
ただ、6月4日の1364円、7月25日の1396円、そして今回の1371円と、3回にわたり底値ゾーンに売り込まれており、もう今回が最終であることは明白だろう。ここへ来て中国は積極的な公共投資に踏み切り、先行きに明るさが出てきたほか、9月12日には中国に進出する日系自動車などに金属加工製品を販売している中国企業への出資を発表、業容の拡大や連結収益の獲得につながるものと期待されている。
今2013年3月期の第1四半期決算は営業利益10億1400万円と前年同期比56%の大幅減益となったが、そうした部分は株価に十分に織込まれている。銅などの国際商品市況が急動意となってきたことも追い風になりそう。9月中間決算に30円の配当が予定されており、今後配当取りの買いが増えることが予想される。(株式評論家・隆盛)
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