[株式評論家の視点]の記事一覧
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記事一覧 (10/04)【株式評論家の視点】小野建、5月安値に接近するも底堅く下値確認、下期業績好転
記事一覧 (10/04)【株式評論家の視点】エスアールジータカミヤ底値固め、復旧復興需要好調、見直し近い
記事一覧 (10/04)【株式評論家の視点】株価新値追うテラ、増額、新製品、取組拡大で4ケタへ早い
記事一覧 (10/03)【株式評論家の視点】高値前にモミ合うクリーク・アンド・リバー、増額に積み残し感も
記事一覧 (10/03)【株式評論家の視点】高値更新前に値を固める翻訳センター、中期経営計画評価で有望
記事一覧 (10/03)【株式評論家の視点】株価調整一巡感のワークマン、1Q利益進捗率61%から増額期待
記事一覧 (10/03)【株式評論家の視点】イー・アクセス買収で上値追うソフトバンク、マーケット中核銘柄に
記事一覧 (10/03)【株式評論家の視点】株価底打ち感のサイバーエージェント、22万円のマド埋めへ
記事一覧 (10/02)【株式評論家の視点】生化学工業は6月安値から急反発、増額で評価さらに高まる
記事一覧 (10/02)【株式評論家の視点】アタカ大機、トリプル底から出直る、人気株物色の流れで要注目
記事一覧 (10/02)【株式評論家の視点】値固め進むアールテック・ウエノ、積極的新薬開発で先行き好展望
記事一覧 (10/02)【株式評論家の視点】株価出直るヤーマン、美容健康関連市場拡大、今期も2ケタ増益
記事一覧 (10/02)【株式評論家の視点】富士紡HDに人気化の気配、一連の人気株動意、中国逃避資金とも
記事一覧 (10/01)【株式評論家の視点】ティー・ワイ・オーは変革買い相場へ、中期計画も上回る勢い
記事一覧 (10/01)【株式評論家の視点】丸紅:商社株での堅調際立つ、穀物関連人気高まる、底離れも
記事一覧 (10/01)【株式評論家の視点】インタースペース、集計入り9月期好調、まず高値奪回へ
記事一覧 (10/01)【株式評論家の視点】トレジャー・ファクトリーはブレークの年、12日の決算発表注目
記事一覧 (10/01)【株式評論家の視点】ピーエスシーが一気の浮上、株式分割を機に個人の買いが活発化
記事一覧 (09/30)【株式評論家の視点】世界景気の減速懸念から新興市場優位の流れに
記事一覧 (09/28)【株式評論家の視点】資生堂の利回り4.5%に、今3月期後半の回復期待し見直しへ
2012年10月04日

【株式評論家の視点】小野建、5月安値に接近するも底堅く下値確認、下期業績好転

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 小野建<7414>(東1)は10月1日に603円と5月11日の600円に急接近する場面があったが、4日は620円台に反発。下値を固めている。同社の今年の高値は2月28日の749円。そこから5月安値600円までほぼ直線的な下げに見舞われ、それ以後も反騰力に乏しいおとなしい相場展開に終始している。

 足元の業績低調がその要因と思われる。今2013年3月期の第1四半期の業績は営業利益が7億400万円と、前年同期比13.6%の減益に見舞われた。鉄材、建材などが関東、東北エリアで低調なことが要因。ただ流通分野で中小型店の出店が加速、医療関連施設、マンションなどの耐震工事が活発化、地元九州でも集中豪雨による鋼材などの需要増加など、ここ環境の好転が顕著になってきている。

 そのため、今3月期の下期は急ピッチの回復に向かい、来期の業績は好転度合がさらに強まる方向だ。PBR0.3倍、配当利回り4.9%と何よりも投資指標の割安さが顕著だ。今回も調整は短期で切り上げ、出直り相場に転じる方向が予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】エスアールジータカミヤ底値固め、復旧復興需要好調、見直し近い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 エスアールジータカミヤ<2445>(東2)は前2012年3月期の第3四半期累計決算で営業利益7億4500万円と前年同期比50.8%の増益を達成。そこから前期の大幅増益、それを受け継ぐ今2013年3月期の好業績への期待から、3月19日に897円の年初来高値を示現した。

 実際の事態は市場の期待通りに進んでいるのだが、震災関連株の人気低調に足を引っ張られ、同社も3月高値から一貫した下げを余儀なくされている。その下げは9月11日に450円の年初来安値を示現するまで続いた。今の所そこからの反騰力も力ないものに留まっている。

 今3月期第1四半期は営業利益2800万円と前年同期の4500万円の損失から大きく改善した。第1四半期の黒字計上は2010年3月期以来、3期ぶりのことである。業績が好転に向かっている何よりの証左と言える。被災地の復旧・復興需要や維持改修工事の増加などが背景で、こうした傾向は今期後半、そして来2014年3月期以降に受け継がれていくものである。PBR0.8倍は訂正高の余地が大きいことを示している。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価新値追うテラ、増額、新製品、取組拡大で4ケタへ早い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 テラ<2191>(JQS)が強調場面を継続している。9月20日に、米国で次世代がん抗原「MAGE−A4ペプチド」にかかわる特許が成立したと発表したことをきっかけに上げのストライドを伸ばしてきている。同ペプチドは、北海道大学の西村孝司教授によって発明された新規がん抗原。従来のがん抗原とは違い、より強力にがんに対する免疫を活性化するもので、北海道大学との間で全世界を対象とする専用実施権設定契約を締結している同社の展開力に期待が膨らんでいる。

 株価は余り調整を入れることなく一本調子の上げを見せているが、市場では天井打ち、整理への警戒ムードも強い。ただ、そうした中でここ連日個人投資家の買いが流入しており、まだ上昇途上との認識が強いことが示されている。また、株価上昇につれ売り残が増加、直近9月28日現在では売り残86万株、買い残160万株と、需給は拡大パターンに入ってきた。

 今2012年12月期については6月中間決算は営業利益が従来の3100万円の予想を上回り1億6000万円(前年同期4900万円)を確保。その上で通期の業績は営業利益が7000万円から1億700万円(前期7100万円)と、中間実績を下回る見通しにとどめた。同社を取り巻く状況からすると、再度の増額が視野に入ってくるのも当然の流れと思われる。先ず、1000円目指すものとみられる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | 株式評論家の視点
2012年10月03日

【株式評論家の視点】高値前にモミ合うクリーク・アンド・リバー、増額に積み残し感も

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)が人気を盛り返しつつある。7月5日に今2013年2月期の第1四半期業績を発表、営業利益が1億7500万円と、前年同期の3600万円から劇的に改善、7月11日には3万4800円と、年初来高値に駆け上がった。

 ただ、通期の見通しが据え置かれたことから、先行き見通し難からひとまず利益確定の売りが広がり、7月30日に1万9100円の年初来安値まで売り込まれ、人気は急速にしぼむ結果となってしまった。その後は業績動向を ウォッチするかたちで値固め場面に入っていた。

 そして9月27日に業績が増額修正され、改めて人気が戻ってきた。クリエイティブ業界を始め、医療業界、IT・法曹・会計業界などグループ全体で事業が好調で、8月中間決算の営業利益を4億5000万円(前年同期4億400万円)から6億円に、通期の営業利益を8億円から9億円(前期6億7500万円)にそれぞれ増額された。ただ、中間期の増額幅1億5000万円に対し、通期の増額幅は1億円に抑えられている。

 足元の経済環境が不透明感を増してきていることを踏まえ、中間期増額の一部を増額したとしており、増額積み残し感を否定できない状況だ。当然株価も本格的な戻りに転じることが予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】高値更新前に値を固める翻訳センター、中期経営計画評価で有望

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 翻訳センター<2483>(JQS)は、今年1月31日に17万7500円まで急騰し、結果的にそれが今年の高値。前2012年3月期の史上最高利益、その延長線上での成長性などを先取りしたものであった。

 その後整理局面にあったが、前期の営業利益は前々期比57.7%増と予想通りの大幅増益を確保したものの、今2013年3月期は前期比11,4%増の見通しでスタート。増益率の物足りなさが株価に反映される状況となった。そうした中で8月10日に発表された今期第1四半期決算は営業利益3800万円と前年同期比34.5%減の低調なものとなった。それにも関わらず株価は下げることもなく、ほとんど無反応で応えた。ここらあたりから既に先高への伏線があったと言える。

 その後、翻訳センターの既存事業の好調、9月3日に子会社化したアイ・エス・エスの戦力化などから9月中間決算、通期の業績が上方修正され、見直し人気が加速、9月28日には16万9800円と1月高値17万7500円に後一歩の水準にまで戻してきた。増額修正と同時に第二次中期経営計画が発表された。2015年3月期に営業利益7億円(前期4億4000万円)を見込んでいる。従って株価も改めて成長性を評価する相場に発展することが予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価調整一巡感のワークマン、1Q利益進捗率61%から増額期待

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ワークマン<7564>(JQS)の今年の高値は5月8日の2790円。5月2日に発表された前2012年3月期決算は営業利益68億8300万円と前年同期比53.8%の大幅増益を確保、会社が成長への新しい局面を迎えたとの見方が強まったことが背景だった。

 しかし今2013年3月期の見通しについて営業利益74億3000万円前期比8%増の慎重な見通しが明らかになり、失望売りが広がった。そうした下げがさらなる売り物を誘発し、結局7月26日の1945円の年初来安値まで思いもかけない長い期間、下げ率も大きなものになった。ただ、配当利回りは3.3%に達しており、利回り買いで下値不安は乏しい。

 そうした状況下で発表された今2013年3月期の第1四半期(1Q)は営業利益19億2900万円と前年同期比14.6%増を確保した。9月中間決算の営業利益予想は31億6000万円。第1四半期で進捗率は61%に達しているだけに、今後増額への期待が高まりそう。およそ考えられる悪材料を体内に吸収した後なので、株価は好材料が浮上すれば一気に値戻しを進めるパターンだろう。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】イー・アクセス買収で上値追うソフトバンク、マーケット中核銘柄に

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ソフトバンク<9984>(東1)が強い動きを続けている。米アップルのスマートフォン「iPhone5」が9月21日に発売されたが、初回入荷分は予約で売り切れるなど、これまでのモデルで最高の予約状況とされる。スマートフォンの販売増はすぐに通信料アップ、業績上乗せへとつながることで、今回の「iPhone5」の好調はアナリスト筋の間でも改めて高評価される材料となっている。

 さらに10月1日にイー・アクセス<9427>(東1)を約1800億円で買収すると発表した。「iPhone5」の発売をきっかけとしたスマートフォンの通信料増大でイー・アクセス傘下のイーモバイルの通信網を活用することが狙い。今後の成長へ向け着実な布石が打たれていると評価する声が高い。

 好材料が相次いで上乗せされてくることもあって、9月19日の3335円の年初来高値示現後も深押しをすることもなく強調展開をキープしている。需給は売り残が減少する一方で買い残が増加するパターンだが、それでも売り残370万株、買い744万株と好需給をキープしている。引き続き中核銘柄として活躍を演じるものと思われる。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:03 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価底打ち感のサイバーエージェント、22万円のマド埋めへ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 サイバーエージェント<4751>(東マ)に個人投資家の買いが膨らんできた。同社の今年の高値は5月2日の25万4800円。その後コンプガチャ問題の浮上により、6月4日の高値14万5000円まで急落した。

 そしてSNS関連株の戻りに連動する形で7月20日に24万4000円までの戻りを演じた。しかし7月26日に前2012年9月期の第3四半期累計決算が発表されると再び投げ売りが広がり、7月30日に14万7200円へ売り込まれた。この時の第3四半期累計決算は営業利益145億円と前年同期比34%増と好調だったが、四半期ベースでのペースダウンが低評価につながった。

 同社が注力している「アメーバ関連事業」では、ブログサービスを提供するほか、ブログと連携した仮想空間サービス「アメーバピグ」を運営、仮想空間内のゲームなどで有料アイテムを販売しており、今後とも収益を牽引していくものと想定され、前期、今期と連続増益が有力となっている。7月の下放れの再に開けたマド、22万円どころを埋める動きが期待されているようだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:32 | 株式評論家の視点
2012年10月02日

【株式評論家の視点】生化学工業は6月安値から急反発、増額で評価さらに高まる

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 生化学工業<4548>(東1)は9月26日に今2013年3月期の9月中間決算について増額修正を発表、つれて見直し人気に拍車がかかり、9月28日には921円と3月21日の年初来高値940円に急接近する足取りだ。

 3月21日の高値940円は前3月期の大幅増額、その延長線上での今期の増益を織り込んだものと言える。しかし、薬価引下げや、久里浜工場のコンドロイチン硫酸設備稼働に伴う減価償却費の増加などを要因に、今3月期について営業利益26億円、前期比43.7%の大幅減益見通しが明らかになった。つれて処分売りが先行し、6月4日には751円まで売り込まれた。

 そこで悪材料を織り込み反騰相場に突入してきた。そうした中で関節機能改善剤「アルツ」の好調で中間決算の営業利益は11億円から13億円に増額された。今回据え置かれた通期の見通しについては現在精査中で、11月6日に発表予定の9月中間決算発表時に開示するとしている。となると今回は増額への第一歩で、次に再度の増額も視野に入ることになる。見直し人気もさらに前進する方向だ。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:36 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】アタカ大機、トリプル底から出直る、人気株物色の流れで要注目

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アタカ大機<1978>(東1)が調整切り上げへ動き出してきた。7月6日の高値510円から調整局面に入っていたが、8月6日の335円、8月15日の339円、9月4日の340円でトリプルボトムを形成、本格的な底入れのかたちとなり、想定どおりの出直りパターンに入ってきた。

 7月4日に焼却灰から放射性セシウムを分離除去する技術を開発したと発表、これが材料となり買いが殺到、7月6日に510円の高値を示現した。ただ、そこから新規売り停止、増し担保規制といった措置が相次ぎ、次第に人気が沈静化した経緯がある。そして9月27日に新規売り停止措置が解除となり、それを手掛かりに個人投資家の関心が再び高まってきている。

 7月の高値510円は2006年4月の541円以来の高い水準。その上で調整は底堅いポジションを維持し、明らかに高値を契機に新しい相場が始まっている。市場では新たな仕手株を模索する動きが強まる中、同社への関心は一段と盛り上がっていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:29 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】値固め進むアールテック・ウエノ、積極的新薬開発で先行き好展望

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 アールテック・ウエノ<4573>(JQS)は底値ソーンでの値固め場面。8月9日に減益決算を発表、それを契機に10日に下放れの動きとなったが、以後、10日の安値659円を下回ることなく推移しており、当面の悪材料は克服したと思われる。

 今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益600万円と、前年同期比97.5%の営業減益に見舞われた。薬価引き下げによる「レスキュラ点眼液」の売上高の減少及び研究開発費の増加が原因。通期については営業利益6億1800万円と前期比41.9%の減益が見込まれている。研究開発費が前期と比べ3億1500万円増の12億3300 万円(前期は9億1700万円)に膨らむ見通し。積極的な減益決算と評価できる。

 重症ドライアイ治療薬とアトピー性皮膚炎治療薬の開発が進み、製品化も近づいている。値固めを進めながら、新たな材料浮上を待つ展開が予想される。目先筋の売り一巡後は出直り相場に弾みを加えていくことになりそう。(株式評論家・隆盛)

>>アールテック・ウエノのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:26 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】株価出直るヤーマン、美容健康関連市場拡大、今期も2ケタ増益

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ヤーマン<6630>(東1)が9月10日に発表した今2013年4月期の第1四半期決算は営業利益が4億500万円と、前年同期比49.6%減の大幅減益となった。今期の低調スタートを受け失望人気が強まり、9月13日には1100円まで売り込まれた。しかし、そこからすかさずリカバリーの動きに転じ、6月25日の戻り高値1232円クリアーが期待できる水準にまで戻し、相場の腰つきの強さを見せている。

 今年の高値は3月6日の1480円、そこから一呼吸入れて4月2日には1450円まで買い進まれた。同社が属する美容健康関連業界は、テレビ・雑誌等のメディアに取り上げられなど、社会的な認識が高まっており、成長企業としての評価が高まったことが高値示現の背景。そうした基本的な背景には変化はない。第1四半期の業績も前年同期がリニューアル商品の展開で売上げが大きく伸びた反動によるもの。

 今4月期通期では営業利益21億2800万円と前期比17.5%増益が見込まれており、増益路線は継続する。今期増益への見方が強まるにつれ、株価も戻りを鮮明にしていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:17 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】富士紡HDに人気化の気配、一連の人気株動意、中国逃避資金とも

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 富士紡ホールディングス<3104>(東1)が目先調整を切り上げ、反騰相場入りの印象を強めてきた。高値は8月14日の334円。そこから調整に入っていたが、その間も底堅さが目立つ足取りで、今回の切り返しを想定する向きは多かった。

 1日の相場でルック<8029>(東1)、新日本理化<4406>(大1)明和産業<8103>(東1)など有力仕手株が値を崩す動きとなり、それに代わる新たな仕手株模索の動きが同社に集中してきた格好。1日の高値は299円まであり、8月高値が完全に射程圏内に入ってきた。

 それで窮地に陥ってきたのが売り方。信用売り残のピークは8月3日の672万株。ここから減少してきたが、9月21日申し込み現在でなお379万株の高水準。一方、買い残は358万株に留まり、取組は売り長。日証金では連日逆日歩が発生している。それと、ちょっと注目を引きそうなのが信用買い残の動き。8月高値形成時がピークではなく、現在、着実に増加しているところ。それも大商いをこなしてきたにも関わらず、信用買い残の水準が低い。そこからチャイナマネー流入の見方が強まり、思惑人気を刺激している。外国人の持ち株比率は2010年3月期の6.9%から、2011年3月期15.3%、2012年3月期16.6%と大幅にアップ、いかにも思惑を誘いそうな状況である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:35 | 株式評論家の視点
2012年10月01日

【株式評論家の視点】ティー・ワイ・オーは変革買い相場へ、中期計画も上回る勢い

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ティー・ワイ・オー<4358>(JQS)が力強い上昇波動を描いている。年初来安値は1月10日の67円。そこを起点に9月19日の119円までほぼ一貫して上昇、今もなお高値圏での強調展開が続いている。

 波動をもう少し遡ると、中勢上昇トレンドの起点は2010年8月19日の30円。そこから現在まで延々と上昇してきており、その根底にあるのは業容が変革期を迎えていることだろう。従来の大手広告主をターゲットとした国内マスメディア中心の広告制作に加え、中小広告主を含めたマスメディアだけに依存しない国内外での広告制作という新たな市場も拡大させている。

 前2012年7月期は営業利益14億4800万円と前々期比19.4%の大幅増益を確保。その上で今2013年7月期も営業利益16億円と前期比10.5%増益が見込まれている。中期計画では2014年7月期に営業利益18億円を目標にしている。前期も今期も当初の計画値を上回るペースで推移してきており、中期計画達成の方向が見えてきている。変革買いの流れに変化は見られず、なお上値慕いの展開が予想される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:34 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】丸紅:商社株での堅調際立つ、穀物関連人気高まる、底離れも

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 丸紅<8002>(東1)は3月19日に高値647円まで買われ、その後の整理は6月4日の463円で底打ち。以後リバウンドの動きに入り7月5日に552円まで引き戻し、現在はそこからのもみ合い場面。

 三菱商事<8058>(東1)三井物産<8031>(東1)などは原油価格の動きが重いことなどから、年初来の安値圏での推移となっており。丸紅の強さが際立つ。ここ個人投資家の買いが継続しているが、穀物メジャーへの変化を評価しているもので、商社株の中で選別買いの対象に位置づけられている。

 同社は食料、電力・インフラなど非資源分野を強化しており、これが安定的な収益拡大をもたらし、今2013年3月期の純利益は2000億円、前期比16%増益が見込まれている。同業他社には減益見通しの企業もあり、同社の増益はもっと評価されていいのではないだろうか。今年5月に米国穀物第3位のガビロンの買収を発表しており、穀物メジャーへの展開強化で、来期以降も増益基調が続く見通しにある。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:24 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】インタースペース、集計入り9月期好調、まず高値奪回へ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 インタースペース<2122>(東マ)はSNS関連株人気に乗り、5月2日に8万8000円の高値を示現。その後のコンプガチャ問題の余波を受け6月4日には6万6000円の安値に売り込まれた。しかし、コンプガチャ禁止は同社が提供するソーシャルゲームに、大きな変更を要するものではないため、業績への影響は軽微との見解が明らかになり、株価も浮上に転じた。

 6月25日に7万9500円の戻り高値を示現、以後もみ合い場面にあったが、その間も下値は着実に切り上がり、先高感に支えられる足取りとなっていた。そうした中、同社の主力事業であるアフィリエイト事業で、前期より取組みを強化しているスマートフォン関連の売上が好調に推移。前2012年9月期の営業利益が4億1900万円から5億1000万円(前期3億6200万円)へ増額修正され、好業績が改めて買い人気を誘発している。

 特に前期の売上げが117億6500万円と前々期比24.3%の増収となることが注目点。前々期もその前の期に比べ21.2%の増収を確保しており、利益の源泉となる売上げの伸びは、成長への期待を刺激する。5月2日の高値8万8000円更新から新展開入りも期待できる。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】トレジャー・ファクトリーはブレークの年、12日の決算発表注目

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)が強い動きを見せている。8月28日に1258円の高値を示現しているが、年初の安値605円から倍増強の強烈な上げである。昨年はほぼ1年にわたりもみ合いレンジでの動きを続けていただけに、今年は明らかにブレークした動きと捉えられる。

 前2012年2月期は営業利益5億7000万円と前々期比45.4%増の大幅増益を達成、ここらあたりが株価の評価を変えたポイントと思われる。今2013年2月期も営業利益6億1100円と前期比7.2%増が見込まれている。数字自体はやや物足りないが前期の大幅増益の反動を考慮に入れれば、高い収益力である。

 リユース業界は、消費者のもったいない意識や節約意識の広がりにより、リユースの利用が増加し、その市場は依然拡大傾向にある。さらに、リユースショップ以外ではインターネット上での事業展開やPOSシステムの販売、ブランドバッグ・ファッションレンタル事業などリユースと関連した新規ビジネスに取り組み収益基盤の拡大を図っていることが、好業績の要因となっている。

 8月高値からの調整に一巡感が強まりつつあり、切り返し相場へのタイミングが整いつつある気配だ。10月12日に今期第3四半期の決算発表が予定されており、株価へのインパクトが期待される。(株式評論家・隆盛)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:38 | 株式評論家の視点

【株式評論家の視点】ピーエスシーが一気の浮上、株式分割を機に個人の買いが活発化

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 ピーエスシー<3649>(JQS)が底値圏から一気の浮上態勢に入ってきた。今年の高値である5月8日の9600円から整理に入り、9月5日には4945円まで売り込まれ、値幅整理一巡でいつでも反騰に移れる態勢にあった。

 そうした中で、10月1日から1株を2株とする株式分割を実施、実質的に10月渡しとなった9月26日から市場の買い人気が盛り上がっている。タイミングを合わせるかのようにここ個人投資家の参入が活発化、流動性の上昇から商いのボリュームアップも顕著になってきた。

 同社は電子カルテや医療用データマネジメントシステムなど、医療システムに特化したソフトウエア開発企業。今2012年12月期の6月中間決算は営業利益2億100万円と前年同期比4倍強の大幅増益を確保、通期でも営業利益5億2300万円、前期比30%の増益が見込まれている。国の医療費削減という大きなテーマが背景となっているだけに、本格出直り相場へ発展の可能性が強くなってきた。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 株式評論家の視点
2012年09月30日

【株式評論家の視点】世界景気の減速懸念から新興市場優位の流れに

<相場展望>

株式評論家の視点 今週は後半の営業年度入りとなる。従って、新規資金流入の素地はあるのだが、相場リズムが調整局面にあるだけに、相場にインパクトを与えるような買いは期待薄と思われる。円高が相場の重石になっている。日銀の金融緩和で一時的に円安に動いたが、その後はむしろ円高に転じている。10月中旬に予定されているG7では日本が歴史的円高のデメリットを訴えるものと見られており、それなりにインパクトがあればいいのだが。

 世界景気の減速懸念から主力株が動きにくい状況となっており、最近はジャスダック、東証マザーズ市場に人気が回っている。今週も続いて新興市場中心の展開が想定される。信用買い残の個人の評価損率が17%とやや悪化してきている。もう少し個人投資家の手の内が好転しないと、相場の反転は難しそう。外部材料面では中国の景気対策接近との観測が流れており、中国市場が戻りに転じるようだと、日本の市場も空気が変わる可能性がある(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:39 | 株式評論家の視点
2012年09月28日

【株式評論家の視点】資生堂の利回り4.5%に、今3月期後半の回復期待し見直しへ

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 資生堂<4911>(東1)は悪材料が重なり、現在も年初来安値圏での厳しい状況が続いている。安値圏だからこそ配当利回りは4.5%もの高い水準にあり、明らかに買い場にあることを訴えている。

 国内需要が低調なほか、海外で成長に向けたマーケティング費用を積極的に投下したため、今2013年3月期の第1四半期は営業損益が30億2100万円の損失(前年同期90億6400万円の黒字)となった。つれて9月中間決算について、営業利益を175億円から115億円(前年同期215億1800万円)へ引き下げたため、投資家の見切売りが先行し、8月1日には1065円の年初来安値に売り込まれた。

 ただ、会社側では通期の見通しである営業利益435億円、前期比11.2%増の予想を据え置いた。そうした今後の業績回復への認識が浸透するにつれ、株価も戻り歩調に転じてきた。しかし、尖閣問題をきっかけとする中国の暴動を受け、中国関連株として再び嫌気売りを誘う状態に陥ってしまった。配当利回りで下値は岩盤と見てよく、業績の推移を見守りながら反転相場への糸口を探す展開が予想される。(株式評論家・隆盛)

>>資生堂のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:59 | 株式評論家の視点