[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (02/09)【株式評論家の視点】リズム上の一服を挟むにしても上昇基調は不変、好需給が継続
記事一覧 (02/08)【株式評論家の視点】マド開け上放れの新電元工業はサプライズの増額、空売り増える
記事一覧 (02/08)【株式評論家の視点】出直る山下医科、最良の底入れチャート背景に好実態を本格評価
記事一覧 (02/08)【株式評論家の視点】モミ合い放れ近い鹿島建設、足元業績の確かさが見直し人気を呼ぶ
記事一覧 (02/08)【株式評論家の視点】太平洋セメントは高値もみを抜け出す気配、業績は来期も上伸
記事一覧 (02/08)【株式評論家の視点】JUKIは実装事業の見直し進展を評価、逆日歩発生、上げ加速
記事一覧 (02/07)【株式評論家の視点】モミ合い上放れの東芝機械、為替メリットによる増額に期待
記事一覧 (02/07)【株式評論家の視点】野村HDは株高の恩恵大きく高値更新からもみ離れ目指す
記事一覧 (02/07)【株式評論家の視点】丸井グループは利食い先行もカード事業の収益構造転換を評価
記事一覧 (02/07)【株式評論家の視点】ゲームカードが青空圏突入、独自の成長性を評価する動きが活発化
記事一覧 (02/07)【株式評論家の視点】予想外の株価下げに見舞われた不二サッシ、見直しへの転換近い
記事一覧 (02/06)【株式評論家の視点】日立は来期ピーク利益更新へ、個人の買いも活発、上昇波動不変
記事一覧 (02/06)【株式評論家の視点】岩崎通信機は太陽光発電参入のメリット、もみ合い離れが接近
記事一覧 (02/06)【株式評論家の視点】ナイガイは中期経営計画の進展を期待、08年以来の新ステージ
記事一覧 (02/06)【株式評論家の視点】日本板硝子はアナリスト評価大きい、チャートももみ合い離れ確認
記事一覧 (02/05)【株式評論家の視点】日本郵船は来期の業績拡大の評価を待つ、信用残が減少し需給も好転
記事一覧 (02/05)【株式評論家の視点】ダイワボウホールディングスは個人投資家の見直し買いが着実に進展
記事一覧 (02/05)【株式評論家の視点】東光は戦略商品の需要が拡大、来期のさらなる業績好転を評価する
記事一覧 (02/05)【株式評論家の視点】IBJは婚活市況活性化の波に乗る、増額期待を支えに出遅れ訂正高へ
記事一覧 (02/04)【株式評論家の視点】空売り急増のNECは好決算受けスケールアップ相場も
2013年02月09日

【株式評論家の視点】リズム上の一服を挟むにしても上昇基調は不変、好需給が継続

<相場展望>(2月12日〜15日)

株式評論家の視点 2月1週(2月4日〜2月8日)の相場は週末にかけ調整色を強める足取りとなった。8日の相場は下離れて始まり、上ヒゲを残し、かつ陰線で終わるなど、引け味は良くなかった。麻生財務相が、円相場は意図していた以上に下落したとの見解を示したと伝えられ、円が急伸したことがきっかけ。

 ただ、日経平均が12週連続の上昇を見せ、為替相場でも円が当面の節目と見られていた1ドル=95円に接近、ともに調整を欲していたことが大きな背景で、リズム的な一服と見たほうがいいだろう。もっとも、TOPIXは13週連騰を達成しており、基本的に相場波動が変わったということはなさそう。

 外国人は1月5週(1月28日〜2月1日)まで12週連続の買い越しを続け、個人の信用取引も7週連続で増加、相場を支える需給は良好である。日銀新総裁の人事案も近く発表のスケジュールにあり、今後の追加金融緩和への期待が改めて強まる方向にあり、環境面でもフォローの風が吹いている状況に変わりはない。市場関係者の多くが調整局面は近いとの見方に傾いていた。それだけに足元は当然の一服で、2月2週(12〜15日)は先高感を抱えながらの値固めとなりそう。ただ、調整は浅く、ほんの一呼吸で再び上昇相場に復帰する可能性もありそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:38 | 株式評論家の視点
2013年02月08日

【株式評論家の視点】マド開け上放れの新電元工業はサプライズの増額、空売り増える

株式評論家の視点 新電元工業<6844>(東1)が見直し人気を集めて急騰してきた。きっかけは今2013年3月期の増額修正。アジアの二輪車市場の回復で主力の電装品の販売が想定以上に伸びる。電力の全量買い取り制度を追い風に太陽光発電向け部品の受注が堅調なほか、為替相場の円安も収益を押し上げる。

 そのため今期の営業利益を従来の15億円から21億円(前期50億円)に引き上げた。アナリスト筋の予想では17億円どころと推定されていただけに、市場ではサプライズとして受け止められた。しかも、会社側では第4四半期の為替レートについて1ドル=87円、1ユーロ=115円と足元の水準よりも円高に設定しており、再度の増額への期待感も高まっている。

 買いが殺到した7日の相場は寄値347円、引値347円の、寄引同値足となり、目先は波乱もありそう。ただ、7日はカラ売りが大きく増加し、日証金では大幅な株不足となっており、仕手相場へ発展の舞台が整いつつある。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:12 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】出直る山下医科、最良の底入れチャート背景に好実態を本格評価

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 山下医科器械<3022>(東1)が動意づいてきた。今2013年5月期の上方修正を手掛かりに1月9日に1399円まで買い進まれ、以後は調整場面に入っていた。しかし、1月23日の安値1251円で目先底を打ち、ここ出直り色を強めつつある。チャート的には底入れパターンでは最も強いとされる、なべ底型を形成しており、高値更新から再度の新展開入りへの力強さが感じられる。

 診療報酬改定に伴う医療用チューブなど消耗品価格の下落はあるが、診療報酬改定の影響を受けない内視鏡やCTなど高額医療機器が伸び、今2013年5月期の営業利益は11月中間決算発表時に従来の2億3400万円から3億8700万円(前期4億4300万円)に増額された。

 ただ、中間決算で既に営業利益3億1500円を確保しており、通期の利益に対する進捗率は81%にも達している。再度の増額を想定する声が強い。政府が医療再生戦略関連の施策として、医療イノベーションや認知症対策、在宅医療の推進等に、来年度予算概算要求の重点枠が設定される等、医療分野の環境は明るさを増してきている。PBRはまだ0.7倍に過ぎないし、相場は本格評価を迎える局面だろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】モミ合い放れ近い鹿島建設、足元業績の確かさが見直し人気を呼ぶ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 鹿島建設<1812>(東1)が出直りの様相を呈している。2月7日には297円まで買い進まれ、1月11日の高値299円に肉薄してきた。建設株全体も戻り歩調にあるが、他の建設株は概ね戻りの強さを計りながらの動きで、新展開を視野に入れた同社の力強さは他の銘柄と一線を画す足取りだ。

 今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が243億円と前年同期比15%増を確保した。足元の業績面に難がある建設銘柄も多く、同社の順調な業績が改めて見直し人気を誘っている。ただ、今3月期通期の営業利益300億円(前期比2%)は据え置き。第3四半期までで営業利益の進捗率は81%に達しており、今後増額の可能性は強い。

 7日の出来高は1月11日の高値時を大きく凌駕しており、戻り売りを吸収するパワーは十分だ。高値更新に進むようだと、もみ合い離れに進みつつあるチャート妙味が改めて買い人気を引き付ける可能性が強い。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】太平洋セメントは高値もみを抜け出す気配、業績は来期も上伸

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 太平洋セメント<5233>(東1)が年初来のもみ合いを抜け出してきた。正式な決算発表は2月8日だが、今2013年3月期の第3四半期累計決算について、営業利益が前年同期比3割増の250億円程度となった模様との、事前の観測記事を得て改めて好業績に目が向けられている。

 東日本大震災の復興需要でセメント販売量が増えたほか、石炭など燃料費の低減も寄与した。今3月期の営業利益は400億円(前期291億円)と、据え置きの見通しが予想されているが、同社を取り巻く好環境に変化がないことから、アナリスト筋は上振れの着地、来期の大幅増益への続伸が有力と見ている。
個人投資家の買いが流入し、信用買い残は増加傾向にある。とくに相場の流れは同社のような大型株の登場を容認するムードが強まっている。新展開での活躍が想定できる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】JUKIは実装事業の見直し進展を評価、逆日歩発生、上げ加速

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 JUKI<6440>(東1)が3段上げ相場に突入してきた。電子部品を基板に取り付ける実装機器事業について、ソニーの子会社と事業統合すると6日に発表したことが手掛かり。売り上げの4分の1程度を占める産業装置部門(実装機を含む)の事業見直しが課題になっていたことで、好感買いが膨らんだ。

 2月7日に181円と、1月29日の戻り高値175円を更新して、新たな上昇相場に発展してきた。全従業員の15%にあたる200人の希望退職を募集すると発表しており、事業見直しと併せ今2013年12月期は黒字計上を見込んでいる。中国では人件費アップで繊維機械の需要が増加トレンドにあり、業績好転が単発で終わることはなさそう。

 直近2月1日申し込み現在の取組みは売り残500万株、買い777万株と拮抗し、好需給状態となっている。7日の上伸場面では新規売りが流入、日証金で株不足から逆日歩発生へ転換するようだと、上げ加速の方向へ進む可能性が強い。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | 株式評論家の視点
2013年02月07日

【株式評論家の視点】モミ合い上放れの東芝機械、為替メリットによる増額に期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 東芝機械<6104>(東1)は1月7日の高値440円からの調整局面に入っていたが、7日には高値更新に進みもみ合い離れを確認、新展開に弾みを加えていく可能性が強くなってきたようだ。

 中国、東南アジアなどの新興国や北米の自動車関連業界向け射出成形機やダイカストマシンなどの成形機事業が好調で、今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益66億円と前年同期比33%増を確保した。今3月期についても営業利益80億円と前期比8%増の見通し。

 それにも関わらず株価が反応しなかったのは、今期後半の営業利益が24億5700万円と前年同期比34%の大幅減益見通しにある点がネックになったようだ。ただ、今期の為替見通しは1ドル=80円が前提レート。対ドルで1円の為替変動は営業利益で1億3000万円の影響があり、為替の見直しだけで、今期の見通しは上方修正されることになる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】野村HDは株高の恩恵大きく高値更新からもみ離れ目指す

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 野村ホールディングス<8604>(東1)は高値もみを離れ新展開入りを目指す可能性が強い。年初1月4日に528円の高値を示現、1月31日に533円とさらに買い進まれる場面もあったが、高値もみを抜け出すことなく以後も値固め場面に終始している。

 新展開入りに手間取っているのは需給の重さが影響している。信用買い残は昨年12月28日申し込み現在の6953万株が直近2月1日現在では1億829万株に急増、先高感が積み上がっている状況だ。ここ上げが加速してきた、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は3億株の信用買い残を抱えながら順調な走りを見せている。証券界トップの野村ホールディングが同様のパターンを踏襲する可能性は強い。

 今2013年第3四半期累計の決算は純利益が248億円(前年同期104億円の損失)と様変わりの好転を見せた。昨年12月以降の市場環境の好転により投資家のリスク許容度が向上し、株式・投資信託を中心にエクイティ部門の増加が好業績の要因。そして市場の警戒ムードを吹き飛ばし2月6日から株価は再び上昇路線に乗ってきた模様で、今後の収益アップは必至の情勢だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:24 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】丸井グループは利食い先行もカード事業の収益構造転換を評価

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 丸井グループ<8252>(東1)は切り返し相場にきっかけ待ちだ。株価は2月4日に761円の高値を示現、現在はそこからの調整局面。機能性を高めたプライベートブランド商品の販売が好調で採算が改善。今2013年3月期の第3四半期累計決算は、営業利益180億円、前年同期比21%増を確保。通期でも営業利益230億円、前期比27%の好業績見通しにある。

 ただ、株価へのインパクトは強くなかった。昨年11月12日の517円から2月4日の761円まで、ロングランの上昇を演じてきたこともあり、好業績発表を利益確定のチャンスと見た向きの売りが先行している。

 アナリスト筋はカード事業でキャッシングからショッピング他へと収益構造の転換が進んでいることを評価、業績は来期以降も続伸するとの見方を強めている。従って、目先筋の利食い売りに上げが抑えられているここは絶好の買い場と判断している。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ゲームカードが青空圏突入、独自の成長性を評価する動きが活発化

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>(JQS)がどんどん高値を更新する、力強い上げを見せている。2月7日には1614円まで買い進まれ、昨年3月12日の上場来高値1600円を抜き去り、文字通りの青空圏に突入してきた。値動き的にはまだ上昇場の途上といったムードが強く、なお上値をうかがう足取りを継続の可能性が強い。

 昨年5月9日に今2013年3月期の業績について営業利益19億円、前々期比57%の大幅減益見通しが明らかになり、株価はマドを開けて急落した。この時はパチンコ人口の減少という全体的な環境の重石から、予想外に大きな下げにつながった経緯がある。

 そうした中、「B∞LEX(ビーレックス)」がパチンコ向けカードユニットの各台計数タイプやパチスロ向けメダル貸機の販売が堅調に推移するなど、今回は同社独自の成長性を評価する動きと位置づけることができる。今2013年3月期の累計決算では営業利益31億800万円(前年同期38億9500万円)を確保したが、通期の営業利益の見通し23億円は据え置かれた。研究開発費がかさむことが要因だが、当然増額含みの見通しと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】予想外の株価下げに見舞われた不二サッシ、見直しへの転換近い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 不二サッシ<5940>(東2)が予想外の株価下げに見舞われた。2月6日に発表された今2013年3月期の第3四半期の営業利益は5億6400万円と前年同期の5000万円の損失から様変わりの改善となった。

 着工建築物床面積の増加など市場が回復傾向にあり、ビルサッシ事業が好調。一方で、中期経営3ヵ年計画で取り組んでいる収益改善施策の効果や東日本大震災の復旧需要への対応に注力したことが好業績の要因。そして、通期の営業利益も25億円と前年同期比22%の増益見通しが据え置かれている。

 こうした好決算が逆に利食いを誘発してしまったようだ。1月31日に127円の高値まで買い進まれたが、これは好決算を先取りしたもの。それが事前の期待値には及ばず、売り物が先行する流れになったのだろう。しかし、今期で3期連続の増益を達成、中期計画では2014年3月期も営業利益30億円以上を目指しており、収益回復路線は鮮明。目先筋の売り一巡後は買い人気が高まる局面に変化しそうだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | 株式評論家の視点
2013年02月06日

【株式評論家の視点】日立は来期ピーク利益更新へ、個人の買いも活発、上昇波動不変

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日立製作所<6501>(東1)が2月4日の業績下方修正を契機に低調な動きとなったが、早くも株価修復の動きが顕著になってきている。今2013年3月期について、営業利益が従来の4800億円から4200億円(前期4122億円)に引き下げられ、嫌気売りがかさんでいる。

 一方で、下げを絶好の買い場と捉えた個人投資家のまとまった買いが流入しており、基本的な上昇トレンドは崩れていないとの見方が強いようだ。好業績先取り機運に乗って2月4日に568円の高値を示現しており、その高値買いの目先筋の売りが出ているようだ。

 社会イノベーション事業を中心に事業構造への転換が進んでいる。海外での案件も増えており、従来に比べ海外ノウハウが順調に蓄積されている。そのため、来期の営業利益は5250億円と、1991年3月期の5064億円を上回るピーク利益の更新が想定されている。上昇トレンドへの復帰にはそう時間がかからないだろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】岩崎通信機は太陽光発電参入のメリット、もみ合い離れが接近

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 岩崎通信機<6704>(東1)は新展開入りへの態勢が整いつつある。高値は1月22日の88円だが、その前1月7日に80円台に乗せており、そこから80円台の値固めで推移してきている。ここへきて商いの増加が顕著になってきており、中低位株の出遅れとして市場の目が集まりつつある。

 コールセンター構築支援、及びネットワーク関連事業は、大型案件の納入と確実な案件獲得の推進で順調な伸びを見せている。計測事業は全体としては低調だが、注力するパワーエレクトロニクス関連製品ではアイソレーションシステム、磁性体測定器等の売上げが好調だ。

 今2013年3月期の営業利益予想はゼロ(前期1200万円)だが、生産合理化により、来期は黒字計上が有力になっている。同社は環境関連事業を新規事業と位置づけ、「LED 照明調光システム」を商品化したほか、現在、太陽光発電関連機器の開発にも取り組んでいる。その一環として、100%出資の子会社の遊休地を利用することにより、太陽光発電事業に進出する。安定した収益確保が見込まれるほか、発電所運営ノウハウを獲得することは、太陽光発電事業関連のビジネス機会を増大させることになる。もみ合いを離れると人気加速の可能性が強く、先取り買いに妙味が大きい。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ナイガイは中期経営計画の進展を期待、08年以来の新ステージ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ナイガイ<8013>(東1)は買い人気が高まり上げ加速の局面に踏み込んできた。2月5日に78円と1月17日の高値76円を更新し、新展開に躍り出てきた。特に出来高が2月5日の局面を凌駕しており、今回の人気は単発に終わることなく、上昇基調持続の方向が予想される。2008年6月以来の水準にまで到達した今回の動きは、明らかに波動が新ステージに入ったことを示している。

 同社では今2014年1月期を初年度とする中期経営計画を推進中だ。商品戦略では引き続き「ファッション、スポーツ、健康、機能」の視点で需要創造を行い、商品戦略をさらに強化する。またテレビ通販の落ち込みを踏まえ、ネット通販事業を積極的に推進する。

 こうしたことで、2016年1月期に営業利益4億円(前2013年1月期推定2億円)を目指している。従って株価もそうした中期成長への評価を前進させる展開に入ったと思われる。中低位株乱舞の中では圧倒的な出遅れ銘柄と言えそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】日本板硝子はアナリスト評価大きい、チャートももみ合い離れ確認

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日本板硝子<5202>(東1)がいよいよ上げ本格化の局面を迎えている。証券会社がレーティングを強気に引き上げ、目標株価を100円→160円に増額したことをきっかけに見直し人気が加速してきた。

 2月に入ってだけでもレーティング引き上げは今回で2回目、レーティング最上位継続を加えれば、3社が強気の見方を示しており、アナリスト筋は業績が来期以降、本格的な回復トレンドを迎えるとの見方で一致していることがうかがえる。今2013年3月期の第3四半期累計決算は営業利益が308億円の損失(前年同期64億円の黒字)、通期でも営業損失180億円(前期は43億円の黒字)と、足元は低迷。これは長い時間をかけ十分に織り込んできている。国内における建築用ガラス市況の改善、欧州での自動車用ガラスの利益改善など収益構造の改善は着実に進んでおり、来期は黒字転換、来々期は飛躍的な業績向上が想定されている。

 信用買い残は昨年8月10日のピーク8116万株が、直近2月1日申し込み現在では573万株へ減少している。そうした状況でチャートはもみ合い離れに発展してきた。人気はさらに加速する方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 株式評論家の視点
2013年02月05日

【株式評論家の視点】日本郵船は来期の業績拡大の評価を待つ、信用残が減少し需給も好転

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日本郵船<9101>(東1)は次の新ラウンドへ向けての態勢固めの途上にある。今2013年3月期の営業利益は、船腹の供給過剰により海運市況が低調に推移しているため、1月31日に280億円から190億円(前期は241億円の損失)に引き下げられた。

 今期の業績低迷は以前から指摘されていたことで、下げにつながることはなかったが、市場が視点を先行きに移す中で、同社の来期以降の業績回復は見過ごされているようだ。リーマンショック前に発注した船舶の竣工が前2012年3月期でピークを越している。さらに、減速航海や余剰船舶の係船、スクラップ等のコスト削減及び供給の引締めに努めている。

 そのため、世界的な景気回復が想定される来期は大幅な業績回復が有力視される。信用買い残の整理が進み、需給の好転も顕著になってきている。1月15日の高値227円をクリアーすると、再び上げ足に勢いがでそうだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ダイワボウホールディングスは個人投資家の見直し買いが着実に進展

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ダイワボウホールディングス<3107>(東1)は中低位仕手系が軒並み人気化化する中、今一つ追随できないでいるが、個人投資家の先回り買いに出来高が急増しつつあり、本格的な見直し相場が始まりそうなニュアンスだ。

 同社は今2013年3月期から中期経営計画「イノベーション21」をスタートさせている。「ITインフラ流通事業」「繊維事業」「産業機械事業」の3事業のシナジー効果による新市場・新事業の創出と、グループ協業体制によるグローバル戦略の推進を図り中期的な成長を目指している。

 そうした中でPBRの0.9倍は明かに割安ゾーンである。個人投資家にとっては有力筋介入により2005年12月に898円の高値を示現したことはまだ記憶に新しい。個人投資家の買いが積み重なり信用買い残が増加傾向にある、見直し拡大の形跡が顕著だ。2月7日の決算発表を契機に、業績見通しがどうであれ、相場は新しい局面に踏み出す方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:02 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】東光は戦略商品の需要が拡大、来期のさらなる業績好転を評価する

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 東光<6801>(東1)は新展開入りが有力視される。スマートフォンの電源回路に使う戦略商品・小型コイルの販売が順調に拡大し、自動化推進による生産性改善も加わり、今2013年3月期の営業利益は2月1日に10億円から12億3000万円(前期2億4800万円の損失)へ引き上げられた。

 しかし、今の所見直し人気が活発化するに至っていない。利益水準が物足りないためなのだろうが、戦略商品は従来製品に比べ小型化が図れるため、スマートフォン向けに需要が増加、今後はタブレット端末、デジタルカメラ、ハードディスクドライブ向けへ需要の拡大が想定されている。

 中国・広東省の工場を一部スマホ向けに切り替え、2月から量産に向かうとの報道も流れており、今期よりむしろ来期の業績に期待がかかるところ。1月17日の高値240円クリアーを前に一呼吸入れているが、来期の業績への見直し人気が高まる可能性が強い。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】IBJは婚活市況活性化の波に乗る、増額期待を支えに出遅れ訂正高へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 IBJ<6071>(JQS)がじり高波動に乗ってきた。新興市場が活況を呈する中、出遅れに位置していた同社に見直し人気が回りつつある。昨年12月6日に新規上場されたばかりのニューフェースだが、新規上場の当日、人気が盛り上がり2660円の高値を示現した。やや人気が過熱気味だったため、その後は調整色の強い動きを余儀なくされたが、12月26日の2065円で底を打ち、出直り波動に乗ってきているもの。

 同社は婚活の利用に特化したSNSの開発・運営、全国の結婚相談所向けのネットワークシステムの構築などのほか、婚活イベントの開催や結婚相談所の運営など各種婚活サービスを提供している。人口減少に歯止めをかけるため、社会的に未婚者による積極的な結婚活動を促風潮にあり、市況は活性化状況にある。

 そのため、前2012年12月の第3四半期累計決算は営業利益3億1900万円(前年同期は連結決算未導入のため比較なし)を確保した。それにも関わらず通期の営業利益3億円(前期1億7700万円)は据え置かれており、増額の可能性はかなり強い。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 株式評論家の視点
2013年02月04日

【株式評論家の視点】空売り急増のNECは好決算受けスケールアップ相場も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 NEC<6701>(東1)が高値もみを離れ、トレンド転換を確認してきた。年初来証券会社のレーティング引き上げ、最上位継続、目標価格引き上げなど、アナリスト筋の見直しラッシュの様相を呈していた。

 そして1月31日に今2013年3月期の第3四半期の業績が発表され、営業利益は718億円(前年同期14億円の欠損)と様変わりの予想通りの業績改善を示した。システム開発などのITサービス事業のほか、スマートフォン向けの高速通信サービス「LTE」などに対応した携帯電話会社向けの基地局事業などが好調だった。今回は今3月期の営業利益1000億円、前期比35.6%増の見通しは据え置かれたが、円安の動きなどもあり、今後増額の可能性は強い。

 2月1日は大商いのうちに高値更新となったが、日証金では当日273万株もの新規売りが流入、一気に大幅な株不足に転じてきた。もみ合い上離れの展開に売りから入る投資家が多いということは、相場のスケールアップに大いなる力になりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:03 | 株式評論家の視点