JT<2914>(東1)は15日、6000円安の44万4000円まで下げて5日ぶり反落。きょう15日寄り付き前の8時30分にカナダの各州政府から同社カナダ子会社JTI−Macや複数のたばこメーカー、業界団体が、たばこの健康被害で総額5兆4600億円に達する医療費返還訴訟を提起されたと発表、6月5日に明らかになった政府保有株の売出しの準備作業進行に続く悪材料として嫌気して利益確定売りが先行している。訴訟は、同社子会社がケベック州から6月8日に提起されたことが判明し、このほかアルバータ州、サスカチュワン州が、同じく6月8日、マニトバ州が、5月31日に提起、請求金額を提示したケベック州、アルバータ州2州合計の請求金額は、5兆4600億円に達し、各被告の負担額・負担割合は明示されていないとしている。同社は、提訴の内容を精査したうえで、法廷での反論など適切に対応するとした。
株価は、前期業績の上方修正・期末配当の増配でつけた年初来高値49万500円から40万6500円まで調整し、6月末割り当ての株式分割(1対100)の権利取りやベルギーのたばこ会社買収で45万5500円までリバウンドし、株式売出しを嫌ってもみ合っていた。PERは13倍と割安で信用取組も売り長で逆日歩がついており、強弱感の対立が続こう。

































