
12日(火)の東京株式市場、日経平均株価の大引けは、153円37銭安の9298円61銭と6日ぶりに反落。米株安と円高進行、日経平均株価が前日に9500円到達で目先目標達成感から利益確定売り先行、業績の良いものを個別に物色する程度にとどまり全般は方向感のない展開となった。11日の米国株式市場は反落し、ダウ工業株30種平均は前週末比155ドル88セント安の8418ドル77セントで終えた。前週末まで相場を牽引していた金融株を中心に利益確定売りが出た。外国為替相場は1ドル=97円台前半と、引き続き円高に振れた。東証1部業種別株価指数では、パルプ・紙、ガラス・土石製品、水産・農林業など5業種が上昇。前日相場を牽引した、保険業、銀行業、証券・商品先物取引業など28業種が下落。東証1部市場の値上がり数は492銘柄。値下がり数は1102銘柄。変わらずは106銘柄。
個別では、今期業績好転を発表した
ラウンドワン<4680>(東1)がストップ高。野村証券が投資判断と目標株価を引き上げた
旭硝子<5201>(東1)、クレディ・スイス証券が投資判断を大幅に引き上げた
三洋電機<6764>(東1)はそれぞれ年初来高値更新。
マルハニチロホールディングス<1334>(東1)は、今期売上高と営業・経常利益の増収増益と、純損益の黒字転換で買われた。また、プーチン露首相の来日で、
東芝<6502>(東1)がロシア関連銘柄として物色されたが、後場に入り上げ幅を縮小した。
一方、
日本特殊陶業<5334>(東1)はドイツ証券の投資判断と目標株価引き下げで一時ストップ安となった。業績回復のきざしが見えない
三井化学<4183>(東1)、
三菱マテリアル<5711>(東1)、
宇部興産<4208>(東1)や、今期は一部好転見込みの
住友化学<4005>(東1)が利益確定売りで下げるなど、化学株の下落が目立った。
電通<4324>(東1)は今期、純損益は黒字転換の見込みだが、売上高、営業・経常利益がさらに減収減益との予想を発表したことが嫌気され、売られたほか、
トヨタ自動車<7203>(東1)が続落、
新日本製鐵<5401>(東1)が利益確定売りで6日ぶりに反落するなど、主力株が冴えない展開となった。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:30
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