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記事一覧 (08/19)【歴史に学ぶビジネス術】米Appleとギリシア神話の教訓
記事一覧 (08/08)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】コーヒー1日1杯の増加で糖尿病がl0%低下する
記事一覧 (08/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】ミャンマー訪問
記事一覧 (08/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】電車に乗ると座席7人のうち6人までがスマホ、電車の楽しみをもっと味あおう
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記事一覧 (07/02)今年の東日本は猛暑に、村山貢司氏の見通し
記事一覧 (07/02)【村山貢司の気象&経済歳時記】日本は本当の意味で観光立国となってきた
記事一覧 (07/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】曲がった張り紙に思う
記事一覧 (06/22)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】始皇帝の父は投資の達人
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記事一覧 (05/30)【村山貢司の気象&経済歳時記】新幹線の混雑と生産人口の減少に思う
記事一覧 (05/30)【宮田修 アナウンサー神主のため息】男は優しいのが良いか?
記事一覧 (05/18)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】膵がん予防には空腹時血糖値に注意を
記事一覧 (05/08)【村山貢司の気象&経済歳時記】子育て支援に思う
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記事一覧 (04/16)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】1週間のアルコールの適正量は?
記事一覧 (04/02)【村山貢司の気象&経済歳時記】温暖化とエネルギー政策
記事一覧 (04/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】「ら」抜き言葉について思う
記事一覧 (03/15)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】続、飲酒と認知症との関連
2015年08月19日

【歴史に学ぶビジネス術】米Appleとギリシア神話の教訓

■成功に酔いしれた神話イカロスにみる「成長の罠」、成長企業に注意を

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術 ここ数年一本調子で上昇してきた米Apple株。まさに世界的な成長株の代名詞だったが、どうも雲行きが怪しくなっている。7月下旬に発表した四半期(4〜6月)決算が予想を下回る内容だったことを機に売り込まれ、直前に132ドルだった株価は8月に入って113ドル台まで下落している。

 下げの大きな要因は今後の成長に対する鈍化懸念だ。「iPhone」、「iPad」の快進撃も一巡し、スマートフォン・タブレット市場は飽和状態となりつつある。当然関心は次の成長商品ということになるが、これがまったく不透明だ。注目されたのは4月に投入したスマートウォッチ「Apple Watch」だったが、出足はふるわなかったようで、Appleも販売台数を公表していない。

 優良企業にかかる急ブレーキ。思い起こされるのが近年注目されている「成功の罠」というフレーズだ。成功した企業は得意分野のみに傾倒しがちになり、イノベーションがおろそかになり、環境変化に対応しきれず、最後にはすべての市場を失ってしまう。近年の日本の大手電機が陥ったのがこの成功の罠である。

 こうした例として「イカロスのパラドックス(逆説)」という言葉がある。イカロスとはギリシア神話の登場人物の一人である。神話の内容はこうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | コラム
2015年08月08日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】コーヒー1日1杯の増加で糖尿病がl0%低下する

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ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 膵癌患者さんの既往歴では糖尿病が25.9%と最も頻度が高く、正常人と比べ2倍の危険率といわれます。私たちも含め多くの研究でも、糖尿病患者さんは大腸癌になりやすいことも報告されています。糖尿病を放置しておくと糖尿病性壊疽、失明に至る網膜症や透析が必要な腎症が代表的な合併症ですが、更に怖いのは前癌状態なのかもしれません。

 糖尿病予防には運動や食事制限が重要と言われていますが、米国ハーバード大学からコーヒーが糖尿病予防に効果があることが昨年4月報告されました。166万人の4年間追跡で、糖尿病発症リスクが1日コーヒー1杯以上増加した人では11%低下、1杯以上減少した人は17%上昇したとの結果でした。4年間継続して1日3杯以上飲む人では、最も糖尿病になりにくかったことも報告されています。カフェインレスコーヒーや紅茶は、有意な予防効果は認められませんでした。

 コーヒーを飲む習慣は、我が国でも毎日飲む人は約50%にも上ります。今年3月国立がん研究センターから、1日のコーヒー摂取量が3〜4杯の人では、ほとんど飲まない人に比べて心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患による死亡リスクが36%・43%・40%も低値であったと報告されました(Am Clin Nutr,2015年3月11日)。コーヒーには、血糖吸収の減弱や血圧低下作用があるクロロゲン酸や、血管内皮機能を改善するカフェイン、抗血栓作用があるピリジニウムが含まれており、これらが死亡リスク低下に寄与したと考えられています。しかしこの研究では、糖尿病患者さんではコーヒーによる全死亡リスクの低下は認められませんでした。

 コーヒーの健康効果については十分解明されていませんが、少なくとも1日3杯以上の飲用は案外効果的かもしれません。寝る前の飲用を避けながら、1日2杯飲む人は3杯目を考慮なさってはどうでしょうか。(元気会横浜病院院長・元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2015年08月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】ミャンマー訪問

■自転車からバイク、自動車の順番通り越して一気に車社会の様相、現政権への不満の声は聞かれず

村山貢司の気象&経済歳時記 7月前半にJICA(国際協力機構)の仕事でミャンマーに行ってきた。内容はインド洋からのサイクロンによる気象災害をいかに小さくするかというもので、現地のDMH(日本の気象庁に相当)とMRTV(NHKに相当)に対して技術的なアドバイスを行うものである。

 年配の方にはビルマと言った方がわかり易いかも知れないが、地名が大きく変わっており、昔の首都ラングーンはヤンゴンと改称されている。現在の首都はヤンゴンの北方にあるネピドーで、政治と経済が完全に分離されている国である。2013年の国民一人当たりのGDPはまだ2000ドル以下で、典型的な発展途上国であるが近年インドや中国の資本が投入され、急速に成長をしている国である。

 一般に、途上国では経済成長に連れて、交通は自転車からバイク、自動車と徐々に変化していくが、経済の中心地ヤンゴンでは一気に車社会に突入し、ヤンゴン市内の渋滞はかなりひどいものであった。もちろん、車の多くは日本製の中古車である。欧米諸国がミャンマーに何らかの経済制裁を加える中、日本は独自路線で接しており、ミャンマーからの輸出の6%近くは日本向けになっている。

 長期に渡ってミャンマーに滞在する日本人から聞いたところ、ミャンマー人は真面目で勤勉という評価が多くなっていた。この秋に実施される予定の総選挙が注目されているが、経済が比較的順調に伸びているために、現政権に対する不満は小さいようで、日本で報道されているようなアウン・サン・スー・チーの率いるNLD(国民民主連盟)の圧勝という雰囲気はなかった。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | コラム

【宮田修 アナウンサー神主のため息】電車に乗ると座席7人のうち6人までがスマホ、電車の楽しみをもっと味あおう

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宮田修 アナウンサー神主のため息 田舎暮らしがすっかり気に入って都会に出ることはほとんどありません。いつも広い庭を一人で歩いているので人をかき分けるように歩かなくてはならない都会が苦手なのです。しかし、どうしても行かなくてはならない時もあります。仕方なく電車に乗ります。その時、ビックリすることがあります。

 JRの電車は7人掛けの椅子になっています。その向かいに座り何気なく前を見ると何とほとんどの人がスマートフォンや携帯電話を覗いているのです。先日は7人のうち6人がそうしていました。一心不乱に覗き込んでいます。自分の世界に入り込んでいるのです。

 こんなことを言うと私に対する批判の声が聞こえてきそうです。電車に乗っているときに何をするのかはその人の自由でしょうと。おっしゃる通りです。自由です。しかし7人のうち6人のまでの人が同じことを同時にしているなんておかしいと感じてしまうのです。携帯やスマホの他に何かすることはないのですかと少し意地悪に言いたくなってしまうのです。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2015年07月24日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】徳川家康の三現主義

■現在にも通じる経営の基本

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術 今年は徳川家康の没後400年。岡崎、浜松、日光といったゆかりの地では記念イベントが盛んだ。さて家康といえば連想されるイメージは、「忍従の人」である。人質生活を耐え、涙を呑んで妻子を殺し、そして59歳で満を持して天下取りに臨んだ75年の生涯。有名な『人の一生は重き荷を負うて〜』の格言や、山岡荘八の同名小説の印象も強いのだろう、多くの戦後の経営者は、「耐え忍ぶ"家康を手本とした。

 ただし、もう一点、経営者・家康には見逃せない美徳がある。それが『三現主義』と呼ばれるものだ。

 三現主義とは、現場・現物・現実の三つの「現」を重視する考え方だ。何か経営上の問題が発生したとき、「現場に直接行く」、「現物(現状)に直接触れる」、そして「現実を把握する」べき、というものである。

■アナリスト的存在の「如水」は敗れた毛利輝元の三現不足を指摘

 ある地区での売上が伸び悩んだ、工場ラインに問題がおこった、顧客からクレームがきた。こうしたとき自らの五感で3つの「現」を捉えれば、必ず解決のヒントは見つかる。近年は「三現」に原理・原則の「二原」を加えた「五ゲン主義」という言葉も生まれている。要は、パソコンの前に座っているだけのマネジャーが一番ダメなのである。もちろん机の前でやることはあるにせよ、机上の空論はしょせん空論に過ぎないのだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | コラム
2015年07月15日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】膵がんの危険因子から予防について

■バイアスピリンが膵臓がんを抑える効果報告も

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 前月にも説明させていただきましたが、残念ながら生活習慣の中での膵癌予防策は見つかっていません。しかし我が国の膵癌登録報告によると、膵癌患者の既往歴では糖尿病が25.9%と最も頻度が高く、糖尿病歴のある男性での膵癌発症の危険率は正常の人と比べ1.85倍高いと報告されています。

 糖尿病男性は、腹痛や背部痛(背中の真ん中あたり)があると直ちに腹部超音波検査やCT検査を受けて、膵癌の早期発見や少なくとも明らかな膵癌はないことを確認して下さい。

 最近米国からコネティカット州の住民約1,000人を対象とした低用量アスピリン内服と膵癌発症との関連が追跡調査され、20年以上内服した人で膵癌発症リスクが61%も低下することが報告されました。低用量アスピリン(商品名:バイアスピリン)は、心筋梗塞や脳梗塞予防で内服している人も多いので朗報かもしれません。ただし、この報告が本当に正しいのか、どの位の量を毎日内服するのが良いのか、今後の研究が待たれます。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:47 | コラム
2015年07月02日

今年の東日本は猛暑に、村山貢司氏の見通し

 気象予報士の村山貢司氏(本紙執筆者)に今年の夏についてワンコメントお願いした。

 「今、来ている台風が上海に向かえば、日本列島に居座っている梅雨前線を引っ張り上げて関東の梅雨明けは早いでしょう。今年は西日本は雨が多そうですが、東日本は猛暑になるとみています」ということだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41 | コラム

【村山貢司の気象&経済歳時記】日本は本当の意味で観光立国となってきた

村山貢司の気象&経済歳時記 平成26年に訪日した外国人は1300万人余りになり、これらの人たちが日本国内で消費した金額は2兆円を超えた。平成23年が8135億円であるから、たった3年間で2.5倍に増加したことになる。最も多くの金を使っているのは中国人でおよそ23万円、次いで米国人16.5万円、以下シンガポール、香港(統計上中国本土とは別に扱っている)、タイ、などで14〜16万円である。訪日数で上位にある韓国であるが、韓国人の消費は7.6万円になっている。

 これらの国の中で注目されるのがタイで、訪日数が5年ほど前から急増し、現在第5位である。消費金額も他の国と匹敵するまでになっている。タイの特徴は経済成長の中で国民への分配率が高く、所得中間層が全体の60%前後になっていることで、これがタイの成長や消費を支えていることであろう。

■温泉、食事、買い物の3点セット提供が大切

 中国人の買い物は大型家電店がニュースで紹介されているが、実際はデパートと100円ショップ、マツキヨなどの安売りの店に2分されている。東京都内のこれらの店舗はここ数年で多くの店が免税店になってきている。観光庁の調べでは、訪日観光客の目的は、温泉、食事、買い物が上位を占めており、外国人観光客の受け入れにはこの3点セットが必要であることを忘れてはならない。

 平成27年の1月から5月までの訪日外国人は750万人余りで、前年比45%の増加になっている。一方、この期間に海外に出国した日本人の数は672万人で、観光立国を目指して以来初めて入国者が多くなり、本当の意味で観光立国日本になってきた。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:56 | コラム
2015年07月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】曲がった張り紙に思う

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■日本人の合理的ではない考え方を是非大事にしてほしい

宮田修 アナウンサー神主のため息 公共の施設などを訪れると壁に張り紙があります。特に最近この張り紙が微妙に曲がっていることが多いと感じるのですがいかがでしょうか。なんでそんなことが気になるのか、張り紙などそこに書かれていることがわかればそれで良いではないかと言われてしまいそうです。おっしゃる通りかもしれません。

 でも、私は少し大げさに申し上げればこの張り紙の曲りを放置しているところに日本人の最近の変化、いやそうではなく日本人の堕落を見てしまうのです。

 こんな経験があります。今から15年ぐらい前のことです。私は老神職から人助けですから後継者になってほしいと懇請を受け、神主になることを決意し、資格を取得するためある神社で実習をしていました。早朝、神社では神さまにお食事をお供えします。神饌と言います。三方(さんぼう)と呼ばれる台にお米やお酒、果物、野菜そして塩と水などを乗せ神さまの御食事として提供する。これが神饌です。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:04 | コラム
2015年06月22日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】始皇帝の父は投資の達人

■呂不韋は全財産を投資し子楚を秦王の座につける一大決心、『夢を買う』、呂不韋は投資家の草分け

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術 中国に「古(いにしえ)は今の用と為(な)す」という言葉がある。過去とは今を生きるための知恵の泉であり、古今東西の歴史には、現代のビジネスシーンに通じる説話が満ち溢れている。そんな泉の水を汲み、『勝つための知恵』を探ってみることにしよう。

 七大強国(秦・楚・燕・斉・趙・魏・韓)が林立していた中国の戦国時代(前403〜前221)、趙の都・邯鄲に呂不韋(りょふい)という商人がいた。呂不韋は国境を越えて活動し「安く買って高く売る」ことで『千金』の財を成していた。今でいう商社である。

 ある日、呂不韋は邯鄲に秦王室の人質・子楚がいることを知り、「奇貨居(お)くべし」と考えた。「奇貨」とは滅多にない珍品(子楚を指す)、「居く」とは買うという意味。砕けて言えば「こいつは買いだ!」である。

 家に戻った呂不韋は父と以下のような問答をした。「農業の利益は何倍ですか」、「10倍だ」、「宝石の儲けは何倍ですか」、「100倍だ」、「一国の王を立てたときの利益は」、「計り知れない」。ここに呂不韋は全財産を投資し、子楚を秦王の座につけることを決意する。投資が『夢を買う』ものであるとすれば、呂不韋は投資家の草分けと呼べる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01 | コラム
2015年06月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】膵がんの危険因子、特に糖尿病との関連

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 わが国の膵癌の年間死亡数は年々増加し、最近では3万人に達しようとしています。膵癌と診断され5年生存する率は5%以下と極めて低く、癌対策の中でも「膵癌の早期発見」は緊要な課題です。

 現在、膵癌の日常生活の中での危険因子を明らかにし、少しでも膵癌に罹る人を少なくする研究がなされています。遺伝性膵癌症候群や遣伝性膵炎などの家族歴,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)と診断された方は、高率で膵癌になりやすいと言われています。IPMN以外の人は非常に少なく、臨床現場で遺伝性の方に遭遇することは極めて稀です。私の経験でも、遺伝性は各々1家族だけです。

 IPMNは膵嚢胞が特徴的で、この嚢胞を有する人の癌リスクが高いことが注目されています。しかし、IPMNではない単純性膵嚢胞も含めると、膵嚢胞は腹部超音波検査などの精査で約15%の人で指摘され、膵癌進行は10万人に17人と推定されています。膵嚢胞の人が膵癌になるリスクは極めて低いのですが、膵嚢胞が指摘された方は年1〜2回超音波検査などでの経過観察が勧められています。5年間大きさに変化がなければ、癌リスクは殆どないと考えられています。膵嚢胞があるかどうか、一度超音波検査などで評価されて下さい。

 生活習慣と膵癌との関連では、糖尿病,肥満,喫煙の方が膵癌になりやすいと考えられています。この対象者が多く、日常臨床で有用な指標になり得ていません。糖尿病患者さんが急に血糖コントロールが悪化した時、膵癌が原因のこともあります。糖尿病と診断された方は血糖チェックとともに最低でも年1回腹部超音波検査などを定期的に受けて下さい。

 現時点では、私自身が膵癌であれば一度は膵癌に戦いを挑む(手術や抗がん剤)と考えていますが、進行膵癌では早々と戦いを放棄する方が良いとも思っています。(元気会横浜病院々長・元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:49 | コラム
2015年05月30日

【村山貢司の気象&経済歳時記】新幹線の混雑と生産人口の減少に思う

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村山貢司の気象&経済歳時記 新幹線が混んでいる。5月下旬に大阪と名古屋で講演があり、新幹線を利用したが大阪は往復とも指定席は満席、名古屋の往復もほぼ満席であった。

 これまで株価だけが上昇しているような景気回復であったが、人が多く動くようになると本格的な景気の回復感が出てくる。しかし、新幹線が混んでいる理由の一つに外国人の乗車が多いというのもある。

 2015年の訪日外国人数は1月から4月の累計でおよそ590万人、すでに14年の44%にもなっており、このまま推移すれば年内に1500万人を超えることは確実であろう。4月までの月平均は147万人、前年比の平均は44%増である。日本での滞在期間を平均1週間とすれば、平均して日本人口が36万人増加したのと同じ効果がある。

 総務省の統計によれば2014年の国内の人口は21万5千人減少しているが、これを上回る人数が日本に来ているということになる。訪日外国人は国内での宿泊、買い物など消費増大に大きな役割を果たしているが、問題は将来的な労働力不足である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | コラム

【宮田修 アナウンサー神主のため息】男は優しいのが良いか?

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宮田修 アナウンサー神主のため息 まずは友人からの完全な受け売りをお話しよう。普段、体が丈夫なだけが取り柄だと大言壮語していた友人が何と入院を経験したのです。致命的な病気ではなく、10日ほどでめでたく退院し今はすっかり元気になっています。その入院中の彼の感想がとても面白かったのでご紹介しましょう。

 入院が決まった時、大変心細い気持ちになったそうです。これは誰でもそうでしょう。特に健康優良児にとってはかなり落ち込む出来事だったに違いないでしょう。そんな時、優しく見守ってくれる人というのは本当にありがたい存在です。それは看護師さんです。看護婦と言わなくなってどのくらいが経つでしょうか。「婦」が「師」に代わって大きな変化が起こりました。

 かつては女性ばかりであったものが最近は、男性の看護師さんも見かけるようになったのです。友人はそのことに疎かったせいか病室で当初は医師だと思っていたとのことでした。でも仕事ぶりからすぐに看護師であることがわかり、ごく自然に女性の看護師と比べるようになったというのです。そうすると何と男性の看護師の方が優しいのだというのです。

 もちろん個人差はありますが、女性の看護師はおしなべて実務的、てきぱきと業務をこなしていますが患者である友人には冷たい存在に映るというのです。これに比べて男性の看護師は、分りやすく言うと甘えさせてくれるというのです。この話に私は少なからず驚きました。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2015年05月18日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】膵がん予防には空腹時血糖値に注意を

膵がん予防には空腹時血糖値に注意を

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 3ヶ月にわたりお酒のお話をしましたが、ここ1ヶ月で周囲の大切な人がお酒の飲み過ぎによる肝臓・膵臓病での入院を数件経験しました。アルコールは全身障害をお越しますので、ぜひ1週間合計で女性7杯、男性14杯を厳守して下さい(1杯はビール350mLに相当)。

 今月はアルコールとも関連の深い膵臓の病気についてお話します。急性膵炎や慢性膵炎などがありますが、その中で最も怖いのは膵がんで、近年その発症率や死亡率が著しく上昇しています。

 膵がんによる死因は英国や米国では5位と4位を占め、世界全体では年間約23万人が亡くなっています。日本でも10年以上前は10位前後でしたが、最近は5位になっています。膵がんは胃がんや肺がんなどに比べて、最も致死的で5年生存率は5%未満とされています。膵がんの患者さんは発見された時点で、殆どの人が周囲の血管、リンパ節や神経に浸潤していたり、肝臓や肺にまで転移しています。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:07 | コラム
2015年05月08日

【村山貢司の気象&経済歳時記】子育て支援に思う

村山貢司の気象&経済歳時記 UR都市機構(旧住宅公団)の賃貸住宅に「子育て割」という制度がある。これは小学6年生以下の子供がいる世帯または18歳未満の子供が3人以上いる世帯に対して賃貸住宅の家賃を最大20%(上限25000円)6年間割引する制度になっている。ただし、月収が21万4000円以下というしばりがある。

 家賃を8万円とすれば6年間で115万円余りが割引になり子育て世帯にとってうれしい制度である。しかし、20代の人たちにとってはこれでも子供を産んで育てるのは厳しいものがある。月収20万円で試算すると、手取りは17万前後であろう。割引家賃64000円、これに共益費を加えておよそ7万円が住宅にかかる費用になり、生活費は10万円しか残らない。これでは結婚して子供を産んでという生活に二の足を踏んでしまうだろう。子供が生まれても共稼ぎが必要になる。

 割引の対象となる住宅は多摩ニュータウンに多数あり、都心まで1時間前後で通勤できるという利点があるが、問題は保育園が十分でないことだろう。多摩ニュータウンも1971年に入居が始まってから45年になり、急速な高齢化が問題になっている。ニュータウン内の子供が減少し、廃校になった小中学校がかなりある。これらの廃校施設、敷地を保育園に転用すれば、UR都市機構の子育て割とセットで若い世代が多摩ニュータウンに移住しやすくなり、少子化対策、高齢化対策、さらに女性の労働力の活用になるはずである。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | コラム
2015年05月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】衛星放送はテレビの良さの原点

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宮田修 アナウンサー神主のため息 久しぶりに何気なく新聞のテレビ欄に目を通した。そう言えば最近、新聞のテレビ欄はあまり読まなくなった。テレビのリモコンのスイッチの「番組表」を押せば番組が一目瞭然でわかるからである。録画も実に簡単。便利になった。いきなり横道に逸れたが、なぜ見ていたかといえば新聞のテレビ欄に使われている言葉が実に面白かったから。

 「120%興奮&超笑号泣&4時間SP」、「衝撃映像100連発」、「80人超の女子高校生生着替え」、「イケメンだらけの春祭り」、「禁断健康ランキングで大病リスクが判明」、「初密着の一日」、「土下座恥かかせてやるぜSP」、「裸と裸のぶつかり合い」これらはいずれもゴールデンタイムに放送されている民放の番組である。

 私がかつていたNHKも負けていない。「秋葉原の○○ホテル」、「金魚の街にある珍風景」などなど。番組製作者の気持ちが実によく表れている。何としても自分の作った番組を観てほしいのであろう。これでもかこれでもかと扇動的な言葉を使いPRをしている。涙ぐましい限りである。この言葉を信じて私もかつて何度か観たことがある。いずれも見事に期待はずれだった。特に興奮もしなかったしし号泣する場面もなかった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:37 | コラム
2015年04月16日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】1週間のアルコールの適正量は?

■米国疾病対策センターは女性8杯、男性15杯以上を過剰と定義

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 前月はアルコール依存症のスクリーニング質問票にて、依存症かどうかの自己診断をお願いしました。では実際の適切な飲酒量はどうでしょうか。日本では、日本酒1合が1日の適正飲酒量とよく言われていますが、私を含めてこの飲酒量を厳守している人は少ないと思います。

 米国疾病対策センター(CDC)では膨大なデータから、「過剰な飲酒量」を1回に女性で4杯以上、男性では5杯以上、1週間合計では女性で8杯以上、男性では15杯以上と定義しています。

 1杯は、ビール(アルコール度数5%)350mL、ワイン(12%)150mL、日本酒(12%)150mL、焼酎(25%)70mL、ウイスキーダブル(43%)40mLとされます。この男女での違いは、女性ホルモンが体内でのアルコール代謝を阻害し、長時間アルコール濃度が維持されるなどが考えられています。

 私の外来での経験でも、想像以上に中高年女性のアルコール依存症や予備軍は多いのが現実です。男性では定年後の方にも多く、短期間で廃人の様になり診察室に来られる方もいます。兎に角、1週間合計で女性7杯、男性14杯で制御したいものです。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | コラム
2015年04月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】温暖化とエネルギー政策

■温暖化進めば日本からブナが消える心配

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村山貢司の気象&経済歳時記 各地でサクラが満開になり、花を追うように日増しに新緑が始まっている。その緑であるが、日本では地球温暖化による高温で亜高山帯の木々や高山植物に衰弱するものが多くなっている。

 現在のペースで温暖化が進行すれば、100年後には日本からブナの木が消滅する恐れがある。農業では高温障害による米の収穫量の減少、品質の低下が多くなっており、漁業では漁場の変化など大きな影響が出てきている。

 日本の温暖化対策の柱は、豊かな森林による二酸化炭素の吸収と原子力発電が2枚看板であったが、東日本大震災に伴う福島原発の事故によって、この構想は吹き飛んでしまった。大震災以降は稼動を停止した原発の代用として火力発電がフル稼働しているために、日本の温暖化対策は停滞どころか後退しているのが現状である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:04 | コラム
2015年04月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】「ら」抜き言葉について思う

■日本の言葉は保守主義を貫いてほしい

宮田修 アナウンサー神主のため息 「見れる」、「考えれる」、「食べれる」いずれも最近よく耳にする日本語です。いわゆる「ら」抜き言葉です。以前は「見られる」、「考えられる」、「食べられる」と言っていました。「ら」がないから、「ら」抜き言葉と言います。この言い方が現在急速に拡がっていると言ってよいでしょう。

 「ら」抜きは正しい日本語ではない、きちんとした言い方に戻るべきだなどとNHKのアナウンサーのような言い方をするつもりはまったくありません。我われが日常的に使う言葉は時代によって変わっていくものですからそれで良いのです。言葉というものは自分の言いたいことが相手に伝わればそれで十分その機能を果たしているのです。確かに「ら」を発音しなくても言っていることは理解できます。それなら問題ないではないかと言われそうです。

 しかしそんなことはありません。やはり問題があります。ここは元NHKアナウンサーに戻って申し上げたい。テレビやラジオに出て日本語を使う人は是非この言い方を避けてほしいのです。なぜ、「ら」抜き言葉を使う人が出てくるのでしょうか。それは「ら」がない方が発音しやすいからでしょう。「見られる」より「見れる」の方が発音するときにストレスがないのです。

 発音してみればすぐにわかります。誰がそれを初めて発音したのかはわかりませんが、それを聞いた人が真似をします。発音するのが楽というのはとても魅力的なことなのです。そして楽な発音が少しずつ増えていきます。1対1で伝わりそして増加する分にはそれほど急速に拡がることはないでしょう。テレビやラジオでそれを耳にするとどうなるでしょうか。時として数千万人の人が同じ放送を聞いていることがあります。そしてその言い方の真似をします。

 お判りいただけるでしょう。テレビやラジオは影響力が非常に大きいのです。テレビやラジオで聞いた言い方は、瞬く間に拡がってしまいます。日本語が急速に変わってしまうことになるのです。私は、言葉は時代によって変わっていくものだと言いました。確かにそうなのですが、あまりに早く変わってしまうのは如何なものかと考えます。十分に時間をかけ、多くに人たちがその言い方が適切であるかどうか吟味されながら変わっていくべきものであると私は考えています。マスコミに席を置く人たちは、言葉に関しては保守主義者になってほしいのです。それもチョー保守主義者です。よろしくお願いします。(千葉県長南町の宮司、元NHKアナウンサー)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:38 | コラム
2015年03月15日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】続、飲酒と認知症との関連

■CAGE質問票でアルコール依存症のチエックを

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 飲酒量が増加すれば認知症になりやすい傾向が指摘されていますが、本当は飲酒と認知症の関係はよく分らないのが実情です。私を含め飲酒者には朗報の研究レポートあります。

 フランスのボルドー大学の65歳以上の高齢者約3,800人の数年間の調査研究では、毎日ワインをグラスで3〜4杯飲んでいる人の場合、アルツハイマー型認知症の発生率が、酒を全く飲まない人のわずか1/4であることが報告されています。一定量のワインを毎日の飲み続けることが、アルツハイマー型認知症予防に効果があると結論しています。

 しかしボルドー大学からこの研究の背後にワイン業界の影が見える気もします。毎日飲酒する方には朗報かもしれませんが、他の多くの研究では飲酒量が増えれば認知症になりやすいとの結果ですので、やはり飲酒は、ほどほどにするのが賢明かと思います。

 飲酒量のほどほどには個人差が大きく、多くの人自身は「お酒に飲まれていない、適正飲酒者」と自負しています。しかし、ついアルコール過剰になっている危険性もあり要注意です。65歳以上では年に1回はアルコール依存症のスクリーニング質問票にて、依存症かを自己診断する必要があります。

 CAGE質問票が簡便で有用です。今まで、(1)飲酒量を減らさなければいけないと思ったことがありますか(Cut down)、(2)飲酒を批判されて腹が立ったり苛立ったことがありますか(Annoyed)、(3)飲酒に後ろめたい気持ちや罪の意識をもったことがありますか(Guilty)、(4)神経安定のために、二日酔いを治すためや1日を始めるために、朝一番に飲酒したことがありましたか(Eye−opener)、の4つの質問から成り立っています。

 2項目以上当てはまればアルコール依存症の可能性が大、1項目でもあれば飲酒制限が必要です。ぜひ皆様が定期的にCAGE質問票にて自身の飲酒状況をチェックして、(1)〜(4)に、1項目でも該当しないように上手にお酒とお付き合い下さい。(元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)
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