
同社の課金収入になるゲーム内の仮想通貨「モバコイン」の国内利用額は、今2013年3月期の第1四半期が541億円と、前年同期比62%増加、「コンプガチャ」を廃止した既存ゲームへの新要素組み込みや、新ゲームのリリースなどにより「モバコイン」の利用が促進され、第2四半期も利用額は550億円に増える予定。
株価の切り返しにつれ「コンプガチャ」廃止を悲観的に見た信用売り残が積み上がり、直近420万株にまで膨らんできた。一方、利食い売りで信用買い残は216万株まで減少し、大幅な売り長状態となっている。ただ、前週末21日の商いでは日証金で一気に107万株の買い戻しが行われており、ここらあたりの影響が波乱場面につながるのか、需給の動向が注目される。(株式評論家・隆盛)