<銘柄の見所>
日本郵船<9101>(東1)は9月10日に137円の年初来安値に売り込まれるなど、厳しい航海が続いている。今3月期の第1四半期は営業利益68億7200万円(前年同期104億1200万円の損失)と黒字転換を果たしたのだが、下落が続く海運市況の流れに飲まれ、全く評価されずじまいの足取りだ。
コンテナ運賃の上昇を受け、今3月期は通期でも営業利益500億円(前期241億2400万円の欠損)と黒字転換が見込まれている。船腹過剰も来年からは解消の方向に動き出す。従って今期黒字転換、来2014年3月大幅増益のコースが有力だ。
中国のインフラ投資活発化の効果も来年には表面化することが予想される。PBR0.4倍からの失地回復相場はすぐにでも始まってもおかしくない。中期的な視点では絶好の買い場に位置しているといえる。(株式評論家・隆盛)
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(09/12)【株式評論家の視点】郵船、株価不振の厳しい航海、低PBRからの失地回復相場は近い
(09/12)【株式評論家の視点】GMOクラウド、株価新ステージ入り、高利回りに高成長
(09/12)【株式評論家の視点】日本電産、下値限界と判断の個人投資家押し目買い、戻り本格化
(09/12)【株式評論家の視点】うかい、減益も人材投資で先行きに楽しみ、集客力さらに強化
(09/12)【株式評論家の視点】トシン・グループ、エコ関連特需反動減は消費税前需要に期待
(09/11)【株式評論家の視点】住友重機械、株価訂正高の兆し、中国のインフラ投資活発化
(09/11)【株式評論家の視点】日東電工、液晶向け不振もスマホ向け好調、相場ステージ上がる
(09/11)【株式評論家の視点】新和内航海運、輸送量増加で9月中間を増額、市場の見直しを待つ
(09/11)【株式評論家の視点】利回り5.9%のアーバネットコーポ、業績変革評価しモミ放れへ
(09/11)【株式評論家の視点】第1Q不振織り込んだ神鋼商事、非鉄など市況持ち直しで見直しへ
(09/10)【株式評論家の視点】国際計測器は配当取り有効、年利回り6%台、中間でも2.3%
(09/10)【株式評論家の視点】アタカ大機はトリプルボトム形成、受注好調で増益見通しを評価
(09/10)【株式評論家の視点】ミロク情報、見通し慎重ながらマーケットの業績期待強く株価堅調
(09/10)【株式評論家の視点】ブリヂストン、1900円のフシ払い高値挑戦、利益もピーク更新
(09/08)【株式評論家の視点】輸出関連株優位の流れで強調場面、個人はまだ「病み上がり」状態
(09/07)【株式評論家の視点】チヨダ、好業績内需株として上昇波動継続、増額修正可能性強い
(09/07)【株式評論家の視点】アドアーズはトリプルボトムの底打ち、通期増益見通しを評価へ
(09/07)【株式評論家の視点】フライトシステムコンサルティング、弱い材料を徹底的に織込み中
(09/07)【株式評論家の視点】クレスコ、株価は一時的な停滞払拭し強調路線復帰探る展開へ
(09/07)【株式評論家の視点】タツタ電線、再上昇相場入り開始、スマホ向け好調で業績を増額
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(09/12)【株式評論家の視点】郵船、株価不振の厳しい航海、低PBRからの失地回復相場は近い
(09/12)【株式評論家の視点】GMOクラウド、株価新ステージ入り、高利回りに高成長
(09/12)【株式評論家の視点】日本電産、下値限界と判断の個人投資家押し目買い、戻り本格化
(09/12)【株式評論家の視点】うかい、減益も人材投資で先行きに楽しみ、集客力さらに強化
(09/12)【株式評論家の視点】トシン・グループ、エコ関連特需反動減は消費税前需要に期待
(09/11)【株式評論家の視点】住友重機械、株価訂正高の兆し、中国のインフラ投資活発化
(09/11)【株式評論家の視点】日東電工、液晶向け不振もスマホ向け好調、相場ステージ上がる
(09/11)【株式評論家の視点】新和内航海運、輸送量増加で9月中間を増額、市場の見直しを待つ
(09/11)【株式評論家の視点】利回り5.9%のアーバネットコーポ、業績変革評価しモミ放れへ
(09/11)【株式評論家の視点】第1Q不振織り込んだ神鋼商事、非鉄など市況持ち直しで見直しへ
(09/10)【株式評論家の視点】国際計測器は配当取り有効、年利回り6%台、中間でも2.3%
(09/10)【株式評論家の視点】アタカ大機はトリプルボトム形成、受注好調で増益見通しを評価
(09/10)【株式評論家の視点】ミロク情報、見通し慎重ながらマーケットの業績期待強く株価堅調
(09/10)【株式評論家の視点】ブリヂストン、1900円のフシ払い高値挑戦、利益もピーク更新
(09/08)【株式評論家の視点】輸出関連株優位の流れで強調場面、個人はまだ「病み上がり」状態
(09/07)【株式評論家の視点】チヨダ、好業績内需株として上昇波動継続、増額修正可能性強い
(09/07)【株式評論家の視点】アドアーズはトリプルボトムの底打ち、通期増益見通しを評価へ
(09/07)【株式評論家の視点】フライトシステムコンサルティング、弱い材料を徹底的に織込み中
(09/07)【株式評論家の視点】クレスコ、株価は一時的な停滞払拭し強調路線復帰探る展開へ
(09/07)【株式評論家の視点】タツタ電線、再上昇相場入り開始、スマホ向け好調で業績を増額
2012年09月12日
【株式評論家の視点】郵船、株価不振の厳しい航海、低PBRからの失地回復相場は近い
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:32
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】GMOクラウド、株価新ステージ入り、高利回りに高成長
<銘柄の見所>
GMOクラウド<3788>(東マ)は5月16日の安値3万9500円をボトムに少しずつ水準を切り上げる展開。二進一退型の下値切り上げパターンを形成中だが、配当利回りが3.8%と、基本的な割安感が背景にあるだけに、訂正高のトレンドはなお引き継がれていく方向が予想される。
同社は2006年に20億円を投じて電子認証サービスのセキュリティサービス事業に本格進出した。現在ではグローバル展開による利益貢献もあり、収益の柱に成長してきた。会社側もセキュリティ事業投資前の2006年12月期に挙げた経常利益14億3800万円(今期予想8億5000万円)をできるだけ早く上回ることを目標にしている。
今2012年12月期の営業利益は10億400万円(前期7億6100万円)が見込まれ、史上最高利益も視野に入ってきた。史上最高利益をクリアーした時、株価の評価も新たなステージ入りを果たすものと思われる。(株式評論家・隆盛)
>>GMOクラウドのMedia-IR企業情報
GMOクラウド<3788>(東マ)は5月16日の安値3万9500円をボトムに少しずつ水準を切り上げる展開。二進一退型の下値切り上げパターンを形成中だが、配当利回りが3.8%と、基本的な割安感が背景にあるだけに、訂正高のトレンドはなお引き継がれていく方向が予想される。
同社は2006年に20億円を投じて電子認証サービスのセキュリティサービス事業に本格進出した。現在ではグローバル展開による利益貢献もあり、収益の柱に成長してきた。会社側もセキュリティ事業投資前の2006年12月期に挙げた経常利益14億3800万円(今期予想8億5000万円)をできるだけ早く上回ることを目標にしている。
今2012年12月期の営業利益は10億400万円(前期7億6100万円)が見込まれ、史上最高利益も視野に入ってきた。史上最高利益をクリアーした時、株価の評価も新たなステージ入りを果たすものと思われる。(株式評論家・隆盛)
>>GMOクラウドのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】日本電産、下値限界と判断の個人投資家押し目買い、戻り本格化
<銘柄の見所>
日本電産<6594>(大1)は9月11日に5630円の年初来安値に沈むなど、ここへきて再び下げ鮮明にしてきている。円相場の高止まりなどが改めて嫌気売りを誘っているが、ここへきて証券会社が投資判断を買い、目標値7500円の見方を打ち出しており、全体の相場が落ち着きを取り戻せばすぐさま反発に移れる存在だ。
今2013年3月期は営業利益950億円と前期比30%の増益が見込まれている。タイの洪水による供給不足で繰り延べられていたHDDの需要が夏から秋にかけて顕在化するほか、ウルトラブックなど需要の拡大もあって、今後HDDが収益上昇の原動力になるものと期待されている。
輸出関連の代表株として売り人気が強まり、株価は明らかに売られ過ぎのゾーンに入っている。そうした視点でここ個人投資家の買いが膨らんできた。戻り相場入りは時間の問題だろう。(株式評論家・隆盛)
日本電産<6594>(大1)は9月11日に5630円の年初来安値に沈むなど、ここへきて再び下げ鮮明にしてきている。円相場の高止まりなどが改めて嫌気売りを誘っているが、ここへきて証券会社が投資判断を買い、目標値7500円の見方を打ち出しており、全体の相場が落ち着きを取り戻せばすぐさま反発に移れる存在だ。
今2013年3月期は営業利益950億円と前期比30%の増益が見込まれている。タイの洪水による供給不足で繰り延べられていたHDDの需要が夏から秋にかけて顕在化するほか、ウルトラブックなど需要の拡大もあって、今後HDDが収益上昇の原動力になるものと期待されている。
輸出関連の代表株として売り人気が強まり、株価は明らかに売られ過ぎのゾーンに入っている。そうした視点でここ個人投資家の買いが膨らんできた。戻り相場入りは時間の問題だろう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:52
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】うかい、減益も人材投資で先行きに楽しみ、集客力さらに強化
<銘柄の見所>
うかい<7621>(JQS)は4月以降、それまでのボックス相場の水準を一段落としたところでのもみ合いになっている。前2012年3月期は営業利益5億7200万円(前々期1億5900万円)と、震災からの急ピッチの回復を示した。
しかし、今2013年3月期は営業利益4億5700万円と前期比20.2%の減少が見込まれ、これが株価変動の要因となった。これもサービス力を上げるための最優先課題である人材育成に力を入れ人件費が増加することが原因で、積極的な減益決算とも言えるものだ。人材育成はまた、中期的なグローバル戦略を見据えた成長戦略でもある。
今年3月に圏央道の高尾山インターが開通し、うかい鳥山まで都心から1時間以内、新宿から45分で到着することから、旗艦店のうかい鳥山、うかい竹亭の集客力が一層高まると期待される。実態好業績への見直しが進むにつれ、ゾーンが切り上がっていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>うかいのMedia−IR企業情報
うかい<7621>(JQS)は4月以降、それまでのボックス相場の水準を一段落としたところでのもみ合いになっている。前2012年3月期は営業利益5億7200万円(前々期1億5900万円)と、震災からの急ピッチの回復を示した。
しかし、今2013年3月期は営業利益4億5700万円と前期比20.2%の減少が見込まれ、これが株価変動の要因となった。これもサービス力を上げるための最優先課題である人材育成に力を入れ人件費が増加することが原因で、積極的な減益決算とも言えるものだ。人材育成はまた、中期的なグローバル戦略を見据えた成長戦略でもある。
今年3月に圏央道の高尾山インターが開通し、うかい鳥山まで都心から1時間以内、新宿から45分で到着することから、旗艦店のうかい鳥山、うかい竹亭の集客力が一層高まると期待される。実態好業績への見直しが進むにつれ、ゾーンが切り上がっていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>うかいのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:48
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】トシン・グループ、エコ関連特需反動減は消費税前需要に期待
<銘柄の見所>
トシン・グループ<2761>(JQS)は2月27日に2110円の高値を示現しているが、以後はそこを上限に、1900円を下限とするもみ合い展開を続けている。社会的に環境意識が深まる中、太陽光発電やLED照明が大きくクローズアップされており、電設資材を主体に販売している同社の活躍場は大きく広がりつつある。
基本的には先行きへの期待感を抱えた相場なのだが、足踏み予想にある業績がネックになっている。LED照明などは好調を持続しているが、地上デジタル放送移行やエコポイント関連特需反動減の影響が残るため、今2013年5月期は営業利益24億1000万円(前期24億2400万円)とほぼ横ばいの見込みとしている。
ただ消費税との見合いで住宅業界では駆け込み需要の発生が予測されており、同社にとっても環境は好転の度合いを強める方向にある。9月10日には2073円と2月27日の高値2110円に肉薄してきた。新展開入りへの期待が刺激されるところだ。(株式評論家・隆盛)
>>トシン・グループのMedia−IR企業情報
トシン・グループ<2761>(JQS)は2月27日に2110円の高値を示現しているが、以後はそこを上限に、1900円を下限とするもみ合い展開を続けている。社会的に環境意識が深まる中、太陽光発電やLED照明が大きくクローズアップされており、電設資材を主体に販売している同社の活躍場は大きく広がりつつある。
基本的には先行きへの期待感を抱えた相場なのだが、足踏み予想にある業績がネックになっている。LED照明などは好調を持続しているが、地上デジタル放送移行やエコポイント関連特需反動減の影響が残るため、今2013年5月期は営業利益24億1000万円(前期24億2400万円)とほぼ横ばいの見込みとしている。
ただ消費税との見合いで住宅業界では駆け込み需要の発生が予測されており、同社にとっても環境は好転の度合いを強める方向にある。9月10日には2073円と2月27日の高値2110円に肉薄してきた。新展開入りへの期待が刺激されるところだ。(株式評論家・隆盛)
>>トシン・グループのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:56
| 株式評論家の視点
2012年09月11日
【株式評論家の視点】住友重機械、株価訂正高の兆し、中国のインフラ投資活発化
<銘柄の見所>
住友重機械工業<6302>(東1)が訂正高に動き出した。中国の油圧ショベルの需要落ち込みで業績悪化懸念が強まったことからじりじりと値を下げる動きが続いていたが、ここへきて中国政府がインフラ投資活発化へ姿勢を転換、見直し人気が回り始めている。
今2013年3月期の第1四半期業績は営業利益88億4400万円と前期比12%の減益に見舞われた。そうした実績を踏まえ、今2013年3月期について、営業利益が450億円の見通しから320億円(前期比32%減)へ引き下げられ、株価の整理を促進する結果になった。
業績ダウンの要因は中国において建設機械の需要の回復が遅れていることに尽きる。今回の中国の政策変更で、そうした事態が解消に向かう方向にあり、株価も下げ過ぎの訂正高へ発進する事が予想される。(株式評論家・隆盛)
住友重機械工業<6302>(東1)が訂正高に動き出した。中国の油圧ショベルの需要落ち込みで業績悪化懸念が強まったことからじりじりと値を下げる動きが続いていたが、ここへきて中国政府がインフラ投資活発化へ姿勢を転換、見直し人気が回り始めている。
今2013年3月期の第1四半期業績は営業利益88億4400万円と前期比12%の減益に見舞われた。そうした実績を踏まえ、今2013年3月期について、営業利益が450億円の見通しから320億円(前期比32%減)へ引き下げられ、株価の整理を促進する結果になった。
業績ダウンの要因は中国において建設機械の需要の回復が遅れていることに尽きる。今回の中国の政策変更で、そうした事態が解消に向かう方向にあり、株価も下げ過ぎの訂正高へ発進する事が予想される。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:59
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】日東電工、液晶向け不振もスマホ向け好調、相場ステージ上がる
<銘柄の見所>
日東電工<6988>(東1)が出直りトレンドを継続中だ。液晶テレビ市場の低迷などによる偏光フィルムの価格下落、数量低迷の影響が厳しく、今2013年3月期の第1四半期は営業利益163億円と前年同期比21%の大幅減益を余儀なくされた。
ただ、今3月期の業績については営業利益710億円、前期比25%増の好調な見通しが据え置かれ、ここから訂正高が始まった。従来のノートパソコン向けの市場は不振が続いているが、スマートフォンやタブレットPCで採用が進んでいる高精細タイプのディスプレイに用いる偏光フィルムが好調に売上げを伸ばしている。
そのため、今3月期の増額期待へと相場ステージが一段上がり、人気加速への期待が強まってきた。証券会社が目標値4300円を打ち出していることも先高ムードを刺激するところだ。(株式評論家・隆盛)
日東電工<6988>(東1)が出直りトレンドを継続中だ。液晶テレビ市場の低迷などによる偏光フィルムの価格下落、数量低迷の影響が厳しく、今2013年3月期の第1四半期は営業利益163億円と前年同期比21%の大幅減益を余儀なくされた。
ただ、今3月期の業績については営業利益710億円、前期比25%増の好調な見通しが据え置かれ、ここから訂正高が始まった。従来のノートパソコン向けの市場は不振が続いているが、スマートフォンやタブレットPCで採用が進んでいる高精細タイプのディスプレイに用いる偏光フィルムが好調に売上げを伸ばしている。
そのため、今3月期の増額期待へと相場ステージが一段上がり、人気加速への期待が強まってきた。証券会社が目標値4300円を打ち出していることも先高ムードを刺激するところだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】新和内航海運、輸送量増加で9月中間を増額、市場の見直しを待つ
<銘柄の見所>
新和内航海運<9180>(JQS)は4月23日の高値520円から調整波動にある。前2012年3月期が営業利益11億3600万円と、前々期比11.7%の増益を確保したことが高値形成の要因だし、その後の整理は今2013年3月期の営業利益が7億5600万円と前期比33.5%の大幅減益見通しが公表されたことによる。
7月31日に発表された今3月期の第1四半期業績は営業利益が2億4600万円の損失(前期5400万円の黒字)と、期初予想通りのやや低調な決算となった。従って、落成を継続のさえない動きが続いたのは当然としても、8月10日に9月中間決算について、営業利益が従来の400万円の損失見通しから8000万円の黒字へ上方修正された。
それもセメント関連貨物および鉄鋼原料等の輸送量の増加が背景という力強いもの。今でこそ見過ごされているが、時間の経過につれ市場の認識も高まる方向が予想される。戻りを待つ態勢にあると判断できる。(株式評論家・隆盛)
>>新和内航海運のMedia−IR企業情報
新和内航海運<9180>(JQS)は4月23日の高値520円から調整波動にある。前2012年3月期が営業利益11億3600万円と、前々期比11.7%の増益を確保したことが高値形成の要因だし、その後の整理は今2013年3月期の営業利益が7億5600万円と前期比33.5%の大幅減益見通しが公表されたことによる。
7月31日に発表された今3月期の第1四半期業績は営業利益が2億4600万円の損失(前期5400万円の黒字)と、期初予想通りのやや低調な決算となった。従って、落成を継続のさえない動きが続いたのは当然としても、8月10日に9月中間決算について、営業利益が従来の400万円の損失見通しから8000万円の黒字へ上方修正された。
それもセメント関連貨物および鉄鋼原料等の輸送量の増加が背景という力強いもの。今でこそ見過ごされているが、時間の経過につれ市場の認識も高まる方向が予想される。戻りを待つ態勢にあると判断できる。(株式評論家・隆盛)
>>新和内航海運のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35
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【株式評論家の視点】利回り5.9%のアーバネットコーポ、業績変革評価しモミ放れへ
<銘柄の見所>
アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は上値指向のトレンドにある。業績上方修正と増配、株式2分割と好材料が揃ったことで6月11日には2万600円まで買い進まれた。その後の下げも7月26日の1万5010円で底入れと、短期で調整を切り上げる非常に強い動きを見せている。
昨年は1年を通して1万〜1万4000円のもみ合いで終始していたことを思えば、今年の相場は明らかに過去と決別した足取りと言える。営業利益の推移を振り返ると、2010年6月期の2億1000万円から2011年6月期2億3600万円、2012年6月期4億6100万円、そして2013年6月期7億1500万円と急上昇パターンをたどっている。株価はこうした変革を反映し始めたものといえる。
前6月期決算で継続企業の前提に関する疑義の注記が解消され、再建へ着実に進んでいることが改めて確認された。配当利回りは5.9%に達するだけに下値は岩盤。再度の新展開入りも十分に視野に入る状況だ。(株式評論家・隆盛)
>>アーバネットコーポレーションのMedia−IR企業情報
アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は上値指向のトレンドにある。業績上方修正と増配、株式2分割と好材料が揃ったことで6月11日には2万600円まで買い進まれた。その後の下げも7月26日の1万5010円で底入れと、短期で調整を切り上げる非常に強い動きを見せている。
昨年は1年を通して1万〜1万4000円のもみ合いで終始していたことを思えば、今年の相場は明らかに過去と決別した足取りと言える。営業利益の推移を振り返ると、2010年6月期の2億1000万円から2011年6月期2億3600万円、2012年6月期4億6100万円、そして2013年6月期7億1500万円と急上昇パターンをたどっている。株価はこうした変革を反映し始めたものといえる。
前6月期決算で継続企業の前提に関する疑義の注記が解消され、再建へ着実に進んでいることが改めて確認された。配当利回りは5.9%に達するだけに下値は岩盤。再度の新展開入りも十分に視野に入る状況だ。(株式評論家・隆盛)
>>アーバネットコーポレーションのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】第1Q不振織り込んだ神鋼商事、非鉄など市況持ち直しで見直しへ
<銘柄の見所>
神鋼商事<8075>(東1)はここへきてやや調整を鮮明にしてきている。今2013年3月期の第1四半期(1Q)は営業利益10億900万円と前年同期比38.4%の大幅減益となり、これが9月6日に140円という、予想外の安値に売り込まれる要因となった。
9月中間決算の予想営業利益33億円(前年同期比1.9%増)に対し、第1四半期の進捗率が33%にとどまったことで、業績未達への懸念が強まり、見切売りを誘う結果になってしまった。ただ、会社側では9月中間期、及び通期の営業利益76億円(前期比15.9%増)については据え置いており、株価は業績の推移をウォッチする足取りになりそう。
配当についてはとりあえず9月中間期の3円配当を公表している。9月の中間配当取りで2.0%に達するだけに、割安感は明らか。ここへきて非鉄金属などの国際市況が持ち直しの傾向を強めてきたことも、見直しの目を引き付ける要因の1つになりそうだ。(株式評論家・隆盛)
>>神鋼商事のMedia−IR企業情報
神鋼商事<8075>(東1)はここへきてやや調整を鮮明にしてきている。今2013年3月期の第1四半期(1Q)は営業利益10億900万円と前年同期比38.4%の大幅減益となり、これが9月6日に140円という、予想外の安値に売り込まれる要因となった。
9月中間決算の予想営業利益33億円(前年同期比1.9%増)に対し、第1四半期の進捗率が33%にとどまったことで、業績未達への懸念が強まり、見切売りを誘う結果になってしまった。ただ、会社側では9月中間期、及び通期の営業利益76億円(前期比15.9%増)については据え置いており、株価は業績の推移をウォッチする足取りになりそう。
配当についてはとりあえず9月中間期の3円配当を公表している。9月の中間配当取りで2.0%に達するだけに、割安感は明らか。ここへきて非鉄金属などの国際市況が持ち直しの傾向を強めてきたことも、見直しの目を引き付ける要因の1つになりそうだ。(株式評論家・隆盛)
>>神鋼商事のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:46
| 株式評論家の視点
2012年09月10日
【株式評論家の視点】国際計測器は配当取り有効、年利回り6%台、中間でも2.3%
<銘柄の見所>
国際計測器<7722>(JQS)は年配当利回りが6.25%にも達するだけに、下値は岩盤と言えそう。配当は9月中間決算が15円、今2013年3月期末が25円の年40円の高配当。ここから9月中間決算の配当を取るだけでも2.3%に達する。
中間期の配当取り買いは、まだ積極的には入っていない。第1四半期決算での営業損益が1億1800万円の損失(前年同期は7800万円の損失)だったことが響いている。
しかし、同社の場合、第2四半期と第4四半期に収益が集中する傾向がある。会社側でも、通期で営業利益17億円、前期比48.3%増の大幅増益見通しを据え置いており、配当に不安は無い。9月中間決算期末へ向け、とりあえずは配当取りの買いを吸収しながら、次第に好業績出遅れへの評価を高めていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>国際計測器のMedia−IR企業情報
国際計測器<7722>(JQS)は年配当利回りが6.25%にも達するだけに、下値は岩盤と言えそう。配当は9月中間決算が15円、今2013年3月期末が25円の年40円の高配当。ここから9月中間決算の配当を取るだけでも2.3%に達する。
中間期の配当取り買いは、まだ積極的には入っていない。第1四半期決算での営業損益が1億1800万円の損失(前年同期は7800万円の損失)だったことが響いている。
しかし、同社の場合、第2四半期と第4四半期に収益が集中する傾向がある。会社側でも、通期で営業利益17億円、前期比48.3%増の大幅増益見通しを据え置いており、配当に不安は無い。9月中間決算期末へ向け、とりあえずは配当取りの買いを吸収しながら、次第に好業績出遅れへの評価を高めていくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>国際計測器のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:21
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】アタカ大機はトリプルボトム形成、受注好調で増益見通しを評価
<銘柄の見所>
アタカ大機<1978>(東1)は7月6日の高値510円からの調整局面を迎えているが、8月6日の335円、8月15日の339円、9月4日の340円でトリプルボトムを形成、本格的な底入れパターンとなり、出直りを待つムードを強めている。
今2013年3月期の第1四半期は営業利益が7億900万円の損失(前期は4億3800万円の損失)と、一見低調な決算となった。ただ、季節的要因で毎期第3四半期までは損失が続くのが同社のパターン。たまたま前年同期は大きな工事があったため、当期は損失額が膨らんだだけ。
し尿処理場の震災復旧案件ほか廃棄物処理・リサイクル施設が順調だったことにより当期の受注高は144億円と、前年同期比72%増を達成。通期の営業利益10億3000万円を据え置き、会社側も先行きを強気に見ている。2014年3月期には営業利益13億3000万円を目指す中期計画を推進中だ。(株式評論家・隆盛)
アタカ大機<1978>(東1)は7月6日の高値510円からの調整局面を迎えているが、8月6日の335円、8月15日の339円、9月4日の340円でトリプルボトムを形成、本格的な底入れパターンとなり、出直りを待つムードを強めている。
今2013年3月期の第1四半期は営業利益が7億900万円の損失(前期は4億3800万円の損失)と、一見低調な決算となった。ただ、季節的要因で毎期第3四半期までは損失が続くのが同社のパターン。たまたま前年同期は大きな工事があったため、当期は損失額が膨らんだだけ。
し尿処理場の震災復旧案件ほか廃棄物処理・リサイクル施設が順調だったことにより当期の受注高は144億円と、前年同期比72%増を達成。通期の営業利益10億3000万円を据え置き、会社側も先行きを強気に見ている。2014年3月期には営業利益13億3000万円を目指す中期計画を推進中だ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16
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【株式評論家の視点】ミロク情報、見通し慎重ながらマーケットの業績期待強く株価堅調
<銘柄の見所>
ミロク情報サービス<9928>(東2)は6月6日の235円で底入れを確認、その後のリバウンドを経て、6月以降はおおむね250〜270円のレンジ内の展開となっている。
株価は3月19日に300円の高値を示現した後、4月11日には244円まで急落した。前2012年3月期は営業利益20億2300万円と前々期比34.3%の増益を確保、見直し買いが進んだものの、今2013年3月期は営業利益20億7000万円と前期比2.3%増の慎重な見通しが打ち出され、一転、目先筋の失望売りが先行した。
6月以降のもみ合いは今期の業績をウォッチする期間であったと位置づけることができる。そうした中、今3月期の第1四半期の決算が発表されたが、営業利益4億7200万円と前年同期比21.9%増を達成した。
ただ、中間決算、通期の見通しについて、従来の見通しを据え置いたことが市場の見直し買いを削ぐ結果になってしまった。今後の増額に期待するかたちで株価は底堅さを増していくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>ミロク情報サービスのMedia−IR企業情報
ミロク情報サービス<9928>(東2)は6月6日の235円で底入れを確認、その後のリバウンドを経て、6月以降はおおむね250〜270円のレンジ内の展開となっている。
株価は3月19日に300円の高値を示現した後、4月11日には244円まで急落した。前2012年3月期は営業利益20億2300万円と前々期比34.3%の増益を確保、見直し買いが進んだものの、今2013年3月期は営業利益20億7000万円と前期比2.3%増の慎重な見通しが打ち出され、一転、目先筋の失望売りが先行した。
6月以降のもみ合いは今期の業績をウォッチする期間であったと位置づけることができる。そうした中、今3月期の第1四半期の決算が発表されたが、営業利益4億7200万円と前年同期比21.9%増を達成した。
ただ、中間決算、通期の見通しについて、従来の見通しを据え置いたことが市場の見直し買いを削ぐ結果になってしまった。今後の増額に期待するかたちで株価は底堅さを増していくことが予想される。(株式評論家・隆盛)
>>ミロク情報サービスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:44
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】ブリヂストン、1900円のフシ払い高値挑戦、利益もピーク更新
<銘柄の見所>
ブリヂストン<5108>(東1)はここへきて1900円前後のフシ払い挑戦の動きを強め、注目される存在になりつつある。8月7日の6月中間決算発表時に今2013年12月期の業績について、営業利益を2690億円から2870億円(前期1913億円)へ上方修正した。
しかし、天然ゴムを中心とした原材料価格の低下などから、ここへきて営業利益3000億円台乗せの見方が強まり、改めてきわめて好調な業績を評価する機運が強まりつつある。これまでのピークである2007年12月の2496億円を大きく上回ることになり、水準も高い。
しかも新興国向けの伸びを背景に、来期も再来期もピーク利益更新が続くことが予想されている。会社側の見通しでもPERは9.0倍と割安だが、アナリストの増額を前提に変更すれば割安感はさらに強まる。3月高値2086円奪回は、控えめな予想になりそうなニュアンスだ。(株式評論家・隆盛)
ブリヂストン<5108>(東1)はここへきて1900円前後のフシ払い挑戦の動きを強め、注目される存在になりつつある。8月7日の6月中間決算発表時に今2013年12月期の業績について、営業利益を2690億円から2870億円(前期1913億円)へ上方修正した。
しかし、天然ゴムを中心とした原材料価格の低下などから、ここへきて営業利益3000億円台乗せの見方が強まり、改めてきわめて好調な業績を評価する機運が強まりつつある。これまでのピークである2007年12月の2496億円を大きく上回ることになり、水準も高い。
しかも新興国向けの伸びを背景に、来期も再来期もピーク利益更新が続くことが予想されている。会社側の見通しでもPERは9.0倍と割安だが、アナリストの増額を前提に変更すれば割安感はさらに強まる。3月高値2086円奪回は、控えめな予想になりそうなニュアンスだ。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:20
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2012年09月08日
【株式評論家の視点】輸出関連株優位の流れで強調場面、個人はまだ「病み上がり」状態
<来週の相場展望>
米国株の勢いがすごい。7日のNYダウは1万3306ドル64セントと2007年12月28日以来、ほぼ4年8カ月ぶりの高値に進んだ。
当時の日経平均はと見ると、2007年12月の高値は1万6107円。しかし、米国株急騰を受けた7日の東京市場は、高寄りした後はこう着状態で反応度は鈍い。NY株への追随高を阻んでいるのは長期の円高。政府がそうした国難への対応をしてくれさえすれば、米国高に反応することができるのだが。
そうした中、2ヶ月ぶりにユーロが100円台に乗せて来たのは明るい材料。それに、中国がリーマンショック後以来の積極的な財政出動に踏み切ってきた。これまで徹底的な整理を余儀なくされてきたこともあって、来週(10〜14日)は輸出関連株に人気が回ることが予想される。
ただ、買い方の信用評価率は20%に接近、追い証発生直前まで追い込まれていただけに、個人投資家はまだ病み上がり。相場も回復度合いを図りながら、戻りの程度を探っていくパターンか(株式評論家・隆盛)
米国株の勢いがすごい。7日のNYダウは1万3306ドル64セントと2007年12月28日以来、ほぼ4年8カ月ぶりの高値に進んだ。
当時の日経平均はと見ると、2007年12月の高値は1万6107円。しかし、米国株急騰を受けた7日の東京市場は、高寄りした後はこう着状態で反応度は鈍い。NY株への追随高を阻んでいるのは長期の円高。政府がそうした国難への対応をしてくれさえすれば、米国高に反応することができるのだが。
そうした中、2ヶ月ぶりにユーロが100円台に乗せて来たのは明るい材料。それに、中国がリーマンショック後以来の積極的な財政出動に踏み切ってきた。これまで徹底的な整理を余儀なくされてきたこともあって、来週(10〜14日)は輸出関連株に人気が回ることが予想される。
ただ、買い方の信用評価率は20%に接近、追い証発生直前まで追い込まれていただけに、個人投資家はまだ病み上がり。相場も回復度合いを図りながら、戻りの程度を探っていくパターンか(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:49
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2012年09月07日
【株式評論家の視点】チヨダ、好業績内需株として上昇波動継続、増額修正可能性強い
<銘柄の見所>
チヨダ<8185>(東1)は好業績内需株として、ロングランの上昇トレンドを描いている。今年に入ってはほぼ一貫した上げを見せているが、今回の相場の起点は昨年2011年3月15日の900円。そこから今年8月238日の2155円まで水準を切り上げてきた。株価は2.4倍、日柄で約1年半の上昇ということになるが、まだ上昇トレンドが途切れる気配は見られない。
株価上昇の支えは好業績。前2012年2月期は営業利益107億円と前々期比2.1倍増益を達成、その上で今2013年2月期も営業利益115億円と7%増益の見通しでスタートした。増益率の物足りなさから4月23日の1918円から6月14日の1549円まで調整を入れた。
しかし、今2月期の第1四半期は営業利益42億円と前年同期比36%増益を確保した。それにも関わらず8月中間決算の営業利益57億円が据え置かれ、増額期待の買いが盛り上がりを見せている。まだ上値指向の動きが途絶えることはなさそう。(株式評論家・隆盛)
チヨダ<8185>(東1)は好業績内需株として、ロングランの上昇トレンドを描いている。今年に入ってはほぼ一貫した上げを見せているが、今回の相場の起点は昨年2011年3月15日の900円。そこから今年8月238日の2155円まで水準を切り上げてきた。株価は2.4倍、日柄で約1年半の上昇ということになるが、まだ上昇トレンドが途切れる気配は見られない。
株価上昇の支えは好業績。前2012年2月期は営業利益107億円と前々期比2.1倍増益を達成、その上で今2013年2月期も営業利益115億円と7%増益の見通しでスタートした。増益率の物足りなさから4月23日の1918円から6月14日の1549円まで調整を入れた。
しかし、今2月期の第1四半期は営業利益42億円と前年同期比36%増益を確保した。それにも関わらず8月中間決算の営業利益57億円が据え置かれ、増額期待の買いが盛り上がりを見せている。まだ上値指向の動きが途絶えることはなさそう。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:41
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【株式評論家の視点】アドアーズはトリプルボトムの底打ち、通期増益見通しを評価へ
<銘柄の見所>
アドアーズ<4712>(JQS)は4月16日の高値157円からの調整局面だが、そろそろ終盤入りの方向が見えてきた。7月26日の68円、8月13日の68円でダブル底を形成、底打ち機運を強めていたが、全体の波乱に巻き込まれここへきて9月5日に改めて68円へ売り込まれる展開。言ってみればトリプル底のパターンと、より底入れに強いシグナルを発信している。
4月16日の高値は、前2013年3月期の第3四半期累計決算で営業利益の進捗率が91%に達したことを評価してのもの。そして今回は今2013年3月期の第1四半期が営業利益2億7400万円と、前年同期比42.6%の大幅減益となったことが響いている。これはアミューズメント施設運営事業、設計・施工事業ともに、前年同期の震災後特需の反動などで伸び悩んだことが要因で原因ははっきりしている。
通期では営業利益10億500万円と前期比0.3%の微増の見通しが据え置かれている。株価は業績に連動しての推移となっており、今後の方向性がはっきり見えてきた時、着実な出直りへ進むパターンが想定される。(株式評論家・隆盛)
>>アドアーズのMedia−IR企業情報
アドアーズ<4712>(JQS)は4月16日の高値157円からの調整局面だが、そろそろ終盤入りの方向が見えてきた。7月26日の68円、8月13日の68円でダブル底を形成、底打ち機運を強めていたが、全体の波乱に巻き込まれここへきて9月5日に改めて68円へ売り込まれる展開。言ってみればトリプル底のパターンと、より底入れに強いシグナルを発信している。
4月16日の高値は、前2013年3月期の第3四半期累計決算で営業利益の進捗率が91%に達したことを評価してのもの。そして今回は今2013年3月期の第1四半期が営業利益2億7400万円と、前年同期比42.6%の大幅減益となったことが響いている。これはアミューズメント施設運営事業、設計・施工事業ともに、前年同期の震災後特需の反動などで伸び悩んだことが要因で原因ははっきりしている。
通期では営業利益10億500万円と前期比0.3%の微増の見通しが据え置かれている。株価は業績に連動しての推移となっており、今後の方向性がはっきり見えてきた時、着実な出直りへ進むパターンが想定される。(株式評論家・隆盛)
>>アドアーズのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31
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【株式評論家の視点】フライトシステムコンサルティング、弱い材料を徹底的に織込み中
<銘柄の見所>
フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)は8月16日に1万5330円の年初来安値を示現した。今2013年3月期の第1四半期の業績が営業損失1億600万円と低迷し、かつ当期において3億2700万円の債務超過となり継続企業の前提に関する注記が記載され、一気に弱い人気に傾いた。
ただ、スマートフォンを利用した法人向けソリューションで営業強化や採算改善が寄与するため、通期の営業利益3300万円の黒字予想は据え置かれている。悪材料を集中的に織込んだ後は、好材料に敏感に反応するリバウンド相場が訪れるもの。
昨年12月26日に2万9900円の高値を示現しているが、当時はスマートフォンなどのモバイル端末を使い、発信・郵送手配までできるデジタル郵便の開始などが評価された。デジタル郵便はまだ費用が先行しているが、現実の収益に反映され始めるようだと、改めて見直し人気を引き付けることになりそうだ。(株式評論家・隆盛)
>>フライトシステムコンサルティングのMedia−IR企業情報
フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)は8月16日に1万5330円の年初来安値を示現した。今2013年3月期の第1四半期の業績が営業損失1億600万円と低迷し、かつ当期において3億2700万円の債務超過となり継続企業の前提に関する注記が記載され、一気に弱い人気に傾いた。
ただ、スマートフォンを利用した法人向けソリューションで営業強化や採算改善が寄与するため、通期の営業利益3300万円の黒字予想は据え置かれている。悪材料を集中的に織込んだ後は、好材料に敏感に反応するリバウンド相場が訪れるもの。
昨年12月26日に2万9900円の高値を示現しているが、当時はスマートフォンなどのモバイル端末を使い、発信・郵送手配までできるデジタル郵便の開始などが評価された。デジタル郵便はまだ費用が先行しているが、現実の収益に反映され始めるようだと、改めて見直し人気を引き付けることになりそうだ。(株式評論家・隆盛)
>>フライトシステムコンサルティングのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01
| 株式評論家の視点
【株式評論家の視点】クレスコ、株価は一時的な停滞払拭し強調路線復帰探る展開へ
<銘柄の見所>
クレスコ<4674>(東1)は7月の半ばあたりまでは高値圏で頑強な動きを続けていたのだが、8月に入り下げ足を速め9月6日には491円と年初来安値にまで売り込まれた。
年初来の株価強調の背景は今2013年3月期も営業利益12億5000万円と前期比21.3%増益を見込むなど、前期に続いての業績好調であった。しかし、今3月期の第1四半期の業績が営業利益1億6900万円と前年同期比3.1%の小幅増益にとどまり、9月中間決算予想の営業利益5億5000万円に対し、進捗率が30%と低水準にあるため、やや失望感が強まったようだ。
ただ、会社側では通期の見通しについては据え置いている。配当利回りは4.3%に達し、PBRも0.8倍と割安が目立つ。目先の不安感が解消さえすれば、株価は出直り路線に転換の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
>>クレスコのMedia−IR企業情報
クレスコ<4674>(東1)は7月の半ばあたりまでは高値圏で頑強な動きを続けていたのだが、8月に入り下げ足を速め9月6日には491円と年初来安値にまで売り込まれた。
年初来の株価強調の背景は今2013年3月期も営業利益12億5000万円と前期比21.3%増益を見込むなど、前期に続いての業績好調であった。しかし、今3月期の第1四半期の業績が営業利益1億6900万円と前年同期比3.1%の小幅増益にとどまり、9月中間決算予想の営業利益5億5000万円に対し、進捗率が30%と低水準にあるため、やや失望感が強まったようだ。
ただ、会社側では通期の見通しについては据え置いている。配当利回りは4.3%に達し、PBRも0.8倍と割安が目立つ。目先の不安感が解消さえすれば、株価は出直り路線に転換の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)
>>クレスコのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42
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【株式評論家の視点】タツタ電線、再上昇相場入り開始、スマホ向け好調で業績を増額
<銘柄の見所>
タツタ電線<5809>(東1)の人気が高く、9月7日には一時611円と8月21日の高値603円を更新し、再び新展開に突入してきた。今回の上昇相場の起点は2010年11月2日の177円で日柄も値幅も上げは雄大だ。
ここへきての600円を上回る水準は実に1996年の643円以来のこと。まさに業績変革買いの相場が演じられていることになるが、その背景はスマートフォン向けを中心とした導電機能性材料の伸長により電子材料の売り上げが増加していること。今2013年3月期は営業利益25億円(前期33億4600万円)の減益見通しでスタートした。そのため、株価は4月2日の507円から6月4日の386円まで一呼吸入れた。
しかし、7月3日に今3月期の営業利益を34億円と増益に上方修正したが、アナリスト筋はこぞってまだ控え目すぎるとの認識を示しており、株価は増額修正を積極的に評価し始めている。日証金では連日逆日歩が続いており、需給も目先妙味を添える要素である。(株式評論家・隆盛)
タツタ電線<5809>(東1)の人気が高く、9月7日には一時611円と8月21日の高値603円を更新し、再び新展開に突入してきた。今回の上昇相場の起点は2010年11月2日の177円で日柄も値幅も上げは雄大だ。
ここへきての600円を上回る水準は実に1996年の643円以来のこと。まさに業績変革買いの相場が演じられていることになるが、その背景はスマートフォン向けを中心とした導電機能性材料の伸長により電子材料の売り上げが増加していること。今2013年3月期は営業利益25億円(前期33億4600万円)の減益見通しでスタートした。そのため、株価は4月2日の507円から6月4日の386円まで一呼吸入れた。
しかし、7月3日に今3月期の営業利益を34億円と増益に上方修正したが、アナリスト筋はこぞってまだ控え目すぎるとの認識を示しており、株価は増額修正を積極的に評価し始めている。日証金では連日逆日歩が続いており、需給も目先妙味を添える要素である。(株式評論家・隆盛)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35
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