[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (10/03)【注目銘柄】カドス・コーポは新規上場来高値からの調整幅の半値戻し達成、更なる上昇に期待
記事一覧 (10/01)【注目銘柄】タウンニュース社は地方創生関連株として注目を集め割安株買いが加速
記事一覧 (09/13)【注目銘柄】Liberawareは相次ぐ実証実験採択を一部黒字化業績がフォロー
記事一覧 (09/11)【注目銘柄】インテージホールディングスは2期ぶり最高純益更新・連続増配を手掛かりにバリュー株買いが拡大
記事一覧 (09/05)【注目銘柄】ベステラは急反落も2Q決算発表を前に業績上方修正と還元方針変更を手掛かりに突っ込み買い一考余地
記事一覧 (08/29)【注目銘柄】エイトレッドは連続最高純益・8期連続増配を手掛かりに6連騰
記事一覧 (08/23)【注目銘柄】タウンズは公開価格水準から3連騰、連続増益業績・連続増配を手掛かりに売られ過ぎ修正
記事一覧 (08/09)【注目銘柄】ラクト・ジャパンは業績上方修正、2期ぶりの最高純益更新を買い直して割安修正買いが増勢
記事一覧 (08/08)【注目銘柄】日本精鉱は1Q業績のV字回復、アンチモン価格高騰が業績を牽引
記事一覧 (08/07)【注目銘柄】三越伊勢丹はストップ安の翌日に一時ストップ高、1Q決算発表を先取り下げ過ぎ修正
記事一覧 (08/02)【注目銘柄】伊豆シャボテンRは続落も「アニタッチ」大型店舗オープンと純益V字回復に再評価余地
記事一覧 (07/18)【注目銘柄】アルファは3Q高進捗率業績を手掛かりに業績再上方修正・大幅復配を見直し反発
記事一覧 (07/17)【注目銘柄】パーク24は反落もパリ五輪の開会式を先取り金メダル効果を期待して押し目買い一考余地
記事一覧 (07/12)【注目銘柄】パワーソリューションズは株式分割の権利取りに2Q決算発表期待がオンして反発
記事一覧 (07/11)【注目銘柄】オンワードは業績上方修正を見直し低位値ごろ割安株買いが再燃して反発
記事一覧 (07/10)【注目銘柄】タムロンは分割権利落ち後安値から急反発、上方修正の2Q業績を手掛かりに通期業績の上ぶれ先取り
記事一覧 (07/09)【注目銘柄】ムーンバットは猛暑関連株人気に低PER・高配当利回り買いがオンして7連騰
記事一覧 (06/20)【注目銘柄】LisBはIPO後初の黒字転換見込みと入門セミナー開催で下げ過ぎ修正買いが再燃
記事一覧 (06/18)【注目銘柄】生化学工業は年初来高値更新、大幅増益転換業績と「SI−6603」のFDA申請受理がサポート
記事一覧 (06/11)【注目銘柄】カナモトは上ぶれ着地の2Q業績が市場予想を上回り割安修正買いが再燃
2024年10月03日

【注目銘柄】カドス・コーポは新規上場来高値からの調整幅の半値戻し達成、更なる上昇に期待

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■4期ぶり過去最高純益更新と大幅増配を手掛かりに押し目買い交錯

 カドス・コーポレーション<211A>(東証スタンダード)は、前日2日に55円安の2590円と反落した。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃で地政学リスクが高まり、日経平均株価は843円安と大幅反落し、東証スタンダード市場指数も1.06%安と反落したことが響き、今年8月につけた上場来安値1680円から大きく底上げしていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただこの日の取引時間中につけた2566円からはやや引き戻して引けており、同社の今2025年7月期の純利益が、4期ぶりの過去最高更新と予想され、配当も年間130円へ大幅な連続増配を予定していることを手掛かりに押し目買いも交錯した。テクニカル的にも、今年7月の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値3355円から上場来安値1680円までの調整幅の半値戻しを達成しており、依然として相場格言の「半値戻しは全値戻し」期待を高めフォローの材料視されている。

■独自のマッチングシステムで受注残は大幅増となりなお受注攻勢

 今2025年7月期業績は、売り上げ67億円(前期比3.5%増)、営業利益6億8500万円(同7.5%増)、経常利益6億7400万円(同12.1%増)、純利益4億3900万円(同8.3%増)と続伸が予想され、純利益は、2021年7月期の過去最高(4億1500万円)を4期ぶりに更新する。同社は、土地オーナーのニーズを優先してテナント企業のニーズとマッチングさせる「カドスLANシステム」によりナショナル・チェーンのコンビニエンスストアやドラッグストア、飲食店などの流通店舗を受注して設計・建設する独自のビジネスモデルを展開しており、前期末の受注残高が、前々期末比81.2%増と好調に推移し、次期繰越工事高が19億1700万円となり、今期も山陽道3県の人口10万人超の22都市をターゲットに新規支店を開設するなど受注活動を積極化させることが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | 注目銘柄
2024年10月01日

【注目銘柄】タウンニュース社は地方創生関連株として注目を集め割安株買いが加速

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■Web掲載料金値上げで業績上ぶれ期待を強めて3連騰

 タウンニュース社<2481>(東証スタンダード)は、前日30日に21円高の781円と変わらずを含めて3営業日続伸して引け、東証スタンダード市場の値上り率ランキングの第40位にランクインする高人気となった。同社は、10月からWeb掲載料金の値上げを予定しており、前期の過去最高から減益転換を予想している今2025年6月期の純利益の上ぶれ期待を強め割安株買いが増勢となった。地域密着の無料情報紙を発行する同社の業態から、石破茂新首相が、「地方を守る」を政権公約とする地方創生関連株の一角を形成することも、買い手掛かりとなっている。

■新地域の新規創刊も準備し非紙面事業では自治体向け受注を推進

 同社の今2025年6月期業績は、売り上げ39億5000万円(前期比5.7%増)、営業利益6億1500万円(同6.7%増)、経常利益6億5000万円(同5.3%減)、純利益4億2200万円(同14.2%減)と増減マチマチの予想となっている。紙面関連事業では、新たな地域への新規創刊に向けて具体的な準備をし、デジタル事業では「Web版タウンニュース」、「政治の村」、「RareA」などオウンドメディアの広告販売を強化し、非紙面事業ではハイブリッドなイベント・セミナーの企画運営や自治体のクロスメディアプロモーションの受注を進めることなどが寄与する。純利益は、前期に計上した投資有価証券売却益や固定資産売却益の一巡で、前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2024年09月13日

【注目銘柄】Liberawareは相次ぐ実証実験採択を一部黒字化業績がフォロー

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■ドローン業界の注目株

 Liberaware<218A>(東証グロース)は、前日12日に6円高の407円と3営業日ぶりに反発して引け、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めた。同社株は、今年7月29日に新規株式公開(IPO)され自社開発の屋内専用の世界最小の狭小空間点検ドローン「IBIS」によりプラントメンテナンス、インフラメンテナンスの保守点検・データ解析事業を展開しているが、この実証試験の採択が相次ぎ、業績自体も一部黒字化してきたことがフォローして直近IPO株買いが再燃した。テクニカル的にも、IPO直後に日経平均株価が過去最大の下落幅と急落しても、安値は330円と公開価格310円目前にとどめており、下値の固さが意識されている。

■連続赤字予想も継続顧客の売上高割合は7割を超え売上総利益は増益率拡大

 同社の実証実験の採択は、8月1日発表の神戸市、同7日の愛媛県、9月6日の東京都と続いた。神戸市ではドローンを活用した地下鉄駅舎の保守点検作業で7月下旬から実証実験を開始し、愛媛県では最大約3000万円の委託費で「デジタル実装加速化プロジェクト」に採択され、東京都向けではスマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart TOKYO」に2年連続で採択され三菱地所<8802>(東証プライム)の都内オフィスビルで小型ドローンの技術検証を行うほか、下水道局と共同実証実験を開始して人が進入困難な環境で工事出来高確認の新手法構築を目指す。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30 | 注目銘柄
2024年09月11日

【注目銘柄】インテージホールディングスは2期ぶり最高純益更新・連続増配を手掛かりにバリュー株買いが拡大

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■テクニカル指標も上昇トレンドを示唆

 インテージホールディングス<4326>(東証プライム)は、前日10日に11円高の1550円と続伸して引け、8月5日に突っ込んだ年初来安値1333円からの底上げ幅を拡大させた。今2025年6月期純利益が、大幅増益転換して2期ぶりに過去最高更新と予想され、配当も連続増配を予定していることを手掛かりにバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも足元の底上げとともに5日移動平均線が、25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、サポート材料視されている。

■値上げとNTTドコモとのシナジー効果、事業譲渡益もオンして純利益50%増益

 同社の今6月期業績は、売り上げ680億円(前期比7.5%増)、営業利益38億円(同15.5%増)、経常利益38億円(同7.2%増)、純利益37億円(同50.6%増)と増益転換が予想され、純利益は、2023年6月期の過去最高(35億500万円)を更新する。前期業績は、一部顧客の予算引き締めや体制強化に向けた人件費・経費増、NTTドコモの株式公開買い付け(TOB)による資本業務提携関連の費用増などが響きやや伸び悩んだが、今期は、NTTドコモとのシナジー効果の上乗せや値上げ寄与、さらに一部事業の譲渡益などが加わり増益転換する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | 注目銘柄
2024年09月05日

【注目銘柄】ベステラは急反落も2Q決算発表を前に業績上方修正と還元方針変更を手掛かりに突っ込み買い一考余地

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■25日移動平均線キープ、上昇トレンド転換に期待

 ベステラ<1433>(東証プライム)は、前日4日に38円安の887円と4営業日ぶりに急反落して引けた。日経平均株価が、1639円安と今年3番目の下落幅で急続落したことから、今年8月5日に突っ込んだ年初来安値724円から200円幅のリバウンドをしていた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ同社株は、今年9月9日に今2025年1月期第2四半期(2024年2月〜7月期、2Q)累計決算の発表を予定しており、今年6月7日の今期第1四半期(2024年2月〜4月期、1Q)決算時開示時に今1月期通期業績の上方修正と株主還元方針の変更を発表しており、この再確認から買い再燃の可能性もあり、突っ込み買いも一考余地がある。テクニカル的にも8月月初の急落で25日移動平均線が75日移動平均線を下抜くデッドクロスとなったが、足元のリバウンドで5日移動平均線が、25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現しており、前日の急反落でもなお25日線をキープしており、上昇トレンド転換は変わらず側面支援材料視されそうだ。

■受注高、受注残高、元請案件比率とも過去最高で推移し業績大幅続伸

 同社の今1月期業績は、期初予想より売り上げを10億円、営業利益と経常利益を8000万円、純利益を5000万円それぞれ上方修正され、売り上げ110億円(前期比17.1%増)、営業利益5億円(同2.03倍)、経常利益6億円(同47.2%増)、純利益4億円(同73.6%増)と見込み大幅続伸する。プラント解体の豊富な工事需要を背景に受注と受注残が過去最高水準で推移しており、新規営業活動により電力、石油・石油化学分野で新規客先が増加し、今期1Qの受注は29億1000万円と1Qの完成工事高28億8700万円を上回り、1Q受注残高も71億1000万円に達しており、元請工事案件の比率が過去最高の48%に高まり、今後のスクラップ売却なども業績に寄与することなどが要因となる。なお9月3日には、保有投資有価証券売却益7200万円を今期第3四半期に計上すると発表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18 | 注目銘柄
2024年08月29日

【注目銘柄】エイトレッドは連続最高純益・8期連続増配を手掛かりに6連騰

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■クラウドサービスの拡大で収益強化

 エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は、前日28日に9円高の1599円と6営業日続伸して引け、8月5日に突っ込んだ年初来安値1249円からの底上げ幅を拡大させた。今2025年3月期の純利益が、7億8400万円(前期比9.8%増)と連続して過去最高更新と予想され、年間配当も、32円(前期実績26円)と8期連続の増配が予定されていることを手掛かりに割安株買いが増勢となった。ワークフローのクラウドサービス「X−point Cloud」で7月から新価格体系を開始することも、業績上ぶれ期待を高めサポート材料視されている。

■パッケージソフトからのシフトも加わりクラウドサービスは前期比27%増

 同社の今2025年3月期業績は、売り上げ28億円(前期比11.9%増)、営業利益11億7000万円(同11.4%増)、経常利益11億7000万円(同11.6%増)、純利益7億8400万円(同9.8%増)と続伸が見込まれ、純利益は前期の過去最高(7億1300万円)を連続更新する。IT業界では既存システムの刷新やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進でIT投資が高まり、ワークフローソフトウエアの需要が拡大しており、同社のパッケージソフトでは、メジャージョンアップによるアップセルや新規導入企業数の増加で「Agile Works」の売り上げが12億200万円(同5.8%増)、クラウドサービスの売り上げが、パッケージソフトから「X−point Cloud」へのシフトも加わり13億6500万円(同27.1%増)と大きく伸びることが要因となる。クラウドサービスでは、7月から「X−point Cloud」の新価格体系を開始するほか、2024年に開始した「Agile Works」のクラウド版の認知度向上を図る。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 注目銘柄
2024年08月23日

【注目銘柄】タウンズは公開価格水準から3連騰、連続増益業績・連続増配を手掛かりに売られ過ぎ修正

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■IPO価格上回る堅調な推移

 タウンズ<197A>(東証スタンダード)は、前日22日に2円高の496円と3営業日続伸して引け、今年6月20日の新規株式公開(IPO)時の公開価格460円から上放れる動きを強めた。今年8月13日の6月期決算の発表で、前期業績の上ぶれ着地のあと今2025年6月期業績が、連続増益と予想され、配当も連続増配を予定していることを手掛かりに売られ過ぎ修正買いが増勢となった。バリュエーション面でも配当利回りが、東証スタンダード市場の高配当利回りランキングの第17位にランクインし、PERも8倍台となる低位値ごろ妙味が側面買い材料視されている。

■同時検査キットの改良製品を投入し生産能力も増強

 同社の6月期業績は、前2024年6月期が、IPO時予想を上ぶれ増収増益率を伸ばしたあと、今2025年6月期業績は、売り上げ192億7300万円(前期比4.5%増)、営業利益83億800万円(同3.5%増)、経常利益83億1600万円(同6.1%増)、純利益60億1900万円(同4.2%増)と続伸が予想されている。感染症臨床検査用の抗原検査キットのトップメーカーとして、新型コロナウイルス感染症の感染症法の分類が2類相当から5類に変更されたが、前期は同感染症とインフルエンザが同時流行し、両感染症を同時に検査する製品のコンボキット「イムノエースSARS−CoV−2/Fluタンデム」の販売が伸びたことなどが上ぶれ着地要因となった。この新型コロナウイルス感染症は、なお年2回、夏季と冬季に2度流行が発生することが予測されており、今期はこれに加えて鼻腔液を検体種とする新型コロナウイルス感染症の抗原キットの改良製品「イムノエースSARS−CoV−2V」を投入し、前期に限定的だったコンボキットの生産能力を増強することなどが業績を押し上げる。年間配当は、前期に年間27.75円(前々期実績9円)に増配したが、今期は28円に連続増配する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 注目銘柄
2024年08月09日

【注目銘柄】ラクト・ジャパンは業績上方修正、2期ぶりの最高純益更新を買い直して割安修正買いが増勢

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■業績好調で株価上昇、増配も発表

 ラクト・ジャパン<3139>(東証プライム)は、今年7月12日に今2024年第2四半期(2023年12月〜2024年5月期、2Q)累計決算を開示し、2Q累計業績が、今年4月12日の上方修正値を上ぶれて着地したうえに、今11月期通期業績の上方修正と増配を発表、通期純利益が2期ぶりに過去最高を大幅に更新することを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。年初来高値後は、食品輸入商社として円高メリット株の一角を占めることから、日本銀行の政策金利引き上げで為替が円高・円安と乱高下して下値調整を余儀なくされたが、為替相場が落ち着いてきたこともフォローの材料視されている。

■国内では利益率の高い乳製品などが伸びアジア事業も外食向けが好調推移

 同社の今11月期通期業績は、期初予想より売り上げを40億円、経常利益を7億円、純利益を6億円それぞれ引き上げ売り上げ1640億円(前期比3.6%増)、経常利益41億円(同44.0%増)、純利益30億円(同46.4%増)と見込み、純利益は、2022年11月期の過去最高(22億8600万円)を大幅に更新する。国内事業では、インバウンドを含めた旅行需要が盛り上がり業務用を中心に各種食品の需要が回復し、乳製品・チーズ部門の販売量が増加し、アジア事業でもシンガポール、マレーシアを中心に外食向けなどに販売が好調に推移、利益面でも乳原料チーズ部門の利益率の高い商品の販売数量が増加し、アジア事業でも利益率が改善したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28 | 注目銘柄
2024年08月08日

【注目銘柄】日本精鉱は1Q業績のV字回復、アンチモン価格高騰が業績を牽引

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■年初来高値3595円奪回に期待

 日本精鉱<5729>(東証スタンダード)は、前日7日に145円高の2799円と続急伸して引け、直近安値2600円からのリバウド幅を拡大させた。同社株は、今年8月2日に今2025年3月期第1四半期(2024年4月〜6月期、1Q)決算を発表、アンチモンの国際価格急騰でV字回復して着地したものの、日経平均株価が4451円安と過去最高の下落幅となる相場の乱気流に巻き込まれて大幅安を余儀なくされた。V字回復業績のバリュー面でも、25日移動平均線から11%超のマイナスかい離となるテクニカル面からでも売られ過ぎとして割り負け訂正買いが増勢となった。

■アンチモン価格の高騰でアンチモン事業も金属粉末事業も好調推移

 同社の今期1Q業績は、売り上げ48億6400万円(前年同期比28.0%増)、営業利益3億8400万円(同7.32倍)、経常利益3億9700万円(同5.02倍)、純利益2億7200万円(前年同期は2200万円)とV字回復し、期初予想の今期第2四半期(2024年4月〜9月期、2Q)累計業績に対する利益進捗率は、60%〜64%と目安の50%を上回った。アンチモン地金の価格が、中国におけるアンチモン鉱石の不足、環境監査などによる減産、太陽光パネル向け需要増などで需給がひっ迫、トン当たりの価格が前年同期比49%増の1万8030円に高騰したことが業績を押し上げた。アンチモン事業の売り上げは24億5900万円(同5.9%増)、セグメント利益は1億6800万円(同76.6%増)、金属粉末事業の売り上げは23億9700万円(同63%増)、セグメント利益は2億400万円(前年同期は5100万円の赤字)となったことが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 注目銘柄
2024年08月07日

【注目銘柄】三越伊勢丹はストップ安の翌日に一時ストップ高、1Q決算発表を先取り下げ過ぎ修正

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 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東証プライム)は、前日6日に331.5円高の2296.5円と5営業日ぶりに急反発して引け、朝方の寄り付き段階では買い気配から400円高と一時ストップ高した。前々日5日に日経平均株価が、4451円と過去最大の下落幅になり、同社株もストップ安と売られており、売られ過ぎとして割安株買いが再燃した。今週末9日には今2025年3月期第1四半期(2024年4月〜6月期、1Q)決算の発表を予定しており、月次売上高の連続プラスからも業績期待を高め買い手掛かりとなっている。同社の前期業績は、四半期決算発表のたびに3回上方修正され、配当も2回増配されており、意識されている。

■月次売上高は13カ月連続でコロナ禍前を上回り1Q業績に期待

 同社の前2024年3月期決算は、四半期決算のたびに上方修正され営業利益は543億6900万円(前々期比83.6%増)と2008年4月の三越と伊勢丹の経営統合以来の過去最高を更新した。今2025年3月期業績も売り上げ5480億円(前期比2.2%増)、営業利益640億円(同17.7%増)、経常利益690億円(同15.2%増)、純利益530億円(同4.6%減)と続伸を見込んでいる。純利益は、前年度法人税等調整金96億円を計上するため小幅減益転換するが実質は増益となる。コロナ禍一巡で人流が回復し、インバウンド需要も好調に推移しており、伊勢丹新宿本店の売上高が4110億円(同9.3%増)、三越日本橋本店が1580億円(同3.4%増)、三越銀座店が1140億円(8.8%増)と続伸を見込んでいることなどが寄与する。今年7月の月次売上高でも同3店舗の売り上げは、コロナ禍前の2018年度の実績を13カ月連続で上回った。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | 注目銘柄
2024年08月02日

【注目銘柄】伊豆シャボテンRは続落も「アニタッチ」大型店舗オープンと純益V字回復に再評価余地

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 伊豆シャボテンリゾート<6819>(東証スタンダード)は、前日1日に2円安の448円と変わらずを含めて3営業日続落した。日経平均株価が、975円安と4営業日ぶりに大幅反落し、東証スタンダード市場指数も、2.04%安と急反落したことから、5月15日につけた年初来高値480円を覗いていた同社株も目先の利益を確定する売り物に押された。ただ同社は、夏休み入り早々の7月29日に屋内型ふれあい動物園「アニタッチ」の大型店舗である「アニタッチ東京ドームシティ」をオ−プンしており、さらに今2025年3月期純利益のV字回復を予想しており、これを手掛かりに低位割安株買いが再燃する展開も想定される。テクニカル的にも、1カ月にわたる25日移動平均線を出没してエネルギーを溜め込んでおり、上放れをサポートしそうだ。

■前期のふれあい動物施設の来客数は過去30年間で最多の200万人超

 同社は、2021年10月以来、「アニタッチ」の多店舗展開を進め、これに加えて子会社施設の伊豆シャボテン動物公園の動物園施設の拡充や、伊豆ドリームビレッジでの宿泊増も寄与し、前2024年3月期は来客数が増加し初めて200万人を突破し過去30年間で最多を記録した。7月29日オープンの「アニタッチ東京ドームシティ」は、従来店舗より大型化され店舗面積は約1200平方メートル、展示動物はカビバラなど約50種、約300匹を数え、初めてカフェも併設されている。ふれあい動物園は、アニマルセラピーとして癒し効果、情操教育など児童心理にも好影響を与えるだけに、夏休み中の来客数の増加などから業績寄与度も大きくなる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:17 | 注目銘柄
2024年07月18日

【注目銘柄】アルファは3Q高進捗率業績を手掛かりに業績再上方修正・大幅復配を見直し反発

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 アルファ<4760>(東証スタンダード)は、前日17日に25円高の1810円と6営業日ぶりに反発して引けた。同社株は、今年7月12日に発表した今2024年8月期第3四半期(2023年9月〜2024年5月期、3Q)業績が黒字転換したものの、これに先立って7月5日に今8月期通期業績の上方修正と復配幅の大幅増配を発表してストップ高しており、材料織り込み済みとして利益確定売りに押されて調整してきた。ただ目先調整一巡感から、3Q業績が、高利益進捗して上方修正された通期予想業績を上回ったことを手掛かりに割安修正へ向け打診買いが再燃した。株価特性的にも業績感応度が高く、これまで何回も発表した上方修正とともに連続ストップ高と急騰しており、再現期待を高め側面支援材料視されている。

■店頭販促のノベルティやクローズドキャンペーンの受注が拡大

 3Q業績は、売り上げ46億8100万円(前年同期比15.3%増)、営業利益1億2500万円(前年同期は2億3400万円の赤字)、経常利益1億1900万円(同2億1000万円の赤字)、純利益1億5300万円(同2億4000万円の赤字)と黒字転換して着地した。店頭販売の販促広告大手として食品、飲料メーカーなどからのノベルティやクローズドキャンペーンの受注が拡大したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:13 | 注目銘柄
2024年07月17日

【注目銘柄】パーク24は反落もパリ五輪の開会式を先取り金メダル効果を期待して押し目買い一考余地

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 パーク24<4666>(東証プライム)は、前日16日に68円安の1590円と急反落して引けた。3連休前の前週12日に3%超と急騰した反動で目先の利益を確定売りが優勢となった。ただ今月7月26日に開会式を迎えるパリ・オリンピックの関連株人気の再燃を期待して押し目買いも一考余地がありそうだ。日本の歴代の金メダル獲得数は、柔道、体操、レスリングがトップ3となっており、その有望種目の柔道では同社所属の男女5選手が出場し活躍が期待されており、金メダル効果が同社株価を押し上げる展開も想定されるためだ。今2024年12月期第2四半期(2024年1月〜6月期、2Q)業績が、期初予想を上ぶれ連続増益率を伸ばしたことも見直されることになりそうだ。

■世界初の兄妹連続金メダル候補の阿部選手など5選手が柔道競技に出場

 パリ五輪の柔道には、東京オリンピックに続き金メダル獲得の連覇が期待される男子66キログラム級の阿部一二三選手や女子52キログラム級の阿部詩選手の兄妹選手など同社所属の5選手が、代表選手として出場する。また同社自身も、柔道の「TEAM JAPAN」のオフィシャルパートナーとなっており、オリンピックとの関わり合いが強い。阿部兄妹選手が出場の柔道種目の試合は、開会式直後の7月28日に予定されており、両選手が同時に金メダルを獲得し、世界初の兄妹選手の2連覇となった場合の同社株への株価効果が期待されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | 注目銘柄
2024年07月12日

【注目銘柄】パワーソリューションズは株式分割の権利取りに2Q決算発表期待がオンして反発

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 パワーソリューションズ<4450>(東証グロース)は、前日11日に55円高の3200円と反発して引け、取引時間中には3270円と買われる場面もあり5月14日につけた年初来高値3400円を視界に捉えた。同社株は、今年7月31日を基準日の株式分割を予定しており、この分割権利取りの買い物が再燃したほか、今年8月14日に予定している今2024年12月期第2四半期(2024年1月〜6月期、2Q)累計決算発表時に、中間配当と同様に期末配当も初配当を実施すると期待する催促買いも上乗せとなっている。期末配当は、期初には無配継続としていたが、今年5月の中間配当実施発表とともに、未定と変更して期末配当に含みを持たせた。テクニカル的にも2019年10月の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値5160円からその後の上場来安値1710円まで調整した下落幅の半値戻しをクリアしており、全値戻しへ一段のリバウンド幅拡大期待も高めている。

■利益還元方針を変更して中間配当、株式分割を次々に実施

 同社は、今年4月16日に株主還元方針の変更を発表しており、従来の内部留保充実方針から内部留保を充実させながら株主への利益還元を図る方針に変更し、配当、株式分割、株主優待制度を実施することとした。この方針変更に基づく、今期2Q時の中間配当は、期初の無配継続から22円の初配当を実施することを発表し、期末配当も無配継続を未定に変更した。このため2Q累計決算発表の8月14日に期末配当の実施を期待し催促する動きを強めている。一方、6月17日に発表した株式分割は、7月31日を基準日に1株を2株に分割する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | 注目銘柄
2024年07月11日

【注目銘柄】オンワードは業績上方修正を見直し低位値ごろ割安株買いが再燃して反発

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■大幅連続増配を予定、配当利回りが4%以上に

 オンワードホールディングス<8016>(東証プライム)は、前日10日に5円高の576円と4営業日ぶりに反発して引けた。同社株は、今年7月4日の今2025年2月期第1四半期(2024年3月〜5月期、1Q)決算の発表時に今期第2四半期(2024年3月〜8月期、2Q)累計業績と2月期通期業績のうち経常利益と純利益を上方修正したにもにもかかわらず株価は、材料出尽くし感を強めて下値を探ってきたが、売られ過ぎとして低位値ごろの割安株買いが再燃した。アパレル株全般は、総じて業績伸び悩みで値を崩しているが、早期に調整局面入りとなったことで調整一巡の打診買いにもつながっている。また今期配当は、年間24円と大幅連続増配が予定されており、配当利回りが4%以上となることも合わせて買い材料視されている。

■基幹ブランドが好調でOMOサービス導入店舗も拡大

 同社の今2月期通期業績は、経常利益と純利益のみ上方修正され、経常利益は期初予想より2億円、純利益は2億5000万円それぞれ引き上げられ、売り上げ2000億円(前期比5.5%増)、営業利益125億円(同11.0%増)、経常利益122億円(同20.5%増)、純利益82億5000万円(同24.8%増)と見込まれ、増収増益率を伸ばす。気候変動に対応して新規格商品の展開に取り組み、基幹ブランドの『23区』、『J.PRESS』や新ブランドの『UNFILO』が好調に推移し、商品在庫の適正化を進め、さらにEC販売のOMOサービス「クリック&トライ」の導入店舗が44店舗増加の404店舗に拡大し、ブランド複合店の拡大により店舗運営を効率化し売上高販管費率を低下させたことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | 注目銘柄
2024年07月10日

【注目銘柄】タムロンは分割権利落ち後安値から急反発、上方修正の2Q業績を手掛かりに通期業績の上ぶれ先取り

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 タムロン<7740>(東証プライム)は、前日9日に175円高の4250円と急反発して引け、前々日8日の取引時間中につけた株式分割の権利落ち後安値4070円から出直る動きを強めた。同社株は、今年4月26日の今2024年12月期第1四半期(2024年1月〜3月期、1Q)決算時に今期第2四半期(2024年1月〜6月期、2Q)累計業績を上方修正し、その2Q累計業績の発表を来月8月8日に予定しており、今度は、今12月期通期の上方修正を期待し先取りする割安株買いが再燃した。ヒストリカル的にも、前期業績も1Q決算発表時に2Q累計業績を上方修正し、2Q決算発表時には12月期通期業績を上方修正しており、再現連想が働いている。

■前期も上方修正した2Q決算発表時に12月期通期業績を上方修正

 同社の今期2Q累計業績は、期初予想より売り上げを67億円、営業利益と経常利益を22億円、純利益16億5000万円それぞれ引き上げ、売り上げ410億円(前年同期比25.2%増)、営業利益84億円(同29.7%増)、経常利益84億円(同21.9%増)、純利益63億円(同18.2%増)と見込み、期初の減益転換予想が連続増益となる。交換レンズではミラーレスカメラ向けが好調に推移しているほか、自動運転化向けの安全運転支援システム(ADAS)用の車載カメラや、監視カメラのFA/マシンビジョン用レンズの市場成長も続いており、円安・ドル高により為替差益が発生することも寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54 | 注目銘柄
2024年07月09日

【注目銘柄】ムーンバットは猛暑関連株人気に低PER・高配当利回り買いがオンして7連騰

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 ムーンバット<8115>(東証スタンダード)は、前日8日に18円高の968円と7営業日続伸して引け、取引時間中には980円と買われ4月25日につけた年初来高値1035円を射程圏に捉えた。今年6月21日に関東甲信地方が梅雨入りしたと同時に、全国的に気温が急上昇し、真夏日が連日続いていることから熱中症警告アラートが発令され、熱中症患者の緊急搬送が相次ぐなか、同社の日傘に猛暑特需が発生するとして関連株買いが増勢となった。また今2025年3月期の配当が、年間32円に連続大幅増配されることから高配当利回り買いも交錯している。

■前期業績も暑い夏が長引き8月と11月に2回上方修正

 同社は、雨傘・日傘のトップメーカーで、日傘については高機能の断熱パラソルを展開しており、熱中症予防で男性用需要も発生していることで業績の上ぶれペースが続いている。最も暑い夏となった昨年も、前期第1四半期決算開示時の8月に前期業績の第1回目の上方修正を発表し、その猛暑が9月末まで長引く残暑となったことから、第2四半期決算開示の11月に2回目の上方修正を発表した。今2025年3月期第1四半期(2024年4月〜6月期、1Q)決算は、8月2日に発表を予定しており、業績期待を高めそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | 注目銘柄
2024年06月20日

【注目銘柄】LisBはIPO後初の黒字転換見込みと入門セミナー開催で下げ過ぎ修正買いが再燃

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■上場来安値からの底上げ加速へ

 LisB<145A>(東証グロース)は、前日19日に16円高の846円と反発して引け、取引所間中には870円まで買われる場面もあり前週末14日の取引時間中につけた上場来安値780円からの底上げ幅を拡大させた。同社は、今年3月26日に新規株式公開(IPO)され、現場向けコミュニケーションプラットフォーム「direct」の普及、導入会社の拡大に向け6月26日、7月10日に入門セミナーの開催を予定しており、IPO後の初決算として発表した今2024年1月期第1四半期(2024年1月〜3月期、1Q)の黒字転換業績の見直しも加わり下げ過ぎ修正買いが再燃した。テクニカル的にも、前週末14日の上場来安値時には陽線包み足を示現して底上げに転じており、フォローの材料視されている。

■契約社数が15%増と続伸し営業利益は3四半期連続で黒字継続

 1Q業績は、売り上げが3億6300万円(前年同期比32.8%増)と大幅続伸し、営業利益は3400万円(前年同期は1400万円の赤字)、経常利益は1300万円(同1600万円の赤字)、純利益は1500万円(同1700万円の赤字)と黒字転換した。営業利益黒字は、四半期として前2023年12月期第3四半期以降、3期連続となった。現場のコミュニケーションを電話やトランシーバーから置き換え現場の業務改善やデジタル化をサポートする「direct」で現場のナレッジやノウハウを伝達する新サービス「ナレッジ動画」を正式リリースしたこともオンして、契約社数が前年同期の464社から563社に15.5%増加し、平均ARR(月次売上高)も同じく1億6960万円から1億9080万円へ拡大しており、上場関連費用の計上や従業員の採用増などをカバーして連続黒字となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:02 | 注目銘柄
2024年06月18日

【注目銘柄】生化学工業は年初来高値更新、大幅増益転換業績と「SI−6603」のFDA申請受理がサポート

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■今期業績大幅増益転換予想、増配も発表

 生化学工業<4548>(東証プライム)は、前日17日に12円高の841円と続伸して引け、6月11日につけた年初来高値834円を更新した。今年5月13日の3月期決算の発表で今2025年3月期業績の大幅増益転換を予想、次いで14日には腰椎椎間板ヘルニア治療剤「SIー6603」の生物製剤承認の申請を米国FDA(食品医薬品局)が受理したと発表しており、両好材料がサポートして割安修正買いが増勢となった。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を下から上に抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、フォローの材料視されている。

■「SI−6603」の米国の新規罹患患者数は年間300万人〜500万人

 同社の今2025年3月期業績は、前期業績が期中の上方修正値を下ぶれて着地したのに対して大幅増益転換を予想している。売り上げ400億円(前期比10.5%増)、営業利益39億5000万円(同9.12倍)、経常利益45億5000万円(同2.69倍)、純利益34億5000万円(同57.8%増)と見込み、純利益は、4期ぶりに大幅増益転換する。海外医薬品の売り上げは、前期に中国向けに前倒して出荷した膝関節機能改善薬「アルツ」の反動で伸び悩むが、国内では、「アルツ」が競合品からの切り替えが進んで薬価引き下げをカバーするなど順調に推移し、ロイヤリティが前期の6億9900万円から45億5000万円に大幅増となることなどが要因となる。配当は、年間30円(前期実績26円)へ増配を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄
2024年06月11日

【注目銘柄】カナモトは上ぶれ着地の2Q業績が市場予想を上回り割安修正買いが再燃

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■能登半島地震復旧工事や半導体工場建設で建機レンタル需要拡大へ

 カナモト<9678>(東証プライム)は、前日10日に424円高の2989円と急反発して引けて東証プライム市場の値上り率ランキングのトップに躍り出るとともに、取引時間中には3015円まで買われ1月4日につけた年初来高値3045円に肉薄した。前週末7日大引け後に発表した今2024年10月期第2四半期(2023年11月〜2024年4月期、2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて2ケタ増益で着地し、市場コンセンサスを上回ったことから割安修正買いが再燃した。能登半島地震の復興工事や九州・北海道地方で半導体工場の建設が続いていることも、建機レンタルの需要拡大につながるとしてフォローの材料視されている。

■レンタル資産の適正配置を進めレンタル単価の適正化も続く

 2Q累計業績は、売り上げ1006億8100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益61億8800万円(同16.2%増)、経常利益64億5600万円(同17.6%増)、純利益36億2300万円(同23.9%増)と連続増収・増益転換して着地し、利益は、期初予想を4億8800万円〜2億2300万円上回った。建設資材やエネルギー価格が高止まりし労務費も上昇する厳しい事業環境下、公共投資が堅調に推移し民間設備投資も持ち直しており、レンタル用資産の適正配置とレンタル単価の適正化を進め、建設機械部門の売り上げが908億1500万円(同2.9%増)、営業利益が54億5000万円(同20.9%増)と好調に推移したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | 注目銘柄