リオン<6823>(東2)の第1四半期実績は、売上高3,787百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益168百万円(前年同期35百万円損失)、経常利益155百万円(同54百万円損失)、当期純利益76百万円(同6百万円損失)となり、前期から取組んだ原価低減、諸経費の削減など体質改善が定着し、第1四半期から順調な業績回復ぶりを見せた。同社では、「ほぼ計画通りの進展だ。」(IR広報課)といっている。
期中の事業別動向は、医療機器の補聴器は、3月に市場投入した高出力耳かけ型が、指向性機能と長寿命電池の好評と販売拠点での拡販活動が奏功し販売台数が伸びたが、低価格製品需要の傾向もあり売上高は微減となった。医用検査機器は、主力製品のオージオメータが健診用を中心に堅調に推移し、3月発売の耳音響放射検査装置が伸長し、医療機器事業全体は若干の減収ながら、営業利益で増益となった。
環境機器では、音響・振動計測器は製造業の設備投資需要を捉え、また原子力発電所向けの振動監視関連や鉄道向けの騒音測定関連で大口の受注を獲得した。海外も中国、韓国市場が活発に推移し売上を伸ばした。微粒子計測器は国内各社の海外委託生産傾向や、半導体市場が、新興国の電子機器需要で好調に推移したことなどで海外からの受注が増加した。また、医薬関連市場でも受注を確保し、環境機器事業は大幅な増収増益となった。
































