青山商事<8219>(大1)は2日、前場62円高の1684円と4営業日ぶりに急反発し、後場は一時、前日終値を割るなど上げ幅を急速に縮めたが終値は1円高だった。前日1日大引け後に5月11日の発表予定に先立って、2012年3月期業績の一転した上方修正を発表、V字回復を鮮明化することが割安修正買いを再燃させた。3月期業績は、昨年11月に下方修正されたが、同予想値より売り上げを48億3800万円、経常利益を56億2600万円、純利益を32億9700万円それぞれ引き上げ、純利益は、90億9700万円(前期比3.2倍)と6期ぶりに大幅増益転換する。
単独業績で、売り上げが、スーツやレディスが好調に推移して再度、上ぶれ、利益は、増収効果に営業外損益で31億6600万円の為替差損を計上する一方、デリバティブ評価益32億2600万円を計上、特別損失も、減損損失を含む前回修正時の30億円が27億9400万円に減少、これに連結子会社の上ぶれ業績も加わることが要因となった。
株価は、年初来安値1311円から円高修正、月次売上高の連続プラスなどの好材料が続いて底上げ、前期第3四半期の好決算で同高値1775円をつけ、3分の1押し水準を固めてきた。売り方の買い戻しも交錯し、PER11倍台の割安修正で高値奪回を目指そう。
































