北川鉄工所<6317>(東1・売買単位1000株)が底堅くなっている。9月24日に230円と年初来高値に買われたあと、180〜195円のモミ合いが続いている。とくに、一時は40%ていどまで拡大していた30日線との乖離率は足元では8%前後まで縮小し過熱感はなくなっている。信用買残は多いが、株価が高値圏にあるため処分売りが出ることはなさそうである。
一方の業績は、今3月期は会社見通しでは営業利益が前期比51.7%増益だが、四季報では61.9%増益とみている。主力の鋳造品が自動車向けに好調なほか建設向けにクレーンも好調という。今後、生コンプラント、炭素繊維強化プラスチック加工機などにも期待されている。
ただ、難点は1株利益が10円未満と小さく、配当も今期50銭増配するものの、それでも年2円50銭と低いことだ。1株純資産が249円あり、PBRが0.7倍台と低い点は注目される。
それに、マーケットでの人気性のあることを考慮すれば190円台の煮詰まりを放れて高値挑戦、あるいは勢いに乗れば1株純資産並みの250円程度は見込めそうである。
































