[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (12/10)【株式評論家の視点】野村ホールディングスはマーケット強調を映す、上値余地
記事一覧 (12/10)【株式評論家の視点】KDDIは移動と固定の両通信事業の拡大で最高利益の更新が続く
記事一覧 (12/10)【株式評論家の視点】富士通はNEC強調との比較感台頭、3%超す利回りに個人買い
記事一覧 (12/10)【株式評論家の視点】ピーエイは復興関連需要の積極的な取込みで来期の見通しも明るい
記事一覧 (12/10)【株式評論家の視点】急動意の三井住友建設、トンネルに強く新人気株に
記事一覧 (12/08)【株式評論家の視点】16日の投票待ちだが、選挙結果で再び上昇エンジン点火も
記事一覧 (12/07)【株式評論家の視点】富士フイルムHDは今期減額でも増益、PBR0.4倍は超割安
記事一覧 (12/07)【株式評論家の視点】アーバネットは投資用ワンルーム好調、自民党政策追い風に
記事一覧 (12/07)【株式評論家の視点】寿スピリッツ新成長エンジン創り奏功、業績は飛躍的な上昇局面に
記事一覧 (12/07)【株式評論家の視点】エスアールジータカミヤ上げ加速局面、インフラ需要増で環境好転
記事一覧 (12/07)【株式評論家の視点】アイフル、自民圧勝報道受け金融規制緩和期待も株価胸突き八丁
記事一覧 (12/06)【株式評論家の視点】メンバーズは鋭角度の切り返し相場へ、Facebook関連
記事一覧 (12/06)【株式評論家の視点】富士紡HD、商い膨らませ上伸、空売り買い戻し絡み師走人気相場
記事一覧 (12/06)【株式評論家の視点】トレジャー・ファクトリー、リユース市場拡大背景に株価出直りへ
記事一覧 (12/06)【株式評論家の視点】ストリームの今期業績低調だが、業態変更端境期ゆえの一時的要因
記事一覧 (12/06)【株式評論家の視点】シャープはクアルコムとの共同開発を買う、逆日歩再発生に注目
記事一覧 (12/05)【株式評論家の視点】東洋建設はインフラ関連人気に乗る、信用買残は枯れ切った水準に
記事一覧 (12/05)【株式評論家の視点】ニコンは逆日歩発生で買い人気強まる、ブランド力強く今期増額も
記事一覧 (12/05)【株式評論家の視点】インタースペースは利益の成長が株価上昇の源泉、上値余力大きい
記事一覧 (12/05)【株式評論家の視点】アルコニックスは底打ち反転相場に踏み込む、高利回りが魅力
2012年12月10日

【株式評論家の視点】野村ホールディングスはマーケット強調を映す、上値余地

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 野村ホールディングス<8604>(東1)は高値圏でのもみ合いを離れ、人気加速の局面に踏み込んでいく可能性が強そう。直近の高値は11月26日の353円。日経平均も11月26日に9487円の直近高値を示現しており、株式市場の強さを示す鏡として認識されている。

 今2013年3月期の9月中間決算では純利益が28億円の黒字となり、前年同期の461億円の赤字から急改善した。今回は債券部門の好調が利益を支えた。今年9月、2度目のコスト削減策としてホールセール部門を対象とした10億ドルのコスト削減計画を打ち出している。ここへきての積極的な各種の費用削減の動きは、今後の株式相場回復局面では、利益の拡大化をもたらす原動力になりそう。

 今回の全体相場の戻りは日経平均1万円台回復を指向しているとの見方が強く、同社もなお連動高のパターンをたどる方向が予想される。株式市場の指標株として見た場合、PBR0.6倍という低さは、余りにも割安である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】KDDIは移動と固定の両通信事業の拡大で最高利益の更新が続く

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 KDDI<9433>(東1)は10月25日の年初来高値6400円からの調整場面だが、12月7日の5810円への深押し局面では個人投資家の突っ込み買いが増加、上昇トレンドを引き継いでいるとの見方が強まっている。

 米アップル社のスマートフォン「iPhone」の取扱開始、国内事業の新たな成長に向けた「3M(スリーエム)戦略」の推進で、移動、固定の両通信事業において業界内での競争優位性が強まっている。「iPhone」の取扱い開始でNTTドコモ<9437>(東1)からの顧客流入が増加、シェアが大きくアップ。広範囲のコンテンツサービス拡大など、顧客基盤を強化する3M戦略では、今年3月から光通信サービス(ケーブルテレビ等)とスマートフォンの両契約者を対象にした独自の料金割引サービス「auスマートバリュー」を開始、これも契約件数が大きく伸びている。

 今2013年3月期は営業利益5000億円と前期比4%増益と、前期に続いての最高益更新が見込まれている。アナリスト筋は来期以降も最高益更新が続くと見ている。今後の成長性を評価する相場が展開されているだけに、PBR10.8倍はまだ割安な水準である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】富士通はNEC強調との比較感台頭、3%超す利回りに個人買い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 富士通<6702>(東1)の商いがボリュームアップに向かってきた。12月3日に318円まで買い進まれた後の調整局面に位置しているが、ここ個人投資家の押し目買い姿勢が強まってきている。今年は2月27日の高値453円からほぼ一貫した整理商状にあるが、今もなおそうした状況を脱出できず、出遅れ狙いの視点で買いに向かう投資家が増えているようだ。

 今2013年3月期は9月中間決算発表時に営業利益が従来の1350億円から1000億円、前期比5%減益へ下方修正された。円高に加え、欧州債務危機などの影響もあり海外需要の回復が遅れている。ただ、企業のIT投資が緩やかながら回復することが予想される、来期以降にかけては明るい方向に向く。

 4半期ベースの営業利益でも今期の第1四半期の250億円の損失から、第2四半期は327億円へ急回復に転じており、アナリスト筋でもレーティング最上位にランクする向きが多い。年初来高値へ挑戦の勢いを見せるNEC<6701>(東1)との比較で、同社の出遅れを認識する向きが多いようだ。PBR0.7倍、配当利回り3.4%という投資指標は、十分に投資妙があることを示している。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ピーエイは復興関連需要の積極的な取込みで来期の見通しも明るい

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ピーエイ<4766>(東マ)は出直りへのタイミングを模索している。直近の高値である11月12日の126円からの調整局面にあるが、11月13日の100円で目先底打ち機運を強めている。今回はそこから戻り色を強める相場で、比較的、調整に時間を費やしたこれまでの波動とは明らかな違いが見られる。

 同社は宮城県、福島県の被災地及び新潟県などの近郊県にグループの事業所を持ち、東北地方の復興支援拡大という追い風に乗っている。岩手県(盛岡市)に事業所を開設。さらに、タブロイド版(フリーペーパー)の無料求人情報誌「仙台ポスト」の情報発信力を高めるため9月には「JOBPOST(ジョブポスト)仙台」をリニューアルするなど、営業戦略強化の動きが続いている。

 今2012年12月期の第3四半期累計決算では、情報サービス事業の売上げが8億3300万円と、前年同期の6億3800万円を大きく凌いでいる。こうした流れを踏まえると、今期の営業利益1億6000万円、前期比2.1倍増益に続き、来期も増益基調継続の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:15 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】急動意の三井住友建設、トンネルに強く新人気株に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 三井住友建設<1821>(東1)が急騰相場に突入してきた。商いを伴いながら上昇相場に転じてきたのは12月5日の59円から。それから2日後の7日には82円の高値を示現、わずか3日で39%高を演じた。

 中央自動車道の笹子トンネル事故を機に老朽化したインフラ整備への関心が高まる中、値ごろ妙味抜群の同社株に個人投資家の積極的な参戦が目立つ状況だ。国交省によると、建設後50年以上経過した道路橋(長さ15メートル以上)は2010年度では全体の8%に過ぎないが、2030年度には53%と半数を超える見通し。トンネル、PC橋梁の工事に強みを持つ同社が選別買いの対象になっている。インフラの「大更新時代」を迎えようとする中、今後の業績向上に期待がかかる。

 それとともに、需給の好転も目立ってきた。直近11月30日現在の取組は売り272万株、買い7548万株の大幅な買い越し状態にあった。しかし日証金の推移を見ると、12月5日の売り残213万株が7日現在では797万株まで増加。反対に買い残は同じ期間1614万株から1195万株まで減少している。11日発表分では取組が大きく変化の方向が予想される。仕手相場へ発展の可能性が見えてきた。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:57 | 株式評論家の視点
2012年12月08日

【株式評論家の視点】16日の投票待ちだが、選挙結果で再び上昇エンジン点火も

<相場展望>

株式評論家の視点 12月1週(12月3〜7日)の相場は、日経平均が週初に9525円と、久々の9500円台を回復。経験則的にはそこから調整に入るはずだったが、今回はわずか2日の調整で脱出し、改めて相場の強さを示した。今回の上昇相場では、市場が日経平均1万円乗せを意識していることが確認された。

 11月の外国人投資家の買いが4925億円に膨らんだ。買い越し額は2月の5874億円以来の水準。また、松井証券の店内信用残の状況も、評価損はついに売り残が買い残を上回る買い方有利の状況に転換した。戻り売りを余儀なくされてきた、個人投資家と外国人投資家の手合わせが進む方向が見えてきた。

 市場は自民党への政権交代、円安、デフレ脱却という安倍トレードの様相を呈している。ただ、日経平均の短期的な過熱感、円安トレンドの弱まりなど、安倍トレードもやや鮮度が落ちつつある。今後、期待買いから現実買い相場への転換が予想されるが、目先はその端境期となる可能性もある。16日の選挙後、自民党勝利で改めて買い人気が高まるかどうかだ。2005年の小泉首相の郵政改革相場では、選挙で自民党大勝後、相場は上昇力を強めていった。経済の閉塞感打破への期待が上昇エンジンとして働いた。今回も、16日の結果次第では、再び上昇相場に勢いを増す可能性もある(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50 | 株式評論家の視点
2012年12月07日

【株式評論家の視点】富士フイルムHDは今期減額でも増益、PBR0.4倍は超割安

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 富士フイルムホールディングス<4901>(東1)の戻り相場に拍車がかかってきた。これまで4度にわたり底値調べを余儀なくされる波乱場面を経験し、下値は岩盤の様相を呈していたが、ここ個人投資家の買いが流入し、上値追いに拍車がかかり始めた。

 抵抗ラインとして働いていた6月25日の1530円を抜き去り、チャートはおおもみ離れのパターンに入ってきた。長い低迷相場を経験しているだけに、株価上昇は持続性をもったものになる可能性が強い。

 イメージングソリューション(カラーペーパー、デジタルカメラなど)におけるデジタルカメラの第2四半期の落ち込みやドキュメントソリューション(事務機器など)における欧米市場での急ブレーキなどから、今2013年3月期の営業利益は1400億円から1250億円に引き下げられた。しかし、これでも前期の1129億円に比べては増益である。しかもインフォメーションソリューション(医療機器や電子材料など)とドキュメントソリューションの増益が牽引するかたちで、来期以降は増益ピッチに拍車がかかる見通しにある。そうした中でのPBR0.4倍という低さは、ここからの訂正高の余地が大きいことを示している。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:21 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アーバネットは投資用ワンルーム好調、自民党政策追い風に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)が高値圏で頑強な動きを見せている。11月20日の2万9500円と11月30日の2万9750円でダブルトップのパターンとなった。しかし、そこから深押しを入れることなく推移する株価は、ダブルトップ形成を否定し、なお上昇トレンドの途上に位置していることを示している。

 今回の選挙で政権奪取が濃厚となっている自民党では低金利政策など景気テコ入れに積極的な発言が目立ち、そうした流れが不動産株全体の押し上げにつながっている。

 金融機関の不動産融資の緩和傾向のなか、不動産価格は下げ止まりの兆しを見せ始め、首都圏の一部では既に地価が上昇している。また、投資用ワンルームマンションの販売も好調を維持しており、今2013年6月期の12月中間決算の営業利益が従来の3億8000万円から4億1000万円(前期1億9300万円の損失)へ引き上げられている。来期以降へ向け土地の取得も進んでおり、業績も上昇トレンドに乗っている。再度の新展開入りが有力だ。(株式評論家・隆盛)

>>アーバネットコーポレーションのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:08 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】寿スピリッツ新成長エンジン創り奏功、業績は飛躍的な上昇局面に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 寿スピリッツ<2222>(JQS)が力強い上昇波動を描き、12月6日には990円の高値を示現、7日には一時1000円大台乗せを果たした。これは2010年3月の1035円以来の高い水準である。そこをクリアーすると、1995年6月の史上最高値1490円を残すのみである。

 同社の今回の相場上昇のスタートは6月4日の790円というダメ押し局面。スタート時は全体相場の低迷から今2013年3月期の営業利益18億2000万円、前期比16.3%増益という見通しについて、やや不透明感が漂っていた。しかし第1四半期、第2四半期と想定数字を上回る収益上昇が続き、市場の見直し買いが進展している。

 11月2日に今期の営業利益を18億2000万円から20億1000万円(前期15億6400万円)へ引き上げたが、そこで材料出尽くしとならず、上昇トレンドを継続しているのが注目される点。市場では当然今後のさらなる増額を想定している。新規出店、新ブランド、新商品開発、新規事業など「新成長エンジン創り」に積極的に取り組んできたことが収益好転の背景。従って、今期の大幅増額が来期以降も引き継がれる可能性が強いと思われる。PERは8・9倍に過ぎない。(株式評論家・隆盛)

>>寿スピリッツのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:07 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】エスアールジータカミヤ上げ加速局面、インフラ需要増で環境好転

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 エスアールジータカミヤ<2445>(東2)が上昇トレンドを鮮明にしてきた。ここへきてのトンネル事故などにより、道路、橋などのインフラ関連の需要増が想起される状況を迎え、同社にもそうした流れが波及しつつある。9月11日の450円をボトムに上昇相場に転じ、11月5日の576円で第1ラウンドを終了。その後11月12日の510円で目先底を入れ、現在は上昇第2ラウンドの途上。

 被災地の復旧・復興需要や維持改修工事の増加などを背景に仮設機材のレンタル需要が伸び、今2013年3月期の9月中間決算の営業利益は4億7300万円と前年同期比65%の大幅増益を達成した。通期については営業利益15億7000万円と前期比51.3%の増益見通しを据え置いている。

 現在の見通しでもPERは10,7倍に過ぎず割安感が強いが、これに今期の増額、来期以降の増益路線を見据えると、PERはどんどん安くなっていく。上昇トレンドも持続性を持ったものになりそう。(株式評論家・隆盛)

>>エスアールジータカミヤのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:41 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アイフル、自民圧勝報道受け金融規制緩和期待も株価胸突き八丁

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アイフル<8515>(東1)の人気が衰えない。11月26日に395円の高値を示現し、ひとまずピーク打ちの感もあった。しかし今回の衆院選で自民党圧勝の報道が流れ、改めて同社の環境好転に期待が高まり、12月6日には390円と高値に肉薄する水準にまで買われた。

 自民党は選挙前に上限金利規制、総量規制といった小口金融市場に対する過剰な規制を見直す方向を明らかにしており、今後の業績向上に、さらなる明るさが出てきたとの見方が強くなっている。

 ただ、チャートは典型的な三尊天井形成のパターンに動いている。数日中に高値395円クリアーに走れば問題は無いのだが、切り返しのタイミングが遅れるようだと、次第に上値の重さが圧迫要因になる方向が予想される。個人投資家の動きも買いよりは売りが先行している。直近、11月30日現在の取組は売り残2742万株、買い4175万株と拮抗しているのだが、日証金では株不足にはなっても逆日歩は発生しない。貸株の供給がスムーズにいっていることになり、実態の取組はそれほどよくなっていないのかもしれない。ここ数日が勝負になりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:11 | 株式評論家の視点
2012年12月06日

【株式評論家の視点】メンバーズは鋭角度の切り返し相場へ、Facebook関連

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 メンバーズ<2130>(名セ)が鋭角度の切り返し相場に突入してきた。今2013年3月期の営業利益が2億7500万円から2億1000万円(前期2億3900万円)へ下方修正され、株価の足かせとなっていたが、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)などSNS関連株が人気化する中、その関連として見直し人気が回ってきた。

 9月中間決算は営業利益が7400万円と前期比30.6%の減益となった。同社は将来の成長に向けた利益率の高い運用系サービスの拡大を目指し、人材の採用・育成に積極的な投資を行っている。運用案件の受注獲得がずれ込み、売上げ伸び悩みの中で費用が先行している図式だ。9月中間決算の販売管理費は4億650万円と、前年同期の3億4800万円から大きく増加、これが表面的な減益の実態である。

 SNSの中でも特に実名インターネット時代を象徴するFacebookは、全世界で10億人以上のアクティブユーザを持ち、日本国内でも1500万人を超えている。それに伴い、企業のマーケティング活動にFacebookを活用する動きが広がっている。同社は米国Facebookの「認定マーケティングデベロッパープログラム」のパートナーに日本企業として初めて認定されている。今後の成長の図式は変わらない。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:08 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】富士紡HD、商い膨らませ上伸、空売り買い戻し絡み師走人気相場

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 富士紡ホールディングス<3104>(東1)が大商いのうちに、人気復活の様相を呈してきた。11月15日に新株式発行を発表、以後整理色の強い展開を続けていたが、発行価格289円の新株式の払込期日は12年12月4日。ファイナンス明けとともに、相場上昇への思惑が高まってきた格好。師走相場人気ということもあって注目される。

 株価強調の要因の一つは需給妙味。直近11月30日申し込み現在の取組は売り残1083万株、買い残861万株の大幅売り長状態にあった。特に売り残は11月22日申し込み現在の588万株が、1週間後に1083万株へ495万株も増えた。ただ、12月5日の大商いでは、日証金では信用売りの買い戻しが579万株にも膨らんだ。売り残の増加は新株応募の向きのつなぎ売りが主であったことが確認された。取組は買い長に転換し、連日の逆日歩も解消されることになる。

 タブレット型端末関向けなどに研磨材事業の成長が続き、今2013年3月期の営業利益は61億円(前期35億円)の大幅増益が見込まれている。戻り待ちの売り物、それに公募に応募の向きの売り物と、上値が重いのは確か。買いエネルギーを補充できるかどうかが最大の焦点だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】トレジャー・ファクトリー、リユース市場拡大背景に株価出直りへ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)が着実な出直り波動に乗ってきた。今2013年2月期の8月中間決算は、営業利益が2億7100万円と前期比38.9%の大幅増益を確保した。それにも関わらず通期の営業利益6億1100万円、前期比7.1%増の見通しを据え置いたことが、株価面では頭を押える要因となっていた。

 中間決算にみる商品別売上げでは、衣料・服飾雑貨が前年同期比34.3%増を記録している。全体の売上げの54.8%増を占める。そのため、服飾専門リユース業態の「トレジャーファクトリースタイル」(直営)を千葉県八千代市、東京都調布市、東京都世田谷区に1店ずつ計3店出店しており、後半の収益アップの要因となりそう。

 売上げ増の原動力となる仕入れでは一般顧客からの買取促進とともに、ネット媒体を有効に活用した広告やオリジナルポイント「トレポ」を活用した施策により、新規顧客及びリピート顧客の増加に取組んでいる。消費者の節約意識の広がりにより、リユース市場の拡大の方向は変わらない。株価もそうしたトレンドを改めて評価する相場に転じそう。(株式評論家・隆盛)

>>トレジャー・ファクトリーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:32 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ストリームの今期業績低調だが、業態変更端境期ゆえの一時的要因

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ストリーム<3071>(東マ)は値固め場面を継続中。今2013年1月期の業績について、営業利益を1億3400万円の黒字から5億200万円の営業損失(前期300万円の損失)へ下方修正した。このため、なかなか上値の買いが入らない状況になっている。

 業績が低調な要因は家電エコポイントの終了や、地上デジタル放送化に伴う駆け込み需要の反動等から、パソコン、テレビ、白物家電製品等の収益が大きく落ち込んだことによる。一方、震災を契機とした節電意識の高まりから、省エネ関連品としてLED照明等の販売が好調で、ミラーレスタイプなどのデジタル一眼レフカメラの伸びを受け、交換レンズの販売が伸びている。

 これまでの家電主体からその他の商品を含めた業態へと方針を転換中で、その端境期ゆえに足元の業績は低迷している。ただ、インターネット通販事業そのものはなお拡大基調が想定され、経済発展が続く中国やアジアにおけるビジネス展開も加え、成長へのポテンシャルは大きい。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】シャープはクアルコムとの共同開発を買う、逆日歩再発生に注目

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 シャープ<6753>(東1)が5日の相場では上げ幅を拡大、184円まで買い進まれ、出直り態勢を強めてきた。10月12日の大底142円以後の戻り高値である11月19日の181円をクリアーし、チャートはもみ合い離れのパターンに切り替わった。

 4日に米半導体大手のクアルコムと新型パネルを共同開発すると正式に発表したことが手掛かり。シャープは同開発に伴いクアルコムから約99億円の出資を受けることになっており、収益改善や財務基盤の強化を期待した買いが入っているようだ。一時の五里霧中のような状況からは確実に脱出に向かっているようだ。

 ここまでの波乱の足跡を示すように、需給はまさに大取組。直近11月30日現在では売り残7506万株、買い残8146万株の厚さ。そして大商いとなった5日の日証金の売買は新規売りが370万株も増え、反対に買いの返済売りが190万株増加と、取組はさらなる好転をたどっている。一時途絶えていた逆日歩がここへきて再び発生してきた。相場のムードは先高へ傾きつつある感触である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:40 | 株式評論家の視点
2012年12月05日

【株式評論家の視点】東洋建設はインフラ関連人気に乗る、信用買残は枯れ切った水準に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 東洋建設<1890>(東1)が出直り相場に転じてきた。中低位株を中心にインフラ関連として建設株が盛り返しに向かう中、同社にもその人気が波及してきた。12月3日には266円まで買い進まれ、10月25日の戻り高値249円を更新。チャートも出直り波動入り確認のパターンである。

 また、放射性セシウムが付着した湖沼などの底質(土壌)を約99%浄化できる除染システムを実用化したと発表したことも、買い人気に拍車をかけることになった。放射性物質は地上の除染が進み、今は水底の堆積が問題となっており、その解決へ向け今後の収益寄与が期待される。

 今2013年3月期の9月中間決算は営業利益が3億4700万円の損失(前年同期4億4400万円の黒字)と、期初予想の5億円の黒字予想から大幅下振れとなった。これは、計画より進捗が遅れた工事があったため。従って、通期の営業利益34億円、前期比80%増の見通しは据え置いている。

 直近11月30日申し込み現在の信用買い残は271万株。ほぼ半年前の2494万株から一貫して減少、買い残の重みは完全に解消している。さらなる戻りを後押しする要素と言える。(株式評論家・隆盛)

>>東洋建設のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ニコンは逆日歩発生で買い人気強まる、ブランド力強く今期増額も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ニコン<7731>(東1)が戻り相場に転じてきたが、個人投資家の買いがバックにあり、なお戻りを鮮明にしていくパターンが想定される。同社の今年の高値は7月6日の2597円。そこから5段下げにも見えるような徹底的な下げを演じ、11月14日の1786円で底を入れ、以後出直り色を強めてきている。

 この間、11月1日には今2013年3月期の9月中間決算の大幅減益、通期の業績減額などが発表されており、株価はこうした悪材料を飲み込んで反転してきただけに、もう戻りを阻害する要因が見当たらない。通期の営業利益について、会社側では720億円、前期比10%減へ引き下げた。しかし、世界的な抜群のブランド力を背景にデジタルカメラが好調に推移、アナリスト筋では前期並みの営業利益800億円を試算する声が強い。

 業績見通しの厳しさから売り残急増、買い残急減のパターンとなり、信用倍率は一気に売り長状態に転じてきた。日証金でもここ数日逆日歩が発生する状況となってきた。株価をさらに押し上げていく要因だろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】インタースペースは利益の成長が株価上昇の源泉、上値余力大きい

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 インタースペース<2122>(東マ)が勢いのある上昇相場を演じている。現在の上昇相場の起点は9月27日の7万4600円。そこから着実な訂正高を演じた後、11月に入りストライドを伸ばす局面に転換、11月29日に15万2000円の高値を示現。スタートからほぼ倍増強の大幅高を演じたことで、現在は利益確定の売りが先行している。ただ、押し目買い意欲が強く高値で頑強な動きを続けており、再び上昇トレンドに復帰のコースが予想される。

 前2012年9月期は営業利益5億6100万円と前々期比55%の大幅増益を達成、その上で今2013年9月期も営業利益7億5000万円と33.6%増益が見込まれている。こうした利益の成長が株価上昇の源泉である。

 同社はインターネットを活用した成果報酬型広告(アフィリエイト広告)の仲介を行うアフィリエイト運営が主な事業。スマホの普及が進む中、企業はスマホへの広告出稿意欲を高めている。成果報酬型広告は、企業がインターネット上で、成果に応じて広告掲載料を決定する仕組み。費用対効果の視点から、企業の採用が増えている。成長性を拠り所に買い進まれてきたが、そうした視点からすると現在のPER13倍はまだ割安の水準である。訂正高の相場はまだ完結していない。(株式評論家・隆盛)

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【株式評論家の視点】アルコニックスは底打ち反転相場に踏み込む、高利回りが魅力

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アルコニックス<3036>(東1)が底打ち、反転相場入りの様相を強めてきた。今2013年3月期の9月中間決算は、営業利益17億2100万円と、前年同期比45.5%の減益に見舞われた。

 つれて通期の営業利益も従来の39億円から28億円(前期46億8700万円)に引き下げられた。家電、半導体産業向け需要の低迷、レアメタル・レアアースの取扱いが市況の大幅な下落で大きく減少したことが響いた。

 こうした状況で会社側は年60円の高配当持続を表明した。会社側が今期の減益が一時的なもので、来期以降は好転すると判断しているためだろう。高配当ゆえに配当利回りは4.9%に達し、これだけでも買いを誘う材料になる。しかも、PBRも0.6倍の低水準に放置されており、今後の訂正高の余地が大きいことを示している。今期の業績低迷という悪材料は完全に株価に織り込まれている。出直り波動を次第に鮮明にする方向が予想される。(株式評論家・隆盛)

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