全国の郷土の味を紹介することを通じて、地域活性化や町おこしに繋げたいとの目的で2006年に始まった「B−1グランプリ」だが、回を追うごとに盛り上がりの度合いを増している。第7回目となった今年は、全国31道府県から昨年(兵庫県・姫路大会)と同じ過去最多タイの63団体が出展した。そして来場者数は2日間合計で過去最多の61万人(主催者発表)に上った。人気B級グルメのブースには1時間以上待ちの長蛇の列ができ、品切れとなるブースもあった模様だ。なお次回は来年11月9日〜10日に愛知県・豊川市で開催される予定だ。
グルメブームが続く日本にあって、B−1グランプリは経済的な波及効果で見ても、今や国内最大級のグルメイベントに成長したようだ。過去にゴールドグランプリに輝いた人気B級グルメは出展すればブースに長蛇の列ができ、第1回と第2回のゴールドグランプリで殿堂入りした静岡県富士宮市の「富士宮やきそば学会」をはじめ、知名度が向上して全国区クラスの有名商品となったB級グルメもある。
■伊藤園、三菱食品、寿スピリッツなど関連銘柄に注目
加工食品メーカーやコンビニエンスストアなどは、即席麺などこうした人気B級グルメの派生商品の開発・販売を加速させている。メーカーがあれこれ考えて独自に開発する商品よりも、ヒット商品として短期間で売上増に寄与する可能性もあるだろう。特に、日清製粉グループ本社<2002>、アサヒグループホールディングス<2502>、伊藤園<2593>、ブルドックソース<2804>、エバラ食品<2819>、日清食品ホールディングス<2897>、三菱食品<7451>などは協賛会社であり、人気B級グルメを取り込む商品戦略に注目しておきたい。産地銘菓を手がけ好業績の寿スピリッツ<2222>も見直されそうだ。
































