電通の第2四半期決算は、広告主各社の広告費支出に慎重姿勢が見られる中で、売上高が前年同期比10.5%増の8684億円、営業利益は同2.57倍の175.9億円となった。サッカーのワールドカップ南ア大会、夏の参議院選挙などを足がかりに積極営業を展開。純利益は、のれん代消却などで同59.9%減の28.6億円だった。
新聞広告は前年同期比0.2%減、雑誌は同12.1%減、テレビは同6.9%増(うちスポット広告は同13.4%増)、ネット・携帯関連広告のインタラクティブメディアは同40.3%増。
3月通期の予想は据え置き。今年度の総広告費が0.2%減とのシンクタンク予測などを挙げ、売上高は前期比8.5%増の1兆8206億円、営業利益は同27.3%増の475億円、予想1株利益は83円48銭とした。
10日の株価は5日続伸となり、朝方2206円(107円高)まで上げ、終値は2184円(85円高)。2200円台回復は、取引時間中としては8月10日以来となった。
8月から続く底値もみ合い相場での高値を更新。信用売り残が膨れているため、これを手仕舞うための買いが株高の潜在エネルギーになる妙味がいわれている。
































