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記事一覧 (11/27)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】坂本龍馬に学ぶ必勝の「パクリ」術
記事一覧 (11/10)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】嚥下訓練:最期まで自分で食べる
記事一覧 (11/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】早い冬の訪れ
記事一覧 (11/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】七五三に思う
記事一覧 (10/24)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「君の名は。」大ヒットの驚くべき真実とは?
記事一覧 (10/14)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】終末期医療の意思決定
記事一覧 (10/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】エルニーニョとラニーニャ
記事一覧 (10/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】親と子は「他者」なのか?
記事一覧 (09/26)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】中小零細企業は「海賊」ビジネスで生き残りを図れ
記事一覧 (09/14)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】突然の急変時への対応について
記事一覧 (09/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】リオオリンピックで若者を見直す
記事一覧 (09/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】夏の天候と影響
記事一覧 (08/22)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】中世の西洋に「日本ブーム」を仕掛けた男
記事一覧 (08/08)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】肺炎球菌ワクチンの最新の投与スケジュール
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記事一覧 (08/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】こんなに便利でいいのですか?
記事一覧 (07/22)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】ポケモンと宣教師ザビエルの意外な関係
記事一覧 (07/14)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】肺炎後の廃用症候群とは
記事一覧 (07/02)【宮田修 アナウンサー神主のため息】田舎暮らしと私
記事一覧 (07/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】訪日外国人の推移に見るアジア経済
2016年11月27日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】坂本龍馬に学ぶ必勝の「パクリ」術

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

■近代音楽に「オリジナル」は存在しない!?

 今年も残すところあとわずかとなった。
 世相的にはかなり騒然とした1年だったが、ひとつ印象に残っているのは東京五輪エンブレムをめぐるデザイナー佐野研二郎氏の疑惑事件、いわゆる「パクリ」騒動である。密室的な審議委員会の選定、Facebookでの「パクられ元」作者の告発、ネットでの「炎上」から佐野氏のデザイン取り下げまでの過程、すべてが印象的だった。
 事の是非はともかくとして、ふと考える。この世にまったくのオリジナルというものは存在するのだろうか。

 ちょうど3年前の12月に亡くなったミュージシャン大瀧詠一さんの仕事に「分母分子論」というものがある。日本の音楽史に対する画期的な見解だ。
 要点だけいうと、日本の近代音楽史は輸入音楽、つまり洋楽という「世界史」を分母にして、日本語の歌詞とメロディという「日本史」を分子とした構造になっている、というものである。
 例えば子どもの頃よりなじみ深い唱歌は大半が洋楽である。「むすんでひらいて」はルソー作曲の原曲に日本語の歌詞がつけられたものであり、「蛍の光」もスコットランド民謡である。古賀政男や服部良一といった戦前の歌謡曲を作った人々もジャズ、タンゴ、ブルースの影響下にあり、その中で「世界史分の日本史」という歌謡曲を作ってきた。いつしか分母の存在が忘れられて、「日本史分の日本史」という演歌の概念が生まれた。ただしその分母が世界史であることには変わりはない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:54 | コラム
2016年11月10日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】嚥下訓練:最期まで自分で食べる

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 現代医療は医療経済の観点が重視され、最短、安全で効率的な医療が望ましいとされ、治せない医療である慢性期医療はレベルが低いとする風潮があります。急性期と慢性期医療の両者を経験すると、慢性期のほうが総合的には困難な事が多く難しい医療と感じます。

 急性期医療では、胃潰瘍出血例では止血手技的な困難さはありますが、目標は「止血」と明確です。禁飲食で内視鏡下で止血を図りますが、止血時の達成感は非常に高いものです。しかし長期の禁食で高齢者では、全身の筋肉量が減少し「サルコペニア」になり自力では食べれなくなります。急性期では14日間の入院期間の縛りがあり、後は自宅で食べれるようにすることが求められます。急性期の多くの医師は、目標が達成すればその後の日常生活には余りにも無関心です。

 慢性期では、自ら食べれなくなった患者さんが色々な経路から入院してきます。経鼻胃管や胃瘻などの人工栄養を選択しますが、患者さんの多くは認知機能低下も伴っています。人生最期まで自分で食べることが出来れば、認知機能もある程度保たれ、ご本人だけでなくご家族も満足感が高いと思います。

 日本摂食嚥下リハビリテーション学会などから、多くの嚥下(えんげ)訓練法が紹介されています。「嚥下体操」は、(1)口すぼめ深呼吸,(2)首回旋運動,(3)肩上下運動,(4)両手を頭上で組んで体幹の左右側屈,(5)頬を膨らませたり引っ込めたりする,(6)舌の前後の出し入れ,(7)舌で左右の口角にさわる,(8)強く息を吸い込む,(9)パ,タ,カの発音訓練、などを実施する。「嚥下おでこ体操」も有用で、額に手を当てて抵抗を加えおへそをのぞきこむように強く下を向くようにします。のど仏の下の筋肉に力が入っているのが分ります。最近むせることがある方は、ぜひ今から嚥下訓練を試みては如何でしょうか。(箱崎幸也=元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:02 | コラム
2016年11月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】早い冬の訪れ

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 10月の気温は関東から西の地方では平年よりやや高くなったが、10月末からはかなり寒くなった。北日本では10月下旬の気温が平年より2度から3度低く、北海道の内陸や北部ではすでに積雪が20cmを超えている所がある。

 最新の長期予報では11月は九州と四国は平年並み、その他の地方は平年並みか平年より低く、特に東北と北海道はかなり低くなる予想である。12月以降は西日本を中心に寒気が南下しやすく、12月から1月にかけては西日本で平年よりやや低く、東日本や北日本も平年並みかやや低くなる可能性が高い。

 昔から冬は寒いほど日本の経済にプラスになると言われるが、消費者の動向は真冬の寒さより、初冬の寒さに影響されることが多い。1月の気温は冬の経済にはあまり影響はなく、最も効果的なのは11月から12月前半にかけての気温が低くなる場合である。平年並みかやや低い気温というとたいした寒さではないような印象になるが、近年の暖冬に慣れた消費者にとってはかなり寒いと感じられるはずで、冬物衣料や家電は動きが早いと予想される。

 ラニーニャ現象が顕著になれば、さらに寒くなる可能性もある。問題は2014年2月のような大雪である。本州の南岸を低気圧が発達しながら通過するケースで、2014年の2月は2週連続で東北南部から関東甲信越で記録的な大雪になった。実は東日本の大雪の記録の大半はこの20年間に記録されており、温暖化による気候変動は現在のところ極端な気象現象が起きるという状態である。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:32 | コラム

【宮田修 アナウンサー神主のため息】七五三に思う

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 七五三参りの家族を見るのは楽しいものです。実に微笑ましいです。わが子がすくすくと育つことを願って神さまにお願いする我が国の素晴らしい習慣だと思っています。私がご奉仕する神社の中に地域全体で七五三のお祝いをしているところがあります。家族だけではなく同じ地域に住んでいる人たち全員からお祝いしてもらえるなんて子どもたちは幸せだなと毎年感じます。神社の拝殿には毎年の記念写真が貼られています。これを見るのも私は楽しみにしています。60歳を過ぎた役員の話では自分も子どもの頃にお祝いしてもらったということですから、少なくとも半世紀以上は続いているのでしょう。素晴らしいことです。

 ところで七五三と言えば子どもの無事な成長を祈ってお参りするものと思っている方が多いと思います。その通り間違いありませんが、かつては少し違っていたように私は思っています。昔は子どもを神社に連れて行く大人たちは、もっと必死だったのです。

 私の父親の生まれた家の菩提寺に残されたている宮田家の過去帳の写しが手元にあります。過去帳と言うのはお寺の檀家や信徒で亡くなった人の名前や戒名、死亡年月日などを記したものです。つまり私の祖先にあたる人たちの記録です。亡くなった順番に記されています。驚きました。童子や童女と記されたものが実に多いのです。2歳で亡くなった子がいます。元文3年とありますから江戸時代ですね。名前がない人もいます。生まれた直後に亡くなったのでしょうか。いずれも生まれたものの大人になることなく短い一生を終えた人たちです。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:23 | コラム
2016年10月24日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「君の名は。」大ヒットの驚くべき真実とは?

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

■常識を覆す大ヒット、その理由は何か

 東宝が配給しているアニメ映画『君の名は。』が凄まじいヒットとなっている。
 興行収入は10月16日時点で150億円を突破したが、邦画で150億円超のヒットは2008年の公開『崖の上のポニョ』(155億円)以来のこと。洋画を含めると既に2009年公開の『アバター』(156億円)も射程圏に入っている。つれて東宝も過去最高益見通しを発表し、株価も堅調な動きが続いている。
 歴代興行収入ランキングベストスリーは、1位『千と千尋の神隠し』(304億円、2001年)、2位『タイタニック』(272億円、1997年)、3位『アナと雪の女王』(259億円、2014年)となっているが、これからの関心は、200億円超えがあるか、ベストスリーの牙城を崩せるか、といったところになるだろう。

 私も先日観賞したが、素晴らしい作品だった。しかし、これほどのヒットになった理由はさっぱりわからなかった。各種メディアではやれSNSによる口コミが背景にあるだの、ヒット要素を集めたストーリーがウケただの、さまざまな理由付けが行われているが、納得できる論評は皆無である。そんな後講釈が理由なら、映画人は苦労はしない。
 先日とある邦画のプロデューサーに話を聞いたが、この業界は何が当たるかわからないし、ヒットの方程式もないに等しいと述懐していた。だからこの世界は面白いのだろう。

 例えば『千と千尋』なら宮崎ジブリアニメの集大成であったこと、『タイタニック』や『アナ雪』ならディズニー、ハリウッドという巨大資本の力などに少しは理由を求められるだろう。
 ところが『君の名は。』にはそうしたブランド力は皆無なのである。
 同作の新海誠監督の前作『言の葉の庭』の興収は1億5000万円(推定)であり、世間一般では正直まったくの無名、アニメファンの認識にしてみても、数ある若手監督のワンオブゼムにすぎなかったのである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:50 | コラム
2016年10月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】終末期医療の意思決定

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 9月号では、DNAR(do not attempt resuscitate;救命の可能性が低いので心肺蘇生を差し控える)の歴史的経緯や我が国での現状を説明させて頂きました。現在私が診ている90歳の認知症患者さんで殆ど意思疎通が出来ない方は、ご家族の希望で中心静脈栄養(太い静脈に針を留置)を継続しています。もしご本人の認知機能が正常であれば、中心静脈栄養、胃瘻や経鼻経管チューブからの人工的な栄養摂取での延命治療は望まないだろうと、想像しながら医療を行っています。一方、80歳脳梗塞で寝たきりの方で、ご家族は口から食べられなくなったら一切の医療処置を拒否され、医師としてもう少し何らかの治療をしてあげられないのか無力感に陥ります。

 患者本人さんが治療を自己決定できない場合に、多くの場合決定するのはご家族です。家族間でも微妙に考えに違いがあり、医療現場が混乱することもあります。患者さんに代わって、生死に関わる治療を選択するご家族の精神的ストレスは非常に大きいと常々思っています。どの医療処置が正解や誤りではなく、その時点でご家族と一緒に悩むのが終末期医療の意思決定と考えます。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | コラム
2016年10月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】エルニーニョとラニーニャ

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 2016年の夏は猛暑と大雨、台風が混在する不安定な天候になった。この原因は主に南太平洋でのエルニーニョであるらしい。昨年から続いていたエルニーニョは初夏に終息に向かったが、影響は秋まで残り、9月は記録的な長雨と日照不足になった。現在はエルニーニョから正反対のラニーニャに急速に移行しており、少なくともこの冬から春にかけてラニーニャが続く見込みである。

 ラニーニャが発生した時の日本の冬は、西日本を中心に寒気が南下しやすくなる。簡単に言えば寒くなる。ラニーニャ発生時の過去の天候を見ると東日本から西日本では気温が低くなる場合が46%、平年並みの場合が39%である。つまり85%の確率で気温は平年並みか平年より低くなる。北日本では平年より低いが38%、平年並みが47%である。いずれにしてもこの冬は暖冬の可能性はかなり低く。全国的に平年並みか低い気温になるだろう。

 特に冬の前半は西日本を中心に11月後半から気温が下がり、東日本でも早めに平年並みの気温になるために、冬物の出足は昨年よりも早めになるであろう。

 問題は日本が寒くなる時は同時に北米東部やヨーロッパにも寒気が南下しやすくなることで、オペックの減産合意によって原油価格の上昇が懸念されているが、日米欧の寒さがさらなる原油価格の上昇につながる恐れがある。

 ラニーニャが持続した場合、日本は春も低温傾向が続くことが多く、山の積雪が多くなるために関東などの水不足の心配は小さい。初夏からは気温が急上昇し、夏は猛暑になることが多くなる。経済や農業への影響が大きいのでこの先の気候の推移には目が離せない。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:54 | コラム

【宮田修 アナウンサー神主のため息】親と子は「他者」なのか?

宮田修 アナウンサー神主のため息 新聞に掲載されていた気になる人生相談がありましたので取り上げます。33歳の女性の相談です。この女性の父親が結婚させたがっているというのです。

 少し引用してみましょう。私の家は、両親も祖父母も早くに結婚し、周りも同じような状況です。父は「結婚することが幸せ」という思いが人一倍強く、口癖は「お金はないが財産はあるんだ」です。私に家を継がせようと考えています。―という状況のようです。

 相談者は現在事務の仕事をしていてやりがいを感じているそうです。これまでお見合いをしたのですが、価値観が合わず結婚には至りませんでした。結婚に気が進まないのは、母が病気をしたときに、父親が世話をしなかったのを見てがっかりしたとあります。

 この相談を読み当初は最近よくある話だなと思いました。仕事が面白くて結婚したくないという女性が私の周囲にもたくさんいるからです。

 この相談に37歳のお寺の住職が回答を寄せています。お坊さんは男性です。回答者は、お父さまに対して、きっぱりと「お見合いは気が進まない」と、断ることだとすでに気づいているのではないですかと言います。そしてそれをためらっているのは父親を傷つけたり、機嫌を損ねてしまうことを恐れているのではないかと回答しています。そして田舎の価値観では幸せになれそうにないことを思い切ってぶつけてみることですと相談者を励まします。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:49 | コラム
2016年09月26日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】中小零細企業は「海賊」ビジネスで生き残りを図れ

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

■業績好調は見かけ倒し?

 中小企業の業績が好調のようだ。経産省の中小企業白書(2016)を見ても、経常利益は5.2兆円(大企業9.9兆円)と過去最高水準にある。
 半面、気がかりなのが2011年以降、一貫して伸び悩む売上高だ。利益好調といっても内実は原材料費など変動費の減少、従業員など人件費の減少によるものであり、手放しで「いい」といえる状況ではない。こうした要因は無論この先どうなるかわからない。従業員の減少から人手不足が深刻化している業界もある。
 財務面で余裕があるとするならば、経営者は目先のことも重要なのだが、今のうちに5年後、10年後の売上をいかに伸ばすかを考えるべきだろう。答えの一つは「技術の深掘り」である。他社に真似のできない専門性を持ち、「○○を頼むならあそこ」という強みを持たなければ、生き残りはますます難しくなることだろう。

■村上水軍は「海」に特化した技能集団

 「戦国時代の中小企業」というべき存在は瀬戸内を席巻していた村上水軍だ。
 村上水軍は海賊である。ここで誤解のないようにいっておきたいのだが、日本の中世の海賊とは、いわゆる「賊」を指すものではない。非常に業態の広いビジネスを営む、「海の総合サービス会社」といえるものである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:03 | コラム
2016年09月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】突然の急変時への対応について

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 先日大変お世話になった方とのお別れ会に出席し、改めて急変時や終末期の医療処置をどこまで実施するのか、ご本人さん含め周囲の方々の急変時対応の困難さを痛感しました。私自身が現在常に直面している「終末期現場での混乱」を説明させて頂きます。

 1960年代に終末期患者に対する心肺蘇生の有用性が明らかになりましたが、回復の見込みのない患者へのむやみな心肺蘇生実施が問題となりました。この反省から患者にとって無益な処置は実施しない "do not resuscitate"(DNR;心肺蘇生を実施しない)の概念が浸透してきました。最近では『米国心臓病協会 ガイドライン 2000』を契機に、「救命の可能性が低いので心肺蘇生を差し控える」というDNAR(do not attempt resuscitate)という概念が一般的になっています。

 現在多くの病院では、高齢者や重篤な基礎疾患を有する患者の入院時には、患者や家族の意思に基づいて、この患者さんは『DNAR』であり「急な心臓や呼吸停止時には処置はしない」で急変時に対応しています。しかし『DNAR』の解釈が統一されていないために、『DNAR』は通常治療までも差し控える医師がいます。先日も認知症と慢性心不全の80歳代後半の患者が、誤嚥性肺炎を発症しました。週末に対応した当直医はカルテに『DNAR』の記載をみて、抗菌薬投与を含めた全ての治療は望んでいないと解釈し抗菌薬の投与も実施しませんでした。週末明けに主治医が、慌てて抗菌薬の投与を指示し肺炎を無事乗り越えました。

 近年、回復が望めない患者やその家族が人工呼吸器装着や胃瘻増設などを希望しないのが一般的になっています。そのために『DNAR』も心肺蘇生だけでなく、拡大解釈され通常治療も実施しないという意味が含まれがちです。どこまでが通常治療なのかの線引きも難しく、医療現場で混乱がみられるのも実情です。終末期の患者の関係者の方は、事前にかかりつけ医と急変時に具体的な医療行為を確認しておくことをお勧めいたします。(箱崎幸也=元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | コラム
2016年09月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】リオオリンピックで若者を見直す

宮田修 アナウンサー神主のため息 リオデジャネイロオリンピックが終わりました。日本人の一人としてわが同胞の活躍は大変嬉しいものでした。テレビを観ていて好感をもったことがあります。それはオリンピックに出場している日本の若者たちの実にのびのびとした振る舞いです。外国の選手の中でまったく臆することなく堂々としていました。素晴らしいことだとより一層嬉しくなりました。

 かつて私が見たオリンピックでは、日本選手はどことなくオドオドしていました。何か場違いなところに自分はいるような雰囲気が感じられました。本当はもっと力があるのにその場の雰囲気にのまれてしまって自らの実力を十分に発揮することができず負けてしまうのです。残念でなりませんでした。

 しかし今回のオリンピックはまったく違っていました。例えば女子のレスリング、金メダルを取った選手たちの多くは試合終了の直前まで相手にリードを許していました。しかし逆転しました。懸命に頑張るけれども結果につながらないかつての日本選手にはそのようなことはなかったように思います。様変わりの印象を受けました。メダルをかけた試合です。大きな重圧がかかっているでしょう。それを見事に跳ね返し勝利していました。というより私には厳しい練習によって培われた自信を背景に堂々としているように見受けられました。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:32 | コラム

【村山貢司の気象&経済歳時記】夏の天候と影響

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 2016年7月は東日本から西日本にかけて猛暑となり、関東では冬の雪不足と春以降の少雨の影響で水不足が懸念された。一方、高温の影響で夏物の出足は良く、エアコンなど夏物家電は好調であった。7月の消費支出は前年比でややマイナスになったが、これは燃費疑惑による自動車購入減少が影響している。

 8月は西日本では猛暑と少雨が続き、飲料を中心に夏物は比較的好調であり、夏のレジャーも例年並みであった。しかし、関東から北の地方は台風や雷雨の影響で天候が不順であり、消費、人出ともに低調であった。

 この夏の天候で特筆すべきは台風の影響である。台風1号の発生は7月3日で過去2番目に遅くなったが、発生数は7月が4個、8月には7個も発生した。北海道に上陸した台風1号は、発生位置が八丈島東方という過去には例のない場所であった。発生した11個の台風のうち7個が日本に接近し、そのうちの4個が上陸した。

 問題は上陸地点で北海道が2個、関東、東北が1個である。接近した残り3個のうち2つは北日本に接近しており、昔の常識では考えられないことである。

 これらの台風の影響もあって、関東から北海道にかけては8月の雨量が多く、北海道の東部や関東東部では平年の3倍以上になった。この雨の影響で野菜価格が上昇しており、特にサトイモや玉ねぎなどの根菜類がかなり高値になっている。大雨で関東から北では野菜の根腐りや田畑の冠水などが懸念され、今後しばらくは高値が続きそうである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:09 | コラム
2016年08月22日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】中世の西洋に「日本ブーム」を仕掛けた男

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

 イエズス会の日本でのキリスト教布教のキーワードは、他国の文化を尊重し、現地の流儀に沿った対応をする「適応主義」だった。
 適応主義は現代にも息づく経営戦略でもあり、米経営学者プラハラードが2005年に著した『ネクスト・マーケット』に興味深い記述がある。それは世界最大の洗剤・化粧品メーカーP&Gがインドに進出したときの話だ。
 P&Gはシャンプーの販売ターゲットをBOP(bottom of the pyramid)と呼ばれる層に定めた。低所得だが最も人口が多い層であり、全世界で約50億人いるとされる貧困層である。BOPは日当で生活している人々であり、ボトルタイプのようなシャンプーを買う習慣がなかった。そこでP&Gはその日に使える分だけの、使い切りパックのシャンプーを開発・販売し、大ヒットを飛ばしたのである。
 製品・サービスをそのまま持ち込むのではなく、いかにローカライズし「適応」させるかがグローバルビジネスの成功のカギといえる。
 イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノ(1539〜1606)はこうした感覚に秀でた、天才的マネジャーであった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | コラム
2016年08月08日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】肺炎球菌ワクチンの最新の投与スケジュール

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 「肺炎後の廃用症候群」は本当に恐ろしい病気です。現在我が国では、肺炎の原因細菌で最も多い肺炎球菌には2種類の肺炎球菌ワクチン接種が可能です。今月は最新の推奨されている投与スケジュールを解説させて頂きます。

 この冬に「肺炎後廃用症候群」になられたご家族から、かかりつけ医からは従来型の23価肺炎球菌多糖体ワクチン(PPSV23、ニューモバックス)の説明はあったが、新しい13価肺炎球菌統合型ワクチン(PCV13、プレベナー)を教えてくれなかったと苦情を受けたことがあります。2種類のワクチンは免疫に働きかける作用が異なり、プレベナー接種でより長期的に優れた予防効果が期待できます。

(1)ワクチン未接種で65歳,70歳と5歳間隔の方は、地方自治体の助成があり助成対象かどうか確認して下さい。まず助成を利用されてのニューモバックス接種をお勧め致します。1年以上経過してからプレベナー接種を受けて下さい。そして最初のニューモバックス接種から5年以上経過していますと、再度ニューモバックスを接種して下さい。

(2)5歳間隔の谷間の未接種の方は、上記の投与方法か、最初にプレベナー接種後の6ヶ月〜4年以内にニューモバックス接種を受けるスケジュールもあります。

(3)既にニューモバックスを接種された方は、5年以上経過していますと再度ニューモバックス接種の選択肢があります。まだ明確な科学的根拠は明示されていませんが、ニューモバックスから1年以上経過された方はプレベナー接種がより有効と報告されています。

 高齢者の方の肺炎は、いったん負のスパイラルに陥ると元の状態に回復するのは非常に困難です。肺炎を発症してしまってからでは遅いので、元気なうちに肺炎球菌ワクチン接種を受けて下さい。予防が最大の防御です。特に糖尿病や喘息などの基礎疾患のある方は肺炎発症のリスクが高いので、早めに接種を考慮なさって下さい。(箱崎幸也=元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | コラム
2016年08月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】花火とゲリラ豪雨

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 7月30日に立川の花火大会の予報を担当した。このイベントの予報を担当するきっかけになったのは、2013年7月27日の花火大会が突然の豪雨で中止になったことである。この日は都心の隅田川の花火大会も豪雨で中止になっており、ともに大きな混乱になった。

 当日は大気の状態が不安定で雷雲の発生が予想されていたが、現在の予報技術ではどこに発生するかの予想は難しいのが現状である。当日の夕方は弱い雨の予想であり、花火を決行したのもやむを得ない面もあるが、レーダー等で雨雲の監視をしていればもっと早く中止の決定ができたはずである。同じ年の8月に開催された諏訪湖の花火も1時間に75ミリ、最大瞬間風速27mという嵐になり、交通機関も停止したために大混乱になった。

 立川の花火大会実行委員会では2013年の教訓をもとに、翌年から筆者に気象予報を依頼するようになった。実行委員会に直属する形で、1週間前から気象予報を提供し、当日は朝6時から終了まで当日の予測と雷の監視を行っている。その日の状況によって、開催の是非、雷雲の動向などを実行委員会に報告し、花火大会が円滑に進むようにアドバイスをしている。他の花火大会でも気象庁の予報を参考にしているだろうが、一番のポイントは東京地方の予報ではなく、現地のポイント予報を提供し、終了まで雷雲の監視を行っていることであろう。

 雷雲はダウンバーストと呼ばれる強風を伴うことが多く、上空を通過すれば花火の打ち上げは困難になる。花火に限らず夏のイベントでは、経験豊富な気象予報士から適切なアドバイスを受けることを勧めたい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:51 | コラム
2016年08月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】こんなに便利でいいのですか?

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 先日、新聞の投書欄に「何でも自動で大丈夫か」という18歳の若者の意見が載せられていました。冒頭の部分を引用してみましょう。「最近、自動洗浄トイレが駅やデパート、学校でも見られるようになった。近づくと蓋が開き、離れると水が流れる。至れり尽くせりなトイレは魅力的で、家庭で使用する人も多い。しかし、このごろ私は何でも自動化していく世の中に「大丈夫?」と不安を感じるようになった。」というのです。この投書を読んで私はその通りと思わず声に出してしまいました。このお若い方は、すべてが自動になってしまえば自分が汚したものもそのまま放置するようになってしまうかも知れない。「自動」との付き合い方を見直してみようと思うと結んでいる。素晴らしいと私は思いました。

 私も最近あまりに便利すぎると感じることが多くなりました。例えば、今この原稿を書いています。原稿を書くと言えばかつては原稿用紙に向かい、鉛筆で一文字一文字マスを埋めていきました。書き損じると消しゴムで消し、新たに書き直します。付け加えたいことがあると吹き出しを作り書き加えました。何度も何度も直していると自分でも何を書いているのか判らなくなってしまうこともありました。そんな時は書き終わった後、清書しなければなりませんでした。今は違います。パソコンは実に便利です。私もパソコンに向かってこの原稿を書いています。原稿が書き終わるとかつては封書に入れて郵送していました。手間のかかる作業でした。今は違います。パソコンからメールで瞬時に送ることができます。確かに便利になり、助かります。この便利さは受け入れても良いのかなと考えます。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31 | コラム
2016年07月22日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】ポケモンと宣教師ザビエルの意外な関係

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術


■「ポケノミクス」で兜町も大フィーバー

 7月よりアメリカなどで先行配信しているスマートフォン向け位置情報ゲーム『ポケモンGO』(Pokemon GO)が大変なことになっている。アメリカでは開始1週間で利用者が6500万人を突破。オーストラリアではゲームをダウンロードしようとする人が殺到し、サーバが次々にダウン。米大統領選挙でもヒラリー・クリントンが、ゲーム内でポケモンを捕まえることができるスポットでの公式集会をアナウンスして「便乗」するなど、もはや社会現象といえる動きになっている。

 任天堂、米ナイアンティック社、株式会社ポケモン社による共同プロジェクトだが、株式市場では任天堂が大暴騰。物色は関連銘柄にも波及し、「ポケノミクス」なる造語まで生まれるほどのブームを呈している。やはり一発の力を有する老舗コンテンツ企業の力は侮れないものだった。

 こうした世界的なヒットを探るキーワードの一つが「ローカライズ」である。元々あるコンテンツを発売先の言葉や文化に合わせて、翻訳や表現を変更することである。例えば近年のメガヒットとなった映画『アナと雪の女王』は、日本語版で松たか子さんなど優れたアクター、シンガーをチョイスし、それが日本でのヒットに繋がった。今や洋画も日本語版が全盛だが、もちろん字幕版だけならあれほどの盛り上がりはなかっただろう。

 任天堂はこのローカライズに散々苦しんできたメーカーである。つい最近、あるゲームのローカライズがあまりにオリジナルと離れていたことから、米ユーザーが激怒するという「炎上」事件もあったほどだ。今回のポケモンGOに関しても、株式会社ポケモンの公式サイトでローカライズに苦心した開発者のインタビュー記事が掲載されている。異なる言葉・文化・人種の壁を越えてマーケットを築くことは本当に難しい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | コラム
2016年07月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】肺炎後の廃用症候群とは

■高齢者は肺炎入院で寝たきりなど負のスパイラルリスク、肺炎球菌ワクチンの積極的接種を

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 現在私は高齢者の方を中心に診療していますが、今冬から春にかけて多数の肺炎患者さんを診療しました。「肺炎後の廃用症候群」の恐ろしさを、改めて実感しました。高齢者の方は免疫力が低下し肺炎リスクが高く、抗生物質でいったん治癒しても飲み込むことが困難となる嚥下機能の低下、さらに心肺機能や認知機能などの低下が起こります。肺炎による入院では、寝たきりへの負のスパイラルに陥りやすく認知症の発症リスクが約2〜3倍となります。これが『肺炎後の廃用症候群』と称される病態です。病気は治ったが要介護状態になり、ご家族が「病院はなんで廃人になるまで手をこまねいていた?」と主治医に不信感を抱くことになります。

 すべての65歳以上の方、特に慢性呼吸器疾患(喘息や慢性閉塞性肺疾患など)や糖尿病、心疾患などの基礎疾患をお持ちの方は健康寿命を延ばすためにも、基礎疾患の治療だけでなく肺炎予防を重視して下さい。1年中、外出から帰宅したら手洗いやうがいはしっかり実践して下さい。今から冬の肺炎流行期に備えて、予防ワクチン接種を考慮して下さい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:11 | コラム
2016年07月02日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】田舎暮らしと私

■ 都会はほんとうに便利だろうか、夏草と格闘、キジと戯れる充実の毎日

宮田修 アナウンサー神主のため息 どんなところに住みたいかは、人それぞれだと思います。私は、緑豊かな田舎暮らしが大好きです。しかし放送局は大体都市部にありますので長いことこの願いは叶いませんでした。今から20年ぐらい前、東京に住んでいましたが、週末は田舎で過ごしたいと思いセカンドハウスを千葉の田舎に借りました。定年になった今は、セカンドハウスを借りていた町で家を買い求め、完全に移住しました。ご機嫌な田舎暮らしを楽しんでいます。便利な都会に住んでいたのになぜわざわざ何かと不便な田舎にやってきたのかと頻繁に町の人に問われます。田舎暮らしの方が豊かだからですよと答えることにしています。都会は便利だと多くの人が言います。

 本当にそうでしょうか。数年前まで東京で生活していましたからそれと比べてみましょう。東京では公共の交通機関は発達しています。バスも電車も頻繁にやってきます。山手線は何と2分30秒に1本ホームに滑り込んできます。ほんの少し待てば次の電車がやってくるのにホームを走っている人がいます。面白いなと思っていました。これに比べると今住んでいる千葉の町は確かに不便です。

 私の家はJRの駅までおよそ6キロあります。そこまでバスで行こうとすると大変です。1時間に1本しかありません。これでは自分の好みの時間に出かけることができません。そこで駅までは自分の車を使います。ここに住む人たちはほとんどの人がそうしています。家の庭に駐車している車の台数を数えればその家に暮らしている大人の人数がわかるという状態です。一人1台が常識です。どこに出かけるにも車を使います。

 したがってすこぶる便利で快適です。もちろん私もそうしています。ついついどんな近くでも車を使うことになります。運動不足を心配しなくてはなりません。都会の東京で運動不足を心配したことはありませんでした。電車の乗り継ぎなどで実によく歩くからです。地下鉄に乗る時、この先に本当に駅があるのですかという位深い深い地下までせっせせっせと登り降りします。私はなるべくエスカレターを使わないようにしていましたので素晴らしい運動になりました。

 千葉県に住む私は、都会の東京に行く時、JRの京葉線を使います。ご存知の方が多いと思いますが、東京駅での乗り換えは延々と歩かなくてはなりません。私は、「有難いね、JRが莫大なお金を使って利用者のためにトレーニング施設を作ってくれたよ」、と言っています。あれだけ歩く都会の人が運動不足になるはずがありません。田舎は運動不足を心配しなければならないほど実は便利なのです。都会は便利―それは違いますね。

 住まいについて考えましょう。東京では一応1戸建てに住んでいました。でも敷地は50坪です。それでも広いですねと言われたこともあります。今住んでいる田舎ではその10倍以上の敷地です。古くからある家はみなそうです。東京の家ではお隣の物音や料理の匂いが気になりました。こちらではそんなことは絶対ありません。庭は緑でいっぱいです。この時期はアジサイが見ごろです。アジサイは花が終わった後、茎を土に差しておくと新しい株を増やすことができます。将来はアジサイ屋敷にしようなどと夢が膨らみます。

 今、一番楽しみなのは去年植えた梨の木です。友人の梨農家の教えを乞い管理をしています。手入れはとても大変ですが、まもなくやってくる初めての収穫を思いワクワクしています。確かに草刈りは重労働です。雑草は、どんどん成長します。エンジンが付いた草刈り機で草と格闘しないといつの間にか草に埋もれてしまいます。その草むらを時々キジが歩いています。けたたましい声で鳴きます。「キジも鳴かずば打たれまい」と言います。まさにその通りだなと納得してしまいます。特許許可局―トッキョキョカキョクとホトトギスが鳴いています。ウグイスはうるさいくらいです。この時期の一番の楽しみは、朝起きて畑に行き野菜を収穫することです。採りたてのトマトは実に美味です。豊かだなと実感する時です。
 
田舎暮らしの楽しみを列挙しました。皆さんどうぞお越しください。楽しいですよ。(宮田修=千葉県長南町の宮司、元NHKアナウンサー)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:16 | コラム
2016年07月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】訪日外国人の推移に見るアジア経済

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 6月下旬に仕事を兼ねて台湾を回って来た。台北周辺は多くの日本人観光客で溢れ、円高傾向になったこともあり免税店では爆買いまでいかないが買い物客でにぎわっていた。台湾は共働きの家庭が多く、早朝から営業している飲食店やコンビニが非常に多い町である。日本人には近くて、食事も口にあい、人気上位の外国である。

 一方、2015年に台湾から日本を訪れた人数はおよそ368万人、2014年に比較しておよそ30%も増加した。しかし、ここへきて台湾を始めアジアからの訪日数の伸び率が急激に低下している。2016年の1月から5月までの訪日外国人数は、合計でおよそ973万人、前年比で29%の伸び率になっている。このまま推移すれば2016年中に2000万人を超えるのは確実に思えるのだが、気になるのが月別の伸び率が急激に低下していることである。1月は前年比で52%の増加であったが、3月は31.7%、5月は15.3%に下がっている。台湾の伸び率は5月に10.5%、タイは4.8%に低下し、特に韓国はマイナス4.2%と前年割れなってしまった。

 2015年以前の月別の伸び率からは、この数字が季節的な要因でないことは明らかである。現在の国内消費は訪日外国人に支えられている部分が少なからずあり、この伸び率の低下がアジア経済の低迷でなければよいのだが。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54 | コラム