まれ、連続の最高益を確保する高収益体質に投資家の評価が高い。

 主力の明光義塾では、教室と教務部門の情報共有を充実させるなど、機動的な組織体制を構築。教室数や生徒数の拡大を図っている。研修の拡充を通じ教室長や講師などの人材育成にも注力する方針。新規事業では、難関校受験者向けに展開する早稲田アカデミー個別進学館や、明光サッカースクールなどで、フランチャイズを中心に教室数の拡大を図るなど、総合力が同社のアピールポイントだろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アールシーコアは「下ヒゲ」で底入れ、感性重視の戦略で好成長

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アールシーコア<7837>(JQS)は2月8日の高値889円から調整入りのニュアンスを強めていたが、2月15日の755円で瞬間的に大きく下げ、「下ヒゲ」となって底入れしたといえる。

 同業とは一味違う戦略を進める同社への認知度が高まりつつあることが押し目買いの途切れない要因だろう。同社はログハウスの企画、製造、販売を手掛けている。全国展示場新規来場者数が第3四半期末で16,832件(前年同期比14.7%増)と好調に推移している。既存の住宅メーカーとは違い、感性マーケティングを核とした事業展開が浸透しているほか、住宅情報誌ではなくライフスタイル誌中心の広告展開を行う、新ブランド広告戦略などが消費者に受け入れられている。

 今2013年3月期は営業利益6億7000万円と前期比1.1%の増益に止まるが、これは社内基幹システムの更新による減価償却費増、人件費を中心とした事業拡大のための先行費用など一時的な要因によるもの。販売拠点拡大などもあり、来期は増益幅が広がる方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】NECは企業のIT投資回復で今期増額有力、見直し波動は継続中

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 NEC<6701>(東1)が早くも調整切り上げの様相を強くしてきた。2月5日の高値278円から整理局面入りしていたが、2月15日の220円を底に戻りに転じてきた。高値から立会い日数7日間の底打ちというのはあまりにも短い感じがするが、それほどに投資家の買い気が強まっている表れと言えそう。

 今2013年3月期の第3四半期累計決算では営業利益718億円と、前年同期の14億円の営業損失から様変わりの好転となった。今3月期の通期の見通し1000億円は据え置かれたが、円安で顧客企業のIT投資への意欲が高まりつつあるほか、同社の円安メリットも加わることから、増額修正の可能性は強い。

 アナリスト筋が注目しているのは、事業の選択と集中を推進する一方で、1万人(グループ従業員5000人、外部委託など協力会社5000人)の人員削減をはじめとしたコスト低減策などを展開、利益の出やすい体質が構築された点。従って来期以降は売上げ増があれば利益はかなり伸びることになる。見直波動はまだ完了していないようだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:48 | 株式評論家の視点
2013年02月20日

【株式評論家の視点】モブキャストはスマホのスポーツゲームに強み、韓国での展開が注目点

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 モブキャスト<3664>(東マ)は1月29日に2565円の高値を示現した。昨年6月28日の2570円の上場来高値にまさに肉薄したが、一歩及ばず押し返された。こうしたケースでは、その後利食いが急がれ急落するケースが多いのだが、同社は2月15日の1825円で早くも底打ち機運が漂い始めており、投資家の新展開入りを想定する見方が強いことを示している。

 前2012年12月期は営業利益11億2700万円(前々期5億2100万円)の大幅増益を達成し、今2013年2月20日12月期も営業利益17億5000万円、前期比55.3%の大幅増益が見込まれている。わずか数年前の2010年12月期の営業利益は3600万円に過ぎなかっただけに、その成長は驚異的である。

 同社はSNSのコンテンツの開発と配信を行っている。幅広いファン層を持つスポーツゲームに強みを持ち、収益成長につなげている。今期は韓国で韓国プロ野球ゲームの配信を開始する予定で、ここで順調なスタートを切るようだと、海外展開という新たな成長の切り札を獲得することになる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:19 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】グリーはコンプガチャ問題の根本的な解決が人気復活への前提要因

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 グリー<3632>(東1)の軟調な動きが続いている。2月18日に発行済み株式数の1.0%にあたる230万株を上限に自社株買いを実施すると発表した。さらに同じ日、ヤフー<4689>(東1)と、スマホ向けソーシャルゲームを共同開発・運営する新会社を3月15日に設立すると発表した。これだけの好材料がセットで発表されたにも関わらず、株価の反応は鈍い。

 そうしたところに同社の2位の大株主KDDI<9436>が保有株1600万株の半分煮あたる800万株を手放すことが明らかになり、株価の下げ波動に弾みを加える結果になった。

 2月12日に今2013年6月期の純利益が従来予想の460億〜520億円から310億〜370億円(前期は479億円)に下方修正されるなど、業績低迷が株価軟調の基本的な背景。「コンプリートガチャ」問題後に始まった業界自主規制への対応に手間取ったことが要因で、こうした根本的な部分が解消されない限り株価の戻りは難しそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】インフォコムは中期計画の達成に期待感が強い、重点分野の拡大を図る

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 インフォコム<4348>(JQS)が高値圏で強調展開を続けている。今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が13億4700万円と前年同期比5.1%の増益となった。通期については営業利益33億円と、前期比3%の減少見通しにある。

 表面的な数字からは、高値圏での動きをサポートするような要因はうかがえない。ただ、中期経営計画を着実に達成してきた足取りが今後の躍進への期待感を刺激しているようだ。前回の中期計画では2012年3月期に営業利益28億円を想定していたが、実際には34億100万円の超過達成となった。

 そして今期を初年度とする新しい中期計画では2017年3月期に営業利益50億円を想定している。重点分野はネットビジネス領域ではコンテンツ提供、eコマース、ソーシャルメディアの更なる業容拡大を、ヘルスケア領域では医療機関向けコア事業の強化とともに、周辺領域向けサービスの積極的展開を図ることなどが骨子。それぞれの分野で足元着実に進展しており、中期計画における、あるべき姿が先高感を刺激している。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】enishはソーシャルゲームの急成長が株価を強力に押し上げる

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 enish<3667>(東マ)が人気復活へ動き始めた。昨年12月11日に新規上場されたが、買い物が殺到し上場当日には値がつかないほどの人気。翌日12日に公開価格800円に対し2500円の初値という、人気爆発のスタートとなった。

 これだけ人気を集めて始まると、その後は一貫した売り人気の流れに陥るものだが、同社の場合、1月7日に1905円の目先安値を付けた後引き戻しに転じ、2月22日には2469円まで買い直されるなど、相場付の強さは特筆される。

 バックボーンとなる業績がすこぶる好調だ。 ソーシャルアプリ事業が好調に推移している。「ぼくのレストランII」「ガルショ☆」が引き続き売上げを伸ばし、前2012年の第3四半期に投入した「ドラゴンタクティクス」が当初想定を大きく上回る伸びを見せている。このため、前12月期の営業利益6億6600万円(前々期比26.7%増)に続き、今12月期も営業利益8億2000万円と、前期比23%増が予想されている。業績が株価を押し上げていくパターンが想定される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】高注目の井関農機、農業重視政策に第3四半期好調も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 井関農機<6310>(東1)が急騰に転じてきた。政府が農業を成長産業として位置づける方針を鮮明に打ち出し、農産物の輸出倍増や農地の有効活用を表明したことなどから、政策の恩恵を受ける点が買い人気を刺激している。

 ただ、そうした目先人気が無くても先高への動きを見せていた下地がある。今2013年3月期の第3四半期累計決算では、営業利益が55億円と前年同期比44%の大幅増益を達成した。国内で戸別所得補償制度の定着などにより農家所得が改善し農機製品、作業機・部品、施設事業共に好調に推移。海外も北米向けの新商品等とアジアでの販売が増加したことにより、売上げを伸ばした。

 それと、コスト構造改革に全社を挙げて取組み利益が出や体質に転換したことが大きい。第3四半期累計の営業利益55億円に対し、通期見通しはそれと同じ55億円。今後の再増額の確度はかなり高いようだ。19日の急騰を受け、日証金では新規売りがごっそり増え、いきなりの株不足に転じてきた。相場も単発ではなく、持続性がある上昇波動に乗ったようだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | 株式評論家の視点
2013年02月19日

【株式評論家の視点】ゲームカード・ジョイコは割安が顕著、反転相場を探る

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ゲームカード・ジョイコ・ホールディングス<6249>(JQS)は2月7日に1615円の高値を示現したばかりで調整の日柄は浅いが、2月15日の1450円の安値で下げ率10%を記録。早くも押し目買いの流入が目立ち始めている。

 今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益31億800万円と、前年同期比20.2%の減益となった。パチスロ人気が継続し、パチスロ向けメダル貸機は堅調なのだが、パチンコの低迷が響いた。その上で、今期通期の見通しは第3四半期の実績を下回る営業利益23億円、前期比48.4%減を据え置いた。下期のパチンコホールの経営環境が不透明なことに加え、上期からずれ込んだ研究開発費の計上などにより費用が膨らむ点を勘案している。

 従って、費用増が一巡する来期の業績は回復に転じる方向が予想される。PBRは0.5倍のきわめて低い水準にとどまり、かつ配当利回りも4%と、割安さは強烈。反転相場入りが有力だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】底打ちの値動きみせる三井住友建設、商い活発が魅力に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 三井住友建設<1821>(東1)は大底入れの気配を強くしてきた。1月16日の高値117円から調整に入っていたが、15日、18日と連続でザラ場の69円を安値に引けにかけ戻す展開となっており、底打ちシグナル発信の兆候を見せている。

 政策の追い風に乗っているだけに、復興関連株は今後とも相場テーマの大きな柱と考えられる。現在は円安の流れを背景に市場人気は輸出関連株に向かっているが、調整一巡を待って復興関連買株に買い直しの順番が回ってくることになりそう。

 復興関連株の中では連日大商いの上位にランクされるなど人気の強さは抜群。先高感の強さから信用買い残が着々と積み上がり、直近2月8日申し込み現在では、1億333万株に達している。現在主流のディーリング商いではこうした流動性の高さは、大きなポイントになる。最近の安値69円で高値からの下げ率は42%にも達する。十分な整理を経て、出直り相場入りは近い。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】FPGは大型組成背景に今期2ケタ増益、株価下値切り上げ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 FPG<7148>(東1)は2月12日の高値2010円から調整局面を迎えているのだが、18日にはすかさず1900円まで買い直されるなど、先高ムードを継続。再度の新展開入りを想定する機運が強い。

 今2013年9月期の第1四半期は営業利益8億2400万円と、前年同期の7800万円から飛躍的な向上を遂げた。業績好調で、税の繰り延べニーズがある投資家からの出資金に対する需要が盛り上がり、海上輸送用コンテナ、船舶、航空機などの投資対象の大型組成が進んでいることが背景。

 ただ、今期通期の見通しについては営業利益16億2100万円、前期比12.7%増の数字を据え置いた。第1四半期の営業利益の進捗率は50%にも達する。第1四半期に前倒し的な売上げがあったほか、固定費的な人件費その他費用が発生するためとしているが、現実的には増額修正の可能性はかなり強そう。株価は増額を先取りするかたちで新展開に踏み込んでいく局面が想定される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】下値サイン点滅のワイヤレスゲート、スマホ拡大で会員数大幅増

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、30日線で下げ止まり、2月8日の高値4665円からの調整局面を迎えている。とくに、ここ連日下ヒゲを示現する動きを繰り返しており、チャート的には明らかに下値到達を示している。

 押せばすかさず買いが流入しているのは、勢いのある業績に対する評価と思われる。前2012年12月期は営業利益5億9700万円(前々期は単独で3億8600万円)と好調な数字を確保。今2013年12月期も営業利益8億円、前期比34.1%増益が見込まれている。スマホの急速な普及とともに、スマホからのWi‐Fiスポット利用が拡大、家電量販店での積極的な告知活動も奏功し、契約件数が順調に拡大した。

 「ワイヤレス・ブロードバンドサービス」の会員数は、前期末で約35万人と前々期末の30万人から5万人も増えている。会員数の拡大は高収益に直結するだけに、今後とも増益路線を走る素地は整っている。業績を追って株価も上昇路線を歩むことになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】東洋紡は新たなディーリング銘柄入り、来期は大幅増益へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 東洋紡<3101>(東1)が、30日線に接近したところで下げ渋りとなって、底入れの感触が強くなってきた。中低位株見直しの流れに乗り年初来着実に水準を切り上げる場面が続いていたが、2月5日に慶応義塾大学の小池康博教授と共同で、液晶ディスプレーの画質を向上する新しいフィルムを開発したと発表、5日に208円まで急騰した。

 目先筋の利食い売りにその後は定石通りの調整場面だが、2月15日に150円まで売り込まれ、これで高値から28%の下げ率となり、値幅整理一巡を引き出す状況となってきた。信用買い残は2月1日申し込み現在の617万株が2月8日申し込み現在では2760万株に大幅に増加した。ただ、ディーリング銘柄としては、これくらいの重さが必要。実際ここ連日個人投資家が積極的に参入してきており、新たなディーリング銘柄としてリストアップされたようだ。

 今2013年3月期は営業利益180億円と前期比2%の減益見通し。収益性が高く成長力のある環境(太陽電池バックシート用フィルムなど)、ライフサイエンス(診断薬用酵素など)、電子(高耐熱性成型用樹脂など)などに経営資源を集中。中期経営計画では2014年3月期に営業利益270億円の大幅増益が想定されている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08 | 株式評論家の視点
2013年02月18日

【株式評論家の視点】調整のディー・エヌ・エー、アナリスト評価高く押し目注目に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ディー・エヌ・エー<2432>(東1)が波乱場面に見舞われている。2月7日に好決算が発表された。今2013年3月期の第1四半期は営業利益586億円と、前年同期比37%の大幅増益を達成した。そして、今3月期通期についても営業利益785億円と前期比30%増の大幅増益見通しが明らかになった。

 ところが株価は2月8日の目先高値3260円から下げに転じ、特に決算発表後に下げに勢いが出て、2月15日には2540円まで売り込まれた。第3四半期の業績内容を検討すると、第3四半期の営業利益が198億円と、その前の期の203億円を下回り、ここらあたりが失望売りにつながっている様子だ。

 SNS関連株の場合、成長を拠り所に株価が形成されてきただけに、少しの減益も打撃になってしまう。ただ、レーティング最上位、目標価格引き上げなどアナリス筋の評価は高く、個人投資家の押し目買い流入も目立ってきている。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:53 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アドバンテスト・メディアは音声認識分野の拡大が急ピッチで進む

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アドバンスト・メディア<3773>(東マ)は昨年10月31日の7万1000円をピークに調整局面を迎えているが、今年の2月15日の安値4万9400円でダメ押しを形成したパターンで、出直りへの機が熟しつつあるニュアンスだ。

 同社は音声認識ソフトの開発を行っているが、昨年10月にKDDI(au)と共同で昨年11月からスマホを使った音声認識サービスを始めると発表、高値7万1000円まで買い進まれるきっかけとなった。その後、島根県が音声認識システムを医療救急現場に試験導入を開始、さらに紙の受注伝票を声でデータ化できる音声入力システムを開発するなど、音声認識事業の拡大が急ピッチで進んでいる。

 今2013年3月期は営業損失1億5500万円(前期2億9000万円の損失)と低調な見通しだ。しかし、株価は足元の低迷よりは先行きの成長を見据えている。来期の黒字転換でも見えてくるようだと、大きく居どころを変えていくことになりそう。今はその準備期間に当たるところだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:52 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】チムニーは今期も連続増益見通し、株価の割安さが顕著

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 チムニー<3178>(東2)は割安買いが流入してもおかしくない水準に達した。昨年12月14日に新規上場され、当日に957円の高値を示現した。当日に活発な商いをこなした余波で以後は調整局面に入っているが、連続増益基調にある中で、PERは9.1倍に過ぎない。ひとたび出遅れの買いが向かえば、追随買いを誘って出直り鮮明化の流れが確立されていきそう。

 前2012年12月期は営業利益32億8900万円と、前々期比13.2%増益を達成した。続く今2013年12月期も営業利益35億2000万円、前期比7%増の見通しだ。メニューの改定などを積極的に行い、主力の居酒屋事業が好調なことが要因。

 さらに、愛媛県八幡浜市に水産会社を立ち上げ、前期から本格的に海鮮類を仕入れ、品質アップ、量の安定的確保、原価低減などに効果を現している。また、企業や官公庁内の食堂の運営を行うコントラクト事業店舗も前期末で97店舗に拡大してきている。上場で得た資金で店舗拡大に積極的に取組んでいく方針。チャートもダメ押しを完了し、後は戻りを待つだけだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:09 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】コロプラは今期も好スタート、スマホ拡大映し株価も成長路線

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 コロプラ<3668>(東マ)はもみ合い商状となっている。昨年12月13日に新規上場したばかりだが、上場日は公募・売り出し価格の3000円を2650円も上回る5650円で初値を付けた。以後もみ合い基調で推移しているが、上場人気の高さを踏まえれば、利食い売りを順調に消化している動きはむしろ際立つ強さと受け止められる。

 今2013年9月期の第1四半期決算は営業利益8億6400万円を確保した。今期から四半期決算を導入のため、前年同期の比較はないが、前期の営業利益が14億9900万円であったことからすると、今期も素晴らしいスタートを切ったと判断できる。

 同社はスマホ向けゲームの開発を手掛け、位置情報ゲームに強みを持っている。自社開発のほか、外部ディベロッパー制作のアプリを提供する「位置情報ゲームプラットフォームの運営」。またスマートフォンに特化したアプリを、日本のみならず世界を対象に提供する「スマートフォン特化型アプリの開発・運営」も行っている。スマホの拡大がそのまま同社の成長に直結する業態から、今後の成長への期待は大きく、それがそのまま株価に映し出されていく展開が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:05 | 株式評論家の視点