
政府の緊急経済対策が4000億円規模と伝えられたことを受け、橋梁株や道路株が幅広く買われた。それとともに、先日横河ブリッジホールディングス<5911>(東1)が、とりあえず今3月期の中間決算について、営業利益を9億円から16億4000万円(前年同期8億8600万円)に大幅に引き上げたことが、同社への増額期待を刺激している。
同社は今2013年3月期の9月中間決算については、既に営業利益を3億6000万円から7億6000万円(前期は単独決算で比較無し)に引き上げている。もっとも、それも第1四半期決算で6億5600万円(同)の実績を確保した上での増額。営業利益は第1四半期で既に中間決算の86%を確保している。再増額の可能性は十分にある。個人投資家の参戦も活発化しており、上値指向の勢いが感じられる相場付きだ。先ずは300円台が見込める勢いだ。(株式評論家・隆盛)