[株式評論家の視点]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (11/19)【株式評論家の視点】逆日歩発生のオリエンタルランド、好業績で売方の苦しい状態続き踏上げも
記事一覧 (11/17)【株式評論家の視点】「安倍総理誕生の期待買い」一巡感、相場の強さが試される週に
記事一覧 (11/17)【株式評論家の視点】村田製作所に減額から増額観測強まり見直し買い相場へ踏み出す
記事一覧 (11/16)【株式評論家の視点】ピーエイ株価、業績好転買い相場ひと息、復興関連で本格相場へ
記事一覧 (11/16)【株式評論家の視点】巴工業株価、ジリ高で出直り発進、シェールガス機器が好調を持続
記事一覧 (11/16)【株式評論家の視点】建設技術研究所株価、500円の抵抗ライン突破へ
記事一覧 (11/16)【株式評論家の視点】株価本格上昇のソフトバンク、空売り堆積、全体相場も刺激
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】神鋼商事は6円配当堅持を評価、業績も今期後半から好転に向かう
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】住友商事の4ケタ割れに個人の信用買い膨らむ、利回り5.1%
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】小野建、今期後半6割の営業増益へ、耐震関連など数量好調
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】株価割安顕著の京写、LED好調で据置きの通期見通しに増額有力
記事一覧 (11/15)【株式評論家の視点】日産自動車にマーケット強気人気高まり再上昇近い、中国好転も
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】インフォメーションクリエーティブ、底値到達、好業績見直しへ
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】朝日ラバーLED好調が続き先高感キープ、PBR0.4倍は割安
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】アライドテレシスの利回り4%超に魅力、PBRも0.8倍
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】日本触媒株価、工場火災の悪材料織込みつつ二番底形成
記事一覧 (11/14)【株式評論家の視点】日本カーバイド株価、仕手系人気復活へ狼煙、逆日歩が焦点に
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】JPNホール株価、新高値後の調整良好、ノンバンク出直りも支援
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】アトム第2四半期収益急向上、据置きの通期見通しに増額期待強い
記事一覧 (11/13)【株式評論家の視点】株価が二番底形成のキムラユニティー、2Q好調で出直り近い
2012年11月19日

【株式評論家の視点】逆日歩発生のオリエンタルランド、好業績で売方の苦しい状態続き踏上げも

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 オリエンタルランド<4661>(東1)は10月30日の高値から一呼吸入れていたが、11月16日には初めて調整らしい調整に見舞われた。そこを個人の押し目買いがさらうなど、基本的な上昇トレンドは崩れていないと思われる。また直近11月9日現在の取組は売り27万株、買い7万株と、取組は薄いながら大幅な売り長状態にある。日証金では連日逆日歩が発生。下がれば売り方の買い戻しが入る状況にある。

 今2013年3月期9月中間決算は営業利益がスタート時の282億円予想から390億円へ大幅に上振れての着地となった。前年同期比では91%の大幅増益である。新規アトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」や各種スペシャルイベントが、想定以上の集客効果を発揮したことに加えて、商品販売収入が好調に推移したことが要因。

 通期の営業利益も651億円を756億円(前期比13%増)へ引き上げた。しかし増額幅は中間決算時の108億円のプラスを105億円にとどめている。新アトラクションの導入による入園者数の増加、商品開発・企画力の磨き上げによる商品単価の上昇を牽引役に、今後とも右肩上がりの成長トレンドが続く見通し。成長性織り込みの波動はなお継続中だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:11 | 株式評論家の視点
2012年11月17日

【株式評論家の視点】「安倍総理誕生の期待買い」一巡感、相場の強さが試される週に

<相場展望>

株式評論家の視点 野田首相の衆院解散、総選挙という予想外の事態を受け、11月第2週(11月12日〜11月16日)の相場は大幅上昇を記録した。それを受けた今週は相場の強さが試される週になりそう。世論調査では自民党の政権奪還が有力で、市場は安倍自民党総裁の「デフレ脱却へあらゆる政策を総動員し、公共投資を増やした景気刺激型の予算を編成する」との発言を好感する動きとなった。

 選挙を前にした期待買いが先行、あわてた売り方の買い戻しが前週の上げの背景。従って、時間軸としてはあくまでも短期。安倍発言の政策の実現性はこれから吟味される。米国では歳出削減と大型減税の失効が重なる「財政の壁」への見通しが定かでなく、欧州の景気も減速傾向を強めるなど海外経済の厳しさは変わっていない。

 こうした事態の中で、さらに上値を買っていく買い勢力が出てくるかどうかが今週のポイント。日銀が追加の金融緩和に踏み切るとの観測が根強く、円売り・ドル買いが優勢となっている為替市場が相場をサポート。株価が大きな下値を見ることはないだろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:57 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】村田製作所に減額から増額観測強まり見直し買い相場へ踏み出す

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 村田製作所<6981>(大1)の反攻相場が始まりそうだ。今3月期の9月中間決算はAV機器やパソコン、ハードディスクドライブ等が低調だったため、営業利益は243億円と前年同期比21%の減に見舞われた。つれて今3月期通期の営業利益が従来の560億円から500億円(前期449億円)に引き下げられた。

 決算は10月31日に発表され、その後一時アク抜け相場的な動きを見せた。しかし戻り待ちの売り物に押され、戻りは短期で終了するなど、ややパワー不足の感が強かったようだ。

 ここへきて減額された今期の業績について、増額の見方が強まり、本格的な見直し相場に発展する可能性が出てきた。スマートフォンやタブレット端末向けの好調が寄与し、足元の受注は緩やかに回復。従来予想を上回るペースでの拡大が続いている模様だ。そのため今期の営業利益は減額数字を上回る530億円への上方修正が有力になってきている。15日の大幅高で相場の風景が変わりつつあるようだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:21 | 株式評論家の視点
2012年11月16日

【株式評論家の視点】ピーエイ株価、業績好転買い相場ひと息、復興関連で本格相場へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ピーエイ<4766>(東マ)は好業績先取り買いに11月12日に126円の高値を示現、現在はその調整局面に入っているところ。ただ、業績好転を評価する相場はまだ終わりに至ったわけではなく、一息入れたあと出直りに向く可能性が強い。

 同社は宮城県、福島県の被災地及び新潟県などの近郊県にグループの事業所を持ち、今後強化される復旧復興支援に強くかかわっていく方針だ。7月には、復興活動を雇用拡大の面から支援し地域に密着した求人情報サービス提供を目的に、岩手県(盛岡市)に事業所を開設。さらに、タブロイド版(フリーペーパー)の無料求人情報誌「仙台ポスト」の情報発信力を高めるため9月には「JOBPOST(ジョブポスト)仙台」をリニューアルしている。

 東北地方の景気好転を受け、今2012年12月期は営業利益1億6000万円と前期比2.1倍の増益が見込まれている。同社を取り巻く好環境は明るさを増している。前期、今期と連続増益となるだけに、業績は向上期を迎えつつある局面だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】巴工業株価、ジリ高で出直り発進、シェールガス機器が好調を持続

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 巴工業<6309>(東1)が静かに出直り相場へ発進してきた。中国関連の要素を持つことで中国関連株軟調の動きに連動を余儀なくされてきたが、ここ中国経済が回復の兆しを強め、見直しのチャンスがめぐってきたニュアンスだ。

 機械製造販売事業は国内官需向け装置・工事売上と中国向け機械・装置売上が減少。化学工業製品販売事業も国内合成樹脂分野と同工業材料分野の販売額が減少し、前期の第3四半期累計決算は営業利益16億1600万円と、大幅減益に見舞われた。しかし、前2012年10月期は営業利益25億円と前々期比3.3%の増益が見込まれている。これは2008年10月期の営業利益24億5600万円を上回る史上最高益である。

 第2四半期迄特に低迷状態にあった国内の電子材料分野が、半導体製造用途向け消耗品と関連機器の販売が増加に転じ、北米向けシェールガス関連機器も好調を持続している。このため、下期の営業利益は10億8000万円、前年同期比46.7%増と回復感を強める見通し。出直り相場加速の局面は近い。(株式評論家・隆盛)

>>巴工業のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】建設技術研究所株価、500円の抵抗ライン突破へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 建設技術研究所<9621>(東1)が500円の抵抗ライン突破へ動き出してきた。復興関連株全体の強調を追い風に、出遅れの目立つ同社に見直し人気が盛り上がってきている。今回は比較的商いを伴った動きとなっており、さらなる人気の盛り上がりに期待が膨らむところ。

 8月に同社の東北復興推進センターに女川復興推進事務所を置き、グループ会社も6月に東北支店に陸前高田事務所を設置するなど、総力を挙げて東日本大震災からの復興事業に積極的に取り組んでいる。

 今2012年12月期は営業利益10億円、前期比1.6%増が想定されている。ただ、これは第1四半期が厳しいスタートだったことによるもの。今期後半の営業利益は5億9300万円と、前年同期比58.6%の大幅増益の見通しである。従って、そうした勢いを保持しながら始まる来2013年12月期の見通しは明るい。PBR0.4倍という超割安な株価は、大幅な訂正高があって当然だろう。(株式評論家・隆盛)

>>建設技術研究所のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:05 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価本格上昇のソフトバンク、空売り堆積、全体相場も刺激

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ソフトバンク<9984>(東1)の戻り相場が力強さを増してきた。米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを1兆5709億円で買収することが明らかになり、10月14日にマドを開けて急落した。現在はそのマド埋めに向け着実に前進しており、再び新展開入りへの期待が高まりを見せている。

 多大な買収資金から増資への懸念が強まっていたが、孫社長が会見で「増資はせず、買収資金は銀行による約1兆5000億円の融資と手元資金で賄う」と発言したことで、悪材料が回避された。今回の買収で世界最大級のモバイルネットワークカンパニーとしての事業基盤が確立するとして、アナリスト筋の評価も高まってきた。

 需給面ではカラ売りの積み上がりが途絶えない。直近11月9日現在の信用残は売り残が651万株、買い残が1203万株と拮抗している。日証金ではここ株不足の状態が続いており、再び逆日歩発生の可能性が出てきている。個人投資家の商いの中心銘柄とあって、同社の人気復活はそのまま相場強調のエンジンとなりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01 | 株式評論家の視点
2012年11月15日

【株式評論家の視点】神鋼商事は6円配当堅持を評価、業績も今期後半から好転に向かう

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 神鋼商事<8075>(東1)はやや調整気分の強い動きだが、その反省場面の訪れが期待できる。今2013年3月期の9月中間決算は、営業利益が従来予想の33億円を下回り、24億7700万円の実績で、前年同期比23.5%の減益となった。

 粗鋼生産量の減少による鉄鋼原料、及び半導体向けリードフレーム、アルミの取扱い減少による非鉄金属部門の落ち込みが響いたもの。通期の見通しについては営業利益63億円(前期65億5800万円)を想定している。

 鉄鋼原料が最悪期を脱するほかタッチパネル用電子材料の好調などで。後半の営業利益は38億2300万円と、前半の24億7700万円から大きく向上する。中間決算の悪化にも関わらず、年6円配当の持続を公表していることは、もっと評価されていい材料である。配当利回り4.4%から見れば、株価は後は戻すだけである。(株式評論家・隆盛)

>>神鋼商事のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:02 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】住友商事の4ケタ割れに個人の信用買い膨らむ、利回り5.1%

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 住友商事<8053>(東1)は11月14日に984円の年初来安値に売り込まれるなど低調な展開に陥っている。16日(木)は久々に1000円と大台を回復している。10月31日に発表された今2013年3月期の9月中間決算は低調だったが、それを織り込みながら推移していただけに、見切売りがここへきての株価下げの要因と思われる。

 その下げに個人投資家が買い向かっている。直近11月9日現在の信用買い残は301万株だが、これは、前の週に比べ117万株も増加している。今週に入っても日証金ベースでは買い残が連日増加しており、はっきりとした底値感を持って動いていることがうかがえる。1000円割れは瞬間的なものにとどまることが予想される。

 今期の9月中間決算では純利益が1294億円と前年同期比14%減益となった。これは資源・化学品事業部門で、豪州石炭事業やボリビア銀・亜鉛・鉛事業が減益となったことに加え、前年同期に一過性の利益があったことなどによる。そのため、通期の純利益については2600億円と、前期に比べ3%増を確保できる見通し。株価下げで利回りは5.1%と5%台に乗せてきた。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:58 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】小野建、今期後半6割の営業増益へ、耐震関連など数量好調

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 小野建<7414>(東1)は反転相場を待つパターンを形成中だ。今2013年3月期の9月中間決算が下振れとなったことが、過大に評価されており、今後は先行きの好展望を評価する方向への転換が予想される。

 今期9月中間決算は営業利益が従来予想の16億3100万円を下回る12億5500万円と前年同期比12.8%の減益となった。鉄鋼流通業界は医療施設などの民間工事や公共工事は前期に比べ増加傾向にある。ただ、円高の定着による輸出低迷などの影響で、鋼材市況が下落、在庫販売における利益率の低下などが響いた。

 通期の見通しについても従来の34億8400万円から29億5300万円(前期24億9700万円)へ引き下げた。ただ、後半の営業利益は16億9800万円と、前年同期比60.6%の大幅増益を想定している。販売数量は耐震工事関連等に引き続き堅調だ。

 株価も足元の状況から次第に先行きの好転を評価していく流れだろう。新日鐵住金<5401>(東1)など鉄鋼株が上値慕いの動きに転じていることも見直しを促す要因になりそう。(株式評論家・隆盛)

>>小野建のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価割安顕著の京写、LED好調で据置きの通期見通しに増額有力

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 京写<6837>(JQS)は評価不足の水準にとどまっており、訂正高相場が訪れるのは時間の問題と思われる。業績は好調なのだが、最近不人気の電機株全体の影響を受けている面もありそう。

 今2013年3月期の9月中間決算は営業利益が3億6100万円と、前年同期に比べ94.5%の大幅増益を達成した。両面プリント配線板が自動車関連分野の受注が国内外ともに好調を維持し、海外では事務機分野が回復。更に国内での省エネ製品のLED照明等の家電製品分野の需要が引続き堅調だったことが要因。

 通期では営業利益8億5000万円と前期比18.7%増の見通しを据え置いている。後半については営業利益が4億8900万円と、前年同期比7.7%ダウンする見通しだ。しかし、営業利益は第1四半期の1億4400万円が第2四半期には2億1700万円にアップ。そうした勢いを踏まえると、通期の業績が増額となる可能性は大いにある。PER3.5倍、PBR0.6倍と株価は割安感が一杯だ。(株式評論家・隆盛)

>>京写のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】日産自動車にマーケット強気人気高まり再上昇近い、中国好転も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日産自動車<7201>(東1)の復活に期待が高まっている。反日デモによる中国での販売不振に加え、為替前提を円高方向に変更したため、今23013年3月期の営業利益は従来の7500億円が5750億円(前期5458億円)に引き下げられた。

 ただ、中国では販売店への来場者数は、10月以降回復に転じ、11月上旬では反日デモ発生前の8割まで戻している模様だ。会社側の見通しでも後半の営業利益は2879億円と前年同期比21%増が見込まれている。最近の中国での回復を受け、アナリスト筋はこぞって今期業績の上方修正を想定し、レーティングも買いを維持する証券各社が多い。

 中国の先行きに不透明感はあるが、足元で販売店の来場者数が元に戻ってきているため、中国での販売は正常化に向かい、再び成長路線へ復帰する方向が予想される。タイミングよく為替市場も円安方向への動きを強めてきた。前期の20円から今期は25円へ増配することは何よりも会社側の先行きに対する自信の現われである。配当利回りも3.7%に達する。株価は10月安値から急反発後の値もちの良さは抜群。再上昇場面接近とみたい。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 株式評論家の視点
2012年11月14日

【株式評論家の視点】インフォメーションクリエーティブ、底値到達、好業績見直しへ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は9月10日の683円の年初来高値からの調整にあったが、620円どころで底値到達感が台頭、再上昇へのタイミングが接近しつつある。

 前2012年9月期の決算は営業利益3億2400万円と、前々期比19%の増益を確保した。第3四半期決算の発表時に想定していた営業利益2億7700万円に対し、かなりの上振れ着地となった。比較のハードルが上がったため、今2013年9月期の営業利益は3億5200万円と前期比8.7%と、前期に比べ増益率は抑えられ、これが調整に入っていた要因だろう。

 ソフトウェア開発は官公庁、自治体向けの受注が増加し、システム運用も官公庁、自治体、金融、証券、向けのシステム運用管理の受注が増加している。顧客密着型ソリューションビジネスを主体としたサービス・技術を提供することに注力しているが、高度化する顧客ニーズに対応する先端技術習得のための研究開発やクラウドコンピューティング関連事業にも積極的に取り組み、事業の成長を支えている。好業績見直しの余地は大きい。(株式評論家・隆盛)

>>インフォメーションクリエーティブのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:02 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】朝日ラバーLED好調が続き先高感キープ、PBR0.4倍は割安

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 朝日ラバー<5162>(JQS)は調整一巡待ちだ。今2013年3月期の9月中間決算は営業利益が8800万円と、前年同期比50.1%の大幅増益を確保した。ただ。従来予想の営業利益1億800万円を下回り、評価が割り引かれている。また、通期の見通しも従来の3億円から1億4700万円(前期2億4300万円)に引き下げられた。

 ただ、四半期ベースでは第1四半期の営業利益4100万円に対し、第2四半期は4700万円へ増加しており、環境は決して悪くない。工業用ゴム事業では、主力のLED関連製品が車載向けで受注が堅調。中間期のセグメント利益は1億4300万円と、前年同期の6700万円を大きく上回っている。ただ、一部顧客の在庫調整による影響で医療用ゴム製品のセグメント利益が6300万円と、前年同期の1億600万円からダウンしたことが響いている。

 注目されているLED事業が着実に拡大している状況は、先行きへの期待感をキープするものである。配当利回りは3.5%。PBR0.4倍と株価は基本的に割安である。(株式評論家・隆盛)

>>朝日ラバーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:53 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アライドテレシスの利回り4%超に魅力、PBRも0.8倍

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は値固めが煮詰まり、そろそろもみ合い放れに向くタイミングを迎えつつある。配当利回りは4.2%に達しているほか、PBRも0.8倍に過ぎない。訂正高へのポテンシャルは大きい。

 今2012年12月期の第3四半期累計決算は営業損失が24億200万円と、前年同期の7億1800万円の損失から悪化した。大規模ネットワークに対応する新製品をリリースしたほか、ソリューション営業を強化し、東南アジアや中南米などでの市場開拓を進めている。ただ、顧客のIT設備投資の抑制傾向が続き、計画の先延ばしや投資額の縮小などにより売上げは減少した。また、一部の大口案件が第4四半期に先送りになっていることも業績ダウンの要因になっている。

 通期については営業利益6億5000万円、前期比57.3%減の見通しを据え置いている。12月20日を最終期日に自社株買いを実施中で、株価のサポート要因になる。(株式評論家・隆盛)

>>アライドテレシスホールディングスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】日本触媒株価、工場火災の悪材料織込みつつ二番底形成

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日本触媒<4114>(東1)が再び底値探りの様相を呈してきた。9月29日に、主力生産拠点である姫路製造所で爆発・火災事故が発生。事故を起こしたアクリル酸の生産設備だけでなく、アクリル酸エステル、高吸水性樹脂などを含めて同製造所の全設備が稼働を停止中で、見切売りがかさんでいる。

 ただ、その一方でここ個人投資家の買いが流入する状況を迎え、底値ゾーン到達の値ごろ感が台頭し始めている。高吸水性樹脂などは復旧しさえすれば需要は存在する。レーティングで買いを継続する証券会社もあり、次第にアク抜け人気が高まる方向が予想される。

 事故を契機に売り残が積み上がり、直近11月9日申し込み現在では売り143万株、買い103万株と売り長状況に転じてきている。売り方の買い戻しが反転へのバネになりそう。悪材料を吸収し終えた状況からは、出直り相場が手元に手繰り寄せられつつあると見ていい。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】日本カーバイド株価、仕手系人気復活へ狼煙、逆日歩が焦点に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 日本カーバイド<4064>(東1)が早くも切り返しの動きを見せ、仕手人気復活の様相を呈してきた。11月5日の高値217円から整理に入っていたが、11月9日の179円で目先底値を探り当て、13日には218円と一時高値更新に進む動き。

 ここ落ち込んでいた出来高も13日には2630万株と急増、高値時とそん色ないボリュームをこなし始めている。株価動意をみて個人投資家の買いが急増している。商いをこなせるという点で、全員参加型の相場へ発展の可能性が強い。高値時の高揚感を持ち越している状況にあり、相場は先高感に支えられていると見ていい。

 信用の取組は9日申し込み現在で売り1647万株、買い2389万株と拮抗状態にある。しかし、日証金では12日申し込み現在で売り775万株、買い549万株と大幅な売り長状態にある。13日の商いでは日証金の売り残は835万株へさらに膨れ上がっている。かなり意識的に操作されているニュアンスもあるが、逆日歩でも発生するようだと相場付きが変わる可能性もある。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:31 | 株式評論家の視点
2012年11月13日

【株式評論家の視点】JPNホール株価、新高値後の調整良好、ノンバンク出直りも支援

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 JPNホールディングス<8718>(JQS)は見直し人気に拍車がかかり、出直り相場を鮮明にしてきた。同社の主要取引先であるノンバンク業界が業績立ち直りを背景に全体として株価が上げ潮に転じた流れが同社に波及。11月2日に460円の年初来高値に進み、以後も高値圏で頑強な動きを続けている。

 今2013年1月期の7月中間決算は営業利益が3100万円と前年同期比59.8%のダウンに見舞われた。債権の管理回収業務を行うサービサー事業、人材派遣業務のアウトソーシング事業は増益を確保した。ただ、保育事業における新規開園及び人件費を含めた事業基盤整備のための先行投資等が響き減益になったもの。

 こうした一時的な費用がなくなることもあって、今1月期は営業利益3億5000万円、前期比2.2倍の大幅増益が見込まれている。サービサー市場では金融庁の中小企業等金融円滑化法の1年間延長等による金融支援の継続が、金融機関の債権売却の抑止力として働いていたが、これが来年3月末で終了する。従って今後は金融時間からの債権売却の機会は増加が予想され、来期の収益環境は好転する見通しにある。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:02 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アトム第2四半期収益急向上、据置きの通期見通しに増額期待強い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アトム<7412>(東2)は10月30日の戻り高値412円からの調整局面に位置しているが、利食い売りを吸収する押し目買い勢力が強く、400円大台での抵抗感が強まっている。利食い売り一巡後は再騰への期待が持てる足取りである。

 今2013年第1四半期は営業利益2億2600万円と、前期比5.3%減のやや低調な始まりとなった。これは業績向上のためにレストラン事業において積極的な出店、業変、改装及び不採算店の閉鎖を実施し、今期、増収増益のための基盤作りを行ったことが要因。そうした効果を受け、9月中間決算は営業利益12億2900万円と、前年同期比23.6%の大幅増益に転換した。

 営業利益は第1四半期の2億2600万円から第2四半期は10億300万円へ、様変わりの向上を遂げたことになる。そうした収益向上への勢いを得ているにも関わらず、通期の営業利益24億円、前年同期比30.1%増の見通しは据え置いた。今後増額される可能性を残していると思われる。そうした状況が今後の株価に反映されることになりそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:58 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価が二番底形成のキムラユニティー、2Q好調で出直り近い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 キムラユニティー<9368>(東1)は9月24日に782円の高値を示現、現在、整理局面。ただ、10月10日の安値709円に迫ることなく、調整は高止まりの状況にあり、ダブル底形成からの再度の新展開入りを目指す展開が想定される。

 今2013年3月期の9月中間決算(2Q)は営業利益が4億9300万円と、前年同期比38.2%の大幅増益を確保した。改めて見直し買いが膨らんでもいい数字なのだが、通期の予想について、営業利益を14億2000万円から13億1000万円(前期12億8400万円)に少し減額したことで、軽い失望感もあったようだ。

 主要顧客の中国での減産等による海外輸出梱包の受注量の大幅な落ち込みを想定したことが要因で、予防的な減額措置と思われる。コマツ<6301>(東1)など中国関連株が出直りの様相を強めており、同社にとっても状況は好転しつつある。出直りはタイミング待ちと思われる。(株式評論家・隆盛)

>>キムラユニティーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:40 | 株式評論家の視点