[注目銘柄]の記事一覧
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記事一覧 (09/09)【注目銘柄】荏原は業績上方修正を手掛かりに割安半導体関連株買いが増勢
記事一覧 (09/08)【注目銘柄】オプティマスグループは最高純益更新の上方修正と倍増の増配をテコに買い増勢
記事一覧 (09/07)【注目銘柄】シチズンは業績上方修正と増配を手掛かりに値ごろ割安株買いが増勢
記事一覧 (09/01)【注目銘柄】三栄建築設計は超割安で年初来高値奪回に再発進、前期に続き今期も業績・増配期待
記事一覧 (08/19)【注目銘柄】デンカは感染爆発止まらず変異株診断キットをテコにリバウンド余地
記事一覧 (08/17)【注目銘柄】丸山製作所は3Q高進捗業績で通期業績の再上ぶれを期待し突っ込み買いも一法
記事一覧 (08/12)【注目銘柄】佐藤商事はプライム市場上場基準不適合で下ぶれも業績上場修正を買い直し
記事一覧 (08/11)【注目銘柄】中外薬は新型コロナ感染症の感染爆発で抗体カクテル療法を買い直し
記事一覧 (08/09)【注目銘柄】日電硝子は2QのV字回復業績・増配を見直しバリュー株買い再燃
記事一覧 (08/05)【注目銘柄】ピックルスコーポレーションは株式分割の権利取り再燃を連続最高業績がサポート
記事一覧 (08/03)【注目銘柄】エレマテックは1QのV字回復業績を見直して割安修正へ
記事一覧 (07/18)【注目銘柄】妙徳は2Q決算発表時の通期業績の上ぶれ期待を高め待ち伏せ買い一法
記事一覧 (07/15)【注目銘柄】大同工業は大幅続伸業績を見直し「ウイズ・コロナ」人気再燃を期待して続伸
記事一覧 (07/14)【注目銘柄】北越コーポは連続最高純益更新を手掛かりに低位割安株買いが拡大し3連騰
記事一覧 (07/09)【注目銘柄】ヤマハ発動機は続落も「ウイズ・コロナ」で業績上ぶれを期待し突っ込み買い一法
記事一覧 (07/08)【注目銘柄】鈴木は年初来安値も業績上方修正・連続最高純益を見直し悪目買い一考余地
記事一覧 (07/07)【注目銘柄】信越ポリマーは小反落も1Q決算発表を先取り業績期待で押し目買い妙味
記事一覧 (07/06)【注目銘柄】グローブライドは上場来高値を更新、連続最高純益を買い直し割安修正
記事一覧 (06/16)【注目銘柄】アルペンは15年ぶりの最高純益更新を手掛かりに下値妙味
記事一覧 (06/11)【注目銘柄】ノーリツは8期ぶり最高純益更新が支援し中間配当の権利取り妙味
2021年09月09日

【注目銘柄】荏原は業績上方修正を手掛かりに割安半導体関連株買いが増勢

 荏原<6361>(東1)は、上場来高値まで大きく上昇しただけに目先の利益を確定する売り物も交錯しているが、今年8月13日に今2021年12月期予想業績の上方修正と年間配当も増配を発表し、業績が大幅に続伸して過去最高を更新することを手掛かりに半導体関連の割安株買いが増勢となっている。今年12月23日を期限に自己株式取得(上限520万株、200億円)を継続し、その取得全株式を消却(消却日・2022年1月31日)予定にあることも、好需給要因としてサポート材料視されている。

■コンプレッサ、CMPなどが牽引し最高業績を更新し大幅増配

 同社の今2021年12月期予想業績は、今年8月2日に今期第2四半期(2021年1月〜6月期、2Q)累計業績が上方修正され、その2Q累計決算開示とともに今度は12月期通期業績が上方修正された。期初予想より受注高が380億円、売り上げが175億円、営業利益が105億円、税引前利益が110億円、純利益が75億円それぞれ引き上げられ、受注高は7010億円(前期比11.6%増)と続伸し、売り上げ5915億円、営業利益560億円、税引前利益555億円、純利益370億円とした。今期から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用するため前期比較はないが、前期実績と単純比較すると前期比12.9%増収、47.8%営業増益、50.5%税引前増益、52.1%純益増益と大きく増収増益率を伸ばし、純利益は過去最高の281億9100万円(2011年3月期)を更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:53 | 注目銘柄
2021年09月08日

【注目銘柄】オプティマスグループは最高純益更新の上方修正と倍増の増配をテコに買い増勢

■上場来高値3100円が最終的な上値目標

 オプティマスグループ<9268>(東2)は、8日に2340円まで上げて4営業日続伸し、今年8月18日につけた年初来高値2925円を視界に捉えた。今年8月13日に発表した今2022年3月期業績の上方修正で、純利益が、2019年3月期の過去最高(15億7300万円)を3期ぶりに更新することを手掛かりに超割安株買いが増勢となている。また今期配当も、年間100円(前期実績50円)と倍増を予定し、配当利回りが東証第2部ランキングで上位にランクインしていることも買い手掛かりとなっている。

■NZのコロナ禍早期収束で中古車輸出が伸びシェアも拡大

 同社は、前2021年3月期業績を4回も上方修正したが、今2022年3月期業績は、第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)決算発表時に早くも上方修正した。同社主力のニュージーランド(NZ)向けの中古車輸出事業で、ニュージーランドそのものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、ロックダウン(都市封鎖)の徹底などで世界的にも早期に抑制され、経済活動の正常化とともに移動手段として中古車市場の需要が拡大、同市場でのシェアが拡大していることも寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:01 | 注目銘柄
2021年09月07日

【注目銘柄】シチズンは業績上方修正と増配を手掛かりに値ごろ割安株買いが増勢

 シチズン時計<7762>(東1)は7日、511円まで上げて年初来高値を更新。同社株は、今年8月13日の今2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)決算の開示とともに、今3月期第2四半期(2021年4月〜9月期、2Q)累計業績・3月通期業績を上方修正し、V字回復を鮮明化させるとともに、年間配当の増配も発表しており、これを手掛かりに値ごろ割安株買いが増勢となっている。また業績上方修正は、2Q累計業績の上方修正分だけ通期業績に上乗せするだけにとどまり、さらに上ぶれ余地があることや、国内大手証券が相次いで目標株価を引き上げたことも、サポート材料視されている。

■時計事業のEC販売が好調で工作機械事業も大幅増収増益

 業績上方修正のうち今3月期通期業績は、期初予想より売り上げを80億円、営業利益を38億円、経常利益を40億円、純利益を28億円それぞれ引き上げ、売り上げ2680億円(前期比46.1%増)、営業利益138億円(前期は95億5100万円の赤字)、経常利益150億円(同44億1400万円の赤字)、純利益115億円(同251億7300万円の赤字)とV字回復を見込んでいる。時計事業では、北米、中国でのEC販売が好調で、ムーブメント事業では機械式ムーブメントが堅調で高付加価値のアナログクオーツムーブメントも回復したことなどが寄与する。今期通期の時計事業は売り上げが前期比29.7%増、営業利益が40億円(前期は81億9200万円の赤字)、同じく工作機械事業は売り上げを43.4%増、営業利益を3.0倍増と予想している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:41 | 注目銘柄
2021年09月01日

【注目銘柄】三栄建築設計は超割安で年初来高値奪回に再発進、前期に続き今期も業績・増配期待

 三栄建築設計<3228>(東1)は、7月30日につけた配当権利落ち後安値1827円から出直る動きを強めている。同社株は、今年8月25日に2021年8月期業績の上方修正と期末配当の増配を発表したばかりで、株価の反応は小幅にとどまっており、評価不足としたうえに続く今2020年8月期業績の連続過去最高更新、連続増配を期待して割安株買いが再燃した。8月27日に発表した連結子会社のシード平和<1739>(JQS)の商号変更は、グループ力・シナジー効果の強化、また前日大引け後に発表したケネディクス(東京都千代田区)の賃貸戸建住宅ファンドへの住宅供給協定も業容拡大につながるとして評価されそうだ。

■中期計画の目標業績を1年前倒しで達成し最終目標をターゲットも

 同社が決算集計作業に入った前2021年8月期通期業績は、第2四半期(2Q)累計業績に続いて上方修正され、売り上げは期初予想より60億円引き下げられ1340億円(前々期比16.5%増)と増収転換率を縮小させたが、営業利益は逆に12億2600万円引き上げ115億円(同44.3%増)、経常利益も同じく20億1600万円アップさせて120億7000万円(同67.8%増)、純利益も同様に12億円上乗せして76億円(同86.4%増)とV字回復を鮮明化させ、純利益は、過去最高60億6800万円(2019年8月期)を2期ぶりに更新する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:25 | 注目銘柄
2021年08月19日

【注目銘柄】デンカは感染爆発止まらず変異株診断キットをテコにリバウンド余地

■感染爆発あ「ウイズ・コロナ」関連株人気を押し上げる

 デンカ<4061>(東1)は、今年8月6日に今2022年3月期第1四半期決算の発表時に今期第2四半期(2021年4月〜9月期、2Q)累計業績を上方修正したものの、3月期通期業績は期初予想の据え置きとしたことが響いて25日移動平均線を出没する高値もみ合いを続けてきた。ただ上方修正された2Q累計業績はV字回復し、同日発表の政府への新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の抗原迅速診断キットを見直し通期業績据え置きは織り込み済みとして割り負け修正買いが再燃する展開も想定される。前日18日の東京都の新規感染者が5386人と過去2番目、大阪府が2296人、全国でも2万396人と過去最多となり、感染爆発に歯止めが掛かっていないことも、「ウイズ・コロナ」関連株人気を押し上げると想定される。

■迅速診断キットとスペシャリティ製品の好調持続が業績押し上げ

 新型コロナウイルス感染症の東京都の新規感染者は、東京五輪中から拡大し続け、政府は4回目の緊急事態宣言を発出したが、8月13日には過去最高の5773人に悪化、感染爆発に歯止めがかかっていない。このなかでデンカは、昨年8月に新型コロナウイルスの迅速診断キットの製造販売承認を取得して発売して米国向けにも供給し、さらにこれに変異株ウイルス10種類を短時間で検出する迅速診断キットを追加開発するなど感染予防の最前線に立ってきた。8月10日に開示した日本政府向けの供給では、8月6日現在で政府の買い上げ金額は158億円超となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | 注目銘柄
2021年08月17日

【注目銘柄】丸山製作所は3Q高進捗業績で通期業績の再上ぶれを期待し突っ込み買いも一法

■コロナ感染症向け除菌剤・消毒薬の噴霧器などの拡販進める

 丸山製作所<6316>(東1)は、今年8月10日に今2021年9月期第3四半期(2020年10月〜2021年6月期、3Q)決算を発表し、大幅続伸して着地し、今年7月30日に上方修正した今9月期通期業績を上回る高利益進捗率を示しており、その上方修正値を据え置いた9月期通期業績に再上ぶれも期待されるだけに、下値は突っ込み買いも一法となりそうだ。新環境関連製品として新型コロナウイルス感染症向けの除菌剤・消毒薬の噴霧器などの拡販を進めていることも、側面支援材料と意識されることも想定される。

■3Q純利益は上方修正の通期予想業績を1億円超上回る

 同社の今9月期3Q業績は、売り上げ287億7600万円(前年同期比17.9%増)、営業利益15億9100万円(同2.69倍)、経常利益15億8800万円(同2・86倍)、純利益9億1200万円(同2.93倍)と連続の大幅増益となった。主力の刈払機が、アグリ流通では経営継続補助金政策効果で大型機械やセット動噴が伸び、ホ−ムセンター流通も刈払機が巣ごもり需要で好調を持続、海外向けの需要も堅調に推移したことなどが寄与した。環境関連機器分野では、新型コロナウイルス向けの除菌剤や消毒薬を散布する噴霧器や、微小な泡で新幹線車両などを洗剤なしで洗浄できるウルトラファインバブル(UFB)の拡販を進めた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:44 | 注目銘柄
2021年08月12日

【注目銘柄】佐藤商事はプライム市場上場基準不適合で下ぶれも業績上場修正を買い直し

■下値は買い場として押し目買いが増勢

 佐藤商事<8065>(東1)は、今年8月5日に来年4月からスタートする東証の市場再編に関して、最上位市場のプライム市場(P市場)の上場基準に1部不適合と発表して株価が下ぶれたが、今年7月30日に開示した今2021年3月期業績の上方修正からは下値はむしろ買い場として押し目買いが増勢となった。P市場についても、適合計画書を東証に提出し経過措置により上場を目指すとしていることも補足材料として評価されている。

■基準不適合は数少ない売買代金で株高政策発動への期待は大

 P市場への上場基準は、流動性基準として株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率、売買代金などに細かい決まりがあり、東証第1部上場会社では約3割がこの上場基準に不適合と一次判定された。この多くが、流通株式比率や流通株式時価総額への不適合となっているが、佐藤商事は、1日平均の売買代金が2000万円以上となっている売買代金が不適合と判定された。同社は、「適合計画書」を作成して東証に提出し、経過措置としてのP市場上場を選択するとともに、売買代金の増加を推進する。同社が、中期経営計画で海外売り上げ比率を14.8%から20%に引き上げ、非鉄、電子材料などの新商材の拡販を進め、株価も、トラック株連動性から全方位連動性を強めると想定されることなどからすれば、上場基準クリアは、それほど難しくはないとみられている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:29 | 注目銘柄
2021年08月11日

【注目銘柄】中外薬は新型コロナ感染症の感染爆発で抗体カクテル療法を買い直し

 中外製薬<4519>(東1)は11日、4119円まで上げて続伸している。東京オリンピックが、8月8日に閉幕したが、その後も前日9日の東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が2884人、全国でも1万2056人と過去最高ペースの感染爆発に歯止めが掛かっておらず、軽症・中等症の感染者の重症化リスクを7割削減する同社の「抗体カクテル療法」に期待する買い物が再燃している。投資アナマリーでも、同社の永山治名誉会長が、今年8月1日から日本経済新聞の『私の履歴書』欄に自伝を執筆しており、同履歴書に登場する会社は株高となることも、買い手掛かり材料となっている。

■重症化リスクを7割削減し国内向け供給でも合意

 「抗体カクテル療法」は、2つの異なる抗体医薬品を同時に投与してスパイクタンパク質に変異を持つコロナウイルスを防御し、重症化リスクを7割削減することが海外治験などから明らかになっている。同療法は、米国のリジェネロン社と同社の親会社ロシュが、製造・開発・販売を共同で実施し、中外薬は、昨年12月に国内での開発権と独占販売権を取得、今年3月から第1相試験を実施してきた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:00 | 注目銘柄
2021年08月09日

【注目銘柄】日電硝子は2QのV字回復業績・増配を見直しバリュー株買い再燃

■ハイテク関連株のなかでも数少ないバリュー株の一角

 日本電気硝子<5214>(東1)は、このところ上値抵抗線となっていた25日移動平均線を上抜く動きを窺わせている。同社株は、今年7月29日に発表した今2021年12月期第2四半期(2021年1月〜6月期、2Q)累計業績が、V字回復して着地し、期末配当も増配したが、2Q累計業績が、市場コンセンサスを下回るとして下値模索が続いていた。ただ投資採算的に割安で、ハイテク関連株のなかでも数少ないバリュー株の一角に位置するとして見直し買いが再燃した。

■FPD用ガラス・ガラスファイバ好調で2Qは再上方修正値を上ぶれ

 同社の今期2Q累計業績は、今年4月1日、28日の2回の上方修正値をやや上ぶれ売り上げ1423億4400万円(前年同期比23.4%増)、営業利益153億3200万円(同97.4%増)、経常利益228億1100万円(同3.31倍)、純利益135億3300万円(同98.3%増)とV字回復した。薄型パネルディスプレイ(FPD)用ガラスが、新型コロナウイルス感染症に伴う巣ごもり需要向けに好調に続伸し、ガラスファイバも、自動車生産の回復とともに受注が拡大しており、昨年12月に停電で一時生産停止となった高月事業場(滋賀県長浜市)も、今年第1四半期以降に順調に稼働を開始したことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:15 | 注目銘柄
2021年08月05日

【注目銘柄】ピックルスコーポレーションは株式分割の権利取り再燃を連続最高業績がサポート

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は、今年8月31日を基準日に株式分割を実施予定で、この権利取りが再燃し、今2022年2月期業績の連続過去最高更新予想もサポートした。テクニカル的にも、今期第1四半期(2021年3月〜5月期、1Q)の好決算をテコに急伸し25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、買い手掛かりとなっている。

■内食需要と健康志向が高まり発酵食品のキムチが好調推移

 株式分割は、1単位当たりの投資金額を引き下げることにより投資しやすい環境を整え流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしており、1株を2株に分割する。今期配当は、期初予想の年間35円を分割比率通りに17.5円とするが、株主優待制度は実質的に拡充する。従来は、同社株100株に対して1500円相当の同社製品の詰め合わせセットを贈呈していたが、分割後もこれを据え置き継続する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:24 | 注目銘柄
2021年08月03日

【注目銘柄】エレマテックは1QのV字回復業績を見直して割安修正へ

■年初来高値奪回に再発進し一段の上値チャレンジへ

 エレマテック<2715>(東1)は、今年7月28日に発表した今2022年3月期第1四半期(2021年4月〜6月期、1Q)業績が、V字回復して着地したことを見直して割安修正買いが再燃している。来年4月から実施される東証の市場再編で、同社株が最上位の「プライム市場」の上場基準に適合すると一次判定され上場申請を進めていることが、側面支援材料として見直されるだろう。

■CASE向け部材が続伸しODMビジネスも順調

 同社の今3月期1Q業績は、売り上げ450億3400万円(前年同期比13.5%増)、営業利益16億6500万円(同2.11倍)、経常利益16億500万円(同2.28倍)、純利益11億1800万円(同2.39)と大きく増収増益転換して、期初予想の今3月期通期予想業績に対する利益進捗率は、目安の25%をクリアした。世界的な自動車生産の回復や自動車のCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)の進展で自動車向け関連部材が続伸し、ODM(完成品)ビジネスでは、アフターマーケット向けにドライブレコーダーが好調持続となったことなどが寄与した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:19 | 注目銘柄
2021年07月18日

【注目銘柄】妙徳は2Q決算発表時の通期業績の上ぶれ期待を高め待ち伏せ買い一法

 妙徳<6265>(JQS)は、今年8月11日に今2021年12月期第2四半期(2021年1月〜6月期、2Q)累計決算の発表を予定し、その2Q累計業績を今年5月14日に上方修正し、12月期通期業績は期初予想の据え置きとしたが、2Q決算発表時に通期業績の上方修正もあるとも期待されており、割安修正買い再燃を待ち伏せするのも一考余地がありそうだ。来年1月1日には商号を現在の「妙徳」から「コンバム」へ変更を予定していることも、株価イメージの一新につながるとしてフォローの材料視されている。

■半導体装置、二次電池向けのロボット関連製品が続伸

 同社の今期2Q累計業績は、期初予想より売り上げが8900万円、営業利益が6000万円、経常利益が6500万円、純利益が4600万円それぞれ引き上げられ、売り上げ11億6900万円(前年同期比7.9%増)、営業利益1億8500万円(同11.8%増)、経常利益2億200万円(同27.2%増)、純利益1億3400万円(同12.3%増)と期初の減収減益予想が増収増益転換する。コロナ禍から経済活動が正常化に向かい、半導体装置や二次電池などの設備投資、関連メンテナンスの需要が増加、国内では物流業界や食品業界向けにロボット関連製品の新規展開を図っていることなどが寄与する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | 注目銘柄
2021年07月15日

【注目銘柄】大同工業は大幅続伸業績を見直し「ウイズ・コロナ」人気再燃を期待して続伸

 大同工業<6373>(東1)の、今2022年3月期業績は、営業利益が前期比2.01倍増益と大幅続伸が予想されているが、7月12日から東京都に4回目の緊急事態宣言が発出されたことから「三密」回避の交通手段として2輪車需要が高まる「ウイズ・コロナ」で同社業績の上ぶれが期待されるとして割安修正買いが増勢となている。14日取引時間終了後には、東京都の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が1149人と感染第4波ピークの今年5月8日の1121人を上回って拡大したことが明らかになった。同業他社のオリエンタルチエン工業<6380>(東2)と業務提携し産業機械用チェーンでの相互製品供給を進めることも、業容拡大につながるとしてフォローの材料視されている。

■「三密」回避の代替交通手段の2輪車需要が業績押し上げ

 同社の今2022年3月期業績は、売り上げ465億円(前期比9.5%増)、営業利益25億円(同2.01倍)、経常利益28億円(同93.4%増)、純利益17億円(同62.0%増)と大幅続伸が予想され、配当も、年間25円(前期実績15円)への大幅増配が予定されている。同社の業績は、前期に新型コロナウイルス感染症の影響で内外の2輪車、4輪車の完成車メーカーの生産停止・減産などがあり、水面下推移が続いたが、「三密」回避の代替交通手段の2・4輪車需要が高まったことも手伝い、第3四半期以降に完成車メーカー向け、補修市場向けの受注が回復したことで前期業績を上方修正しており、今期も経済活動の正常化から2・4輪車向け、産業機械向けのチェーン需要が順調に推移し、前期計上の海外子会社の固定資産減損損失、為替差損なども一巡することなどが要因となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:39 | 注目銘柄
2021年07月14日

【注目銘柄】北越コーポは連続最高純益更新を手掛かりに低位割安株買いが拡大し3連騰

 北越コーポレーション<3865>(東1)は、5月17日につけた年初来高値648円を視界に捉えた。今2022年3月期業績が、V字回復し純利益が前期に続き過去最高更新と予想されていることを見直し低位値ごろの割安株買いが増勢となった。新規事業の家庭紙事業に進出しRO膜支持体事業のグローバル生産体制の強化を進めることもポジティブに評価されている。

■前期は子会社売却益、今期は子会社固定資産売却益が上乗せ

 同社の今2022年3月期業績は、売り上げ2550億円(前期比14.6%増)、営業利益150億円(同8.81倍)、経常利益200億円(同2.05倍)と大きく増収増益転換し、純利益は170億円(同19.9%増)と続伸し前期の過去最高(141億7200万円)を連続更新すると予想されている。経済活動の正常化とともに内外の紙製品・パルプが持ち直し、主力の印刷・情報用紙の回復や海外子会社のパルプ事業の価格も回復することなどが要因となる。純利益は、前期は、日伯紙パルプ資源開発の株式売却益51億7500万円の上乗せで過去最高となり、今期は解散・清算した国内子会社の固定資産売却益約40億円の寄与で連続過去最高となる。配当は、年間14円(前期実績14円)を据え置く予定である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53 | 注目銘柄
2021年07月09日

【注目銘柄】ヤマハ発動機は続落も「ウイズ・コロナ」で業績上ぶれを期待し突っ込み買い一法

 ヤマハ発動機<7272>(東1)は、前日8日に41円安の2798円と4営業日続落して引けた。日経平均株価が、248円安と安値引けで急反落し、為替相場も、1ドル=110円割れの円高となったことが重なり、持ち高調整売りが増勢となった。ただ同社は、今年5月14日の今2021年12月期第1四半期(2021年1月〜3月期、1Q)決算発表時に早くも今12月期通期業績の上方修正を発表し、V字回復を鮮明化させており、足元では東京都に4回目の緊急事態宣言が発出されたことから、「ウイズ・コロナ」需要の上乗せで業績上ぶれも期待され、この突っ込み場面は逆張りも一法となりそうだ。テクニカル的にも、この4営業日続落で5月14日の業績上方修正時に開けた窓をほぼ埋める調整となっており、仕切り直しの割安修正買いの手掛かりとなりそうだ。

■見直し為替レートは1ドル=106円、1ユーロ=128円でなお円安恩恵

 同社の今12月期業績は、期初予想より売り上げを350億円、営業利益を200億円、経常利益を250億円、純利益を180億円それぞれ引き上げ、売り上げ1兆7350億円(前期比17.9%増)、営業利益1300億円(同59.2%増)、経常利益2500億円(同54.0%増)、純利益900億円(同69.6%増)と大幅増収増益転換した。新型コロナウイルス感染症の収束、経済活動の正常化に伴う景気の持ち直しで、欧米市場で2輪車の販売が好調に推移、国内でも「三密」回避のオートバイ需要が高まり、米国市場ではマリン事業も売り上げを伸ばしたことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:07 | 注目銘柄
2021年07月08日

【注目銘柄】鈴木は年初来安値も業績上方修正・連続最高純益を見直し悪目買い一考余地

 鈴木<6785>(東1)は、年初来安値では下値抵抗力をみせ、一時戻りを試す場面もあったが、日経平均株価が、急反落したことから改めて持ち高調整の売り物が再燃した。このため同社が、目下集計中の2021年6月期業績を今年5月13日に上方修正し、連続して過去最高純利益更新をすることを見直し悪目買いも一考余地がありそうだ。次期2022年6月期業績は、設備投資負担で伸び悩みが観測されているが、リチウム電池用部品の新生産ラインや医療器具の新工場の稼働開始が予定されており、今年8月に予定されている6月期決算発表時の業績ガイダンスへの期待も高めよう。

■スマホ部品、自動車部品が好調に推移し医療機器も堅調

 同社の2021年6月期業績は、昨年11月の開示予想より売り上げを22億4300万円、営業利益を8億9600万円、経常利益を10億7700万円、純利益を5億8100万円それぞれ引き上げ、売り上げ323億2100万円(前期比14.9%増)、営業利益28億3600万円(同63.5%増)、経常利益31億円(同2.10倍)、純利益18億7500万円(同51.6%増)と見込み、経常利益がV字回復するとともに、純利益は、有価証券売却益の寄与で過去最高となった前期業績を大きく上回り連続過去最高となった。主力の部品事業で、スマートホン向け部品や自動車向け部品が好調に推移し、機械器具事業でも半導体関連製品、医療機器などが堅調に推移したことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:52 | 注目銘柄
2021年07月07日

【注目銘柄】信越ポリマーは小反落も1Q決算発表を先取り業績期待で押し目買い妙味

 信越ポリマー<7970>(東1)は、直近安値993円からリバウンドし6月7日につけた年初来高値1104円に肉薄しており、目先の利益を確定する売り物に押された。ただ同社株は、今年7月26日に今2022年3月期第1四半期(2021年3月〜6月期、1Q)決算の発表を予定しており、期初に未定としていた今期業績と配当の開示があると先取りして割安株買いが再燃する可能性もあり、押し目買いも一法となりそうだ。包装フィルムや半導体ウェハー搬送用容器などの値上げが伝えられていることも、業績期待を高めている。

■包装用フィルムや半導体ウェハー容器の値上げが業績上乗せ

 同社の業績は、前2021年3月期業績が昨年10月の開示時の予想を上ぶれ売り上げ759億400万円(前期比4.2%減)、営業利益72億1700万円(同6.9%減)、経常利益70億2100万円(同13.3%減)、純利益45億3600万円(同27.9%減)と連続減収益率を縮めて着地した。ただ単独決算では、上ぶれ着地がさらに顕著で純利益は、31億9100万円予想が38億8200万円(同21.7%増)に引き上げられ増益転換した。300mmウェハー容器や新規事業品の導電性ポリマーが、スマートホン部品用途や自動車電子部品用途向けに売り上げを伸ばしたことがなど要因となった。配当は、創業60周年の記念配当2円を上乗せし年間20円(前々期実績18円)に増配した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:38 | 注目銘柄
2021年07月06日

【注目銘柄】グローブライドは上場来高値を更新、連続最高純益を買い直し割安修正

 グローブライド<7990>(東1)は、今2022年3月期の純利益が、連続して過去最高更新と予想され、配当も、連続増配が予定されていることを手掛かりに新型コロナウイルス感染症関連の割安株買いが増勢となっている。7月11日を期限となる東京都など7都府県に発令されている「まん延防止等重点措置」が、延長されるか解除されるか不透明なことも、同社の主力製品が、「ウイズ・コロナ」でも「アフター・コロナ」でも、「三密」回避の需要を強めることも買い材料視されている。

■三密回避で「ウイズ・コロナ」、「アフター・コロナ」の両需要を享受

 同社の業績は、前2021年3月期第2四半期(2020年4月〜9月期、2Q)以降に様変わりに好転した。国内トップの釣り具が、「三密」を回避するアウトドアスポーツとして国内外で見直され需要が急増したことが要因で、前期業績は、2Q累計業績を含めて3回も上方修正され、前3月期通期純利益は、最終的に今年2月の再上方修正値を上ぶれ47億9700万円(前々期比4.27倍)とV字回復した。前々期に計上した子会社の固定資産とのれんの減損損失11億2300万円が一巡したことも寄与した。配当は、期初予想の65円を70円(前々期実績65円)に増配した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:11 | 注目銘柄
2021年06月16日

【注目銘柄】アルペンは15年ぶりの最高純益更新を手掛かりに下値妙味

 アルペン<3028>(東1)は15日の寄り付き直後に2980円と買われ、連日の年初来高値更新となったが、大引けでは21円安の2943円と7営業日ぶりに反落した。この7営業日間に株価が300円超急伸しており、目先の利益を確定する売り物が出た。

 ただ同社が、今年5月6日に開示した今2021年6月期第3四半期(2020年6月〜2021年3月期、3Q)決算は、V字回復して着地し、今6月期通期予想業績に対して高利益進捗率を示し、この通期純利益が、15年ぶりに過去最高を更新することを手掛かりに、「ウイズ・コロナ」、「アフター・コロナ」関連の割安修正買いが再燃する展開も想定される。株式需給的にも、足元の最高値追いとともに強弱感が対立し、信用売り残・買い残とも拡大、株不足で逆日歩のつく好取組となっており、売り方の買い戻し思惑も高まっている。

■密回避のゴルフ・キャンプ用品が寄与して通期業績は上方修正

 同社の今6月期3Q業績は、売り上げ1715億7000万円(前年同期比2.5%増)、営業利益115億3500万円(同6.42倍)、経常利益127億8100万円(同4.12倍)、純利益83億3500万円(前年同期は4億1100万円の赤字)とV字回復し、今6月期通期予想業績対比の利益進捗率は、営業利益で85%超、経常利益で86%超、純利益に至っては98%超と目安の75%を大きくオーバーした。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大のなか密回避のスポーツ、レジャーとしてゴルフ、キャンプの人気が高まり、ゴルフ用品、キャンプ用品が好調に推移したことが要因となった。なお純利益は、前期に店舗施設などの減損損失12億1700万円を計上しており、この一巡が高進捗率要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 注目銘柄
2021年06月11日

【注目銘柄】ノーリツは8期ぶり最高純益更新が支援し中間配当の権利取り妙味

■インカム・ゲインの値幅効果とキャピタル・ゲインにも期待

 ノーリツ<5943>(東1)は、前日10日に4円安の1841円と5営業日続落して引けた。同社は、今年5月24日にマドを開けて年初来高値2024円まで300円超急伸しており、目先の利益を確定する売り物が続いた。ただこの日の安値1819円は下ヒゲでつけ、大引けでは25日移動平均線までほぼ戻しており、下値には今2021年12月期の中間配当の権利を取る買い物が交錯した。同社は、今2021年12月期業績の上方修正と大幅な連続増配を発表しており、純利益が8期ぶりに過去最高を更新すると見込まれていることが、インカム・ゲインのほか値幅効果のキャピタル・ゲインも期待できると評価されている。

■株主還元方針の変更に業績上方修正がオンし年間83円に大幅増配

 同社は、今期期初に株主還元方針の変更を発表し、配当金を従来の総還元性向50%から連結配当性向50%か連結純資産配当率2%のうち高い額とすることを決定した。この変更に従い今期配当を64円(前期は創立70周年記念配当3円を含めて35円)と連続増配を予想したが、今年5月17日の今期業績の上方修正ではさらに19円上乗せして年間83円とした。この年回配当の利回り4.50%は、6月期・12月期決算会社の配当利回りランキングでは第6位に位置し、東証第1部全銘柄順位でもトップ81位にランクインする。なお中間配当は、32円を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:33 | 注目銘柄