
今2013年1月期も営業利益3億5000万円、前期比13.2%増が見込まれるなど業績は好調だ。営業利益の推移を振り返ると、2010年1月期の2100万円から、2011年1月期9500万円、2012年1月期と、見事な成長をつないできた。そうした中では今期の13.2%増益も株価を刺激することはできなかった。
しかし、第3四半期までで営業利益の進捗率は93%に達し、今後、増額修正の可能性は強い。スマートフォンやタブレット端末等の新しいプラットフォームの拡大が続く一方、得意とするコミックに加え、小説などの分野でも品揃えを強化。来期は再び大幅増益路線へ復帰の可能性が強い。決算発表へ向け好業績見直しの動きが広がる可能性も強い。(株式評論家・隆盛)