
今2013年3月期は営業利益4800億円(前期4122億円)の順調な収益が想定されている。固定費の削減を進める一方、社会イノベーション事業を中心に事業構造への転換が進んでいることが好業績の背景。これまでの営業利益のピークは1991年3月期の5064億円。世界的な景気回復に円安効果が加わることで来期はピーク利益に迫ることが予想される。
信用買い残は昨年10月26日の3352万株をピークに昨年12月21日申し込み現在の1599万株まで減少、この時に目先筋は振るい落とされたことが伺える。ここへきて信用買い残は増加に転じてきたが、戻り待ちの売り物が軽減されているだけに、上げ足も軽快なものになりそう。(株式評論家・隆盛)